カテゴリー「08.レビューらしき」の記事

「少女」のいやらしさ

「イヤミス」の語を、ご存じですか。

いやらしいミステリー、
つまり、不快感を喚起するミステリー。

後味のわるい作品を指すんだそうです。


そして「イヤミスの女王」なる
称号をもつのが、湊かなえ氏。

彼女の小説は好みの部類なので
『告白』、『贖罪』、『花の鎖』、『Nのために』、
『夜行観覧車』、『白ゆき姫殺人事件』、『サファイア』
と、つぎつぎに読んできたのですが

読もう読もうとおもいながらも、期待が高まりすぎ、
畏れ多くて読まずにいるのが、これ。『少女』

わたしが期待しすぎている理由は
我が彼女あきらさんが言い当てていますので、引用します。



あ「ぜったい百合だよね」



そう、それ。



あ「というわけで、借りよう」



百合感にときめきすぎて
手が出せなかったわたしの葛藤を、突き破るあきらさん。
映画化された「少女」のビデオを、借りてくれました。


Girls


※ネタばれなしのつもり。感想記です。

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女と服の闘い

こんばんは、圭です。

だいぶ前にレビュー記事を書いた『13月のゆうれい』は、
わたしの肌に合った、 共感しながら読めるまんがでした。

絵も線がシンプルで見やすく、好きだったので、
本屋で見つけて、あ、同じ作者!

買ってきました、『あたらしいひふ』


裏表紙によれば、
「女と服」の関係を群像劇で描いた作品だそうな。

帯には
「人が見た目じゃなかったら、私はこんな悩まない」
と書かれています。

悩んでいるわけではないと
言い張っておきますが、
おしゃれとは万年無縁のわたくしは
こういう題材、けっこう好き。


※未読の方向けに書きますが、念のため分けます。

 

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偏向で分化的な書体入門

こんばんは、圭です。

1日に2回も3回もまちがえました、
今日は金曜日。



「あたしたちは、土・日・月の三連休に慣れすぎてしまった」



と、あきらさんが言います。
そのとおりだ、三連休の初日は土曜日だと、おもっている。
祝日は今日だってこと、忘れている。

忘れてはいたけれど、祝日の趣旨は、文化の日なので。

レズものろけも関係なく、趣味本の記事を。

「レズものろけも関係ない趣味本」については
前にも書いたことがあるのですが、
これは、同じ著者の別の本です。
   

正木 香子 『本を読む人のための書体入門』

 

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たとえ不倫にならぬとしても

こんばんは、圭です。

おすすめの百合まんが、なにかない?
と訊かれたとき、
おすすめと言うほどではないが、
最近読んだから、という理由で挙げてみたところ、

 

「男ありきのやつは、苦手」



と、レズ友だちにばっさり切られたこのまんが。

推薦記事というよりも、読んだ記録として
書いておこうとおもうよ。


tMnR 『たとえとどかぬ糸だとしても』


※ネタばれを避ける努力をしていないので、念のため分けます。

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散りゆくセクマイ

こんばんは、圭です。

百合まんがを
レズ小説を
ときどき読んで、記録しているこのブログ。

ネタにするのは
本屋でたまたま見かけたら、表紙やポップで中身が知れたものだったり、
発売前から「それが理由で」話題になっている作品だったり、
「ガールズラブ小説まとめ」に載っていたからこそ読んだものだったり。

ほとんどの場合、
わたしはみがまえて読んでいます。
言い換えれば、期待して読んでいます。


でも、これは、そうではなかった。
セクシャルマイノリティが登場するとは知らずに読み、
「登場するから」ではなく、作品が好きになって、
以来、読むたび泣いてしまう。

なんども読んでいるのに
じつはそのつどあちこちの図書館から借りている
この本を、きのう、ようやく買ってきました。
 

セクシャルマイノリティは出てくるけれど、主軸ではない。

作中で重要なポジションにあることは間違いないけれど
『マンゴスチンの恋人』 のような「セクマイ小説」
ではない次元に、キャラクターとして、ただ存在している。

そういう作品に触れたい方へ。

ベストセラーになったので、既読の方も多いかもしれません。


西 加奈子 『さくら』

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レズと亜人ちゃんを語りたい

ほんとうは
アニメが放送されているときに
書きたかったのです。

記事にしそびれたまま
放送が終わってしまった、この作品。
 
 
『亜人ちゃんは語りたい』
 
 
原作まんがは続いているので
まんがが苦手でなければ
アニメが苦手でなければ
ぜひ、触れてみていただきたい。


「亜人」が出てくるのでファンタジー感はありつつ、
舞台は現代日本の一般的な高校です。

「亜人」とは、雪女や吸血鬼といった、
伝承に出てくるような性質をもつ「人」たち。

彼らは社会的にマイノリティだけれど
作中において、その存在はきちんと認識されています。

吸血鬼には国から血液パックが支給されたりして、
つまり少数者のための福祉がある世界観。

しかし 
認識されているからと言って
福祉があるからと言って
必ずしもマイノリティの生きづらさが
解消されるわけではなく

亜人の女子高生や教員たちの日々の諸問題について
亜人ではないが亜人の性質に学術的興味をもつ先生が
いっしょに悩んだり学んだりする、そういう作品です。


いかにも
セクシャルマイノリティ事情と親和性がありそうでしょう。

「亜人(あじん)」なんてダサいダサい、
「亜人(デミ)」って言うの!

とウインクする当事者の女子高生を見ながら、脳内を駆けめぐる単語集よ。
レズじゃなくて、ビアン。LGBT。Qも入れなくちゃ。
なにが配慮で、なにが過剰で、なにがなんなんだろう。

アニメのエンディングには虹色のクレヨンが登場していて、
まさに多様性の受容を扱っているのだなあ、とおもった次第です。


相手を凍らせてしまったらどうしよう、と
うまく友だちがつくれない雪女。

ひとを痴漢の加害者にしてしまわないように
気をつかって満員電車には乗らない、
催淫能力のあるサキュバス。

並みのひとよりはるかに鼻がきくけど
臆せずレバニラをばくばく食べる吸血鬼。


この
レバニラを食べる吸血鬼。

彼女に言及する先生のことばを
わたしは多くのマイノリティに読んでほしいとおもっています。


社会がじぶんに貼りつけるラベル、
「男」とか「女」とか、あるいは「レズ」とか、
そういう組み分けに抵抗があるひとには、特に。

マイノリティと自覚すればするほど
息苦しさを覚えるひとには、特に。

悩みある者たちに寄り添うことを
仕事としているひとには、特に。


「個性とは、性質を踏まえてどう生きるか、だ」


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パートナーシップは百合の香り

男女ペアが主軸にあることだし、と
大して深い関心を寄せていなかった夏アニメ。

ここへ来て、まさかの百合展開です。

知っていますか、「ボールルームへようこそ」
テーマは題名のとおり、社交ダンス。


好きなもの、得意なもの、
特に「なにもない」男子が、
カツアゲされていたところを
助けてくれた人の縁で
社交ダンスと出会い、魅せられ、
周囲と切磋琢磨しながら
青春していく


 
という作品です。

身もふたもない紹介だけれど、わざとです。
わたし自身が、正直なところ、期待していなかったのだから。

期待というのは、
良作か、駄作か。という話ではなくて、
単に、じぶんの好みに当たるかどうか。という話ね。念のため。


我が彼女あきらさんは、けっこうこのアニメが好きで
じっくり視聴していたので、わたしはそれを横目でちらちら。


あ、「明」ってキャラが出てきたね。
あなたと名前が同じだね。

お、明ちゃん、ショートヘアで巨乳だね。
あなたと諸元が同じだね。

なんて、彼女をつつきながら見ていたら。

え、いま、なんて。
待って、なんて言った、元パートナー?


Br
   明       千夏           主人公


千夏ちゃんが、元パートナー!
中学まで、ダンスでカップルを組んでいた、パートナー!

「ダンスをやりたい子ども」は比較的女子が多いので、
「男役」をやる女児もいるのだと、そういうことだそうな。

で。

明と千夏、このあとの空気がひじょうに険悪。
どうも「方向性の違いで別れた」ようです。

うほっ 百合の香り。


千夏を見下すような目で、明は言います。
 
「私がいま組んでるひと、千夏より下手っぴ、よ」

Br2

ことばは褒めてるけど。
顔が褒めてない。


 
「千夏、まじでリードうまかったし」



リードうまかった。リードうまかった。

なんのリード!?

百合好きでなくても、突っ込むところである。


さらにこのあと
それぞれ別の男性とカップル登録をして
同じ大会に出場した明と千夏。

試合中、踊る千夏を見つめる
明のモノローグが、これだ。



「ねえ、千夏。別れた相手への最高の当てつけって、いまの相手と幸せになることじゃない?」



はい決定ー。百合きたー。拍手ー

毒ある百合の熱闘がたのしめそうなので
もう、もう、ここから先は、ちら見なんて言っていられない。

おとなしく踊らされてくるよ!


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百合CMの美しい波

こんばんは、圭です。
 
化粧品には疎いのですけれど
このCM動画で眠気がふっとんだ。
 
ちょっと奥さま、ごらんになりました?
ラブライナーという名称の、アイライナーの宣伝です。

女性が2人、ほほ寄せ合って笑っとるという、
まあそれだけっちゃだけなんですが。
 
どっからどう見ても百合。
 
モデルさんの選択に、意図を感じざるを得ない。
なんなんだ、この配役の雰囲気は。ふたりの距離感は。

キャッチコピー「カワイイ目線で生きていく」がまた、ね。
おたがいがおたがいを「かわいい」と褒め合うってことか。百合ばんざい!
 
マクドナルドのバイト募集アニメも百合だし、
「風が強く吹いている」のだなあ。いいぞもっとやれ!
 
あとね。
最近よくCMが流れている、欅.坂.の新曲。
女の子がたくさん、パンツスーツで、いい。
センターの子のショートヘア、かわいい。
いやなにこれはべつに百合だとはごほんごほん


ぜんぜん関係ないけれど
わたしはラブライバーではありません。

デレステが好きです。
あんきら、アーニャちゃん、楓さん、そして新田美波が好きです。


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君の名を知ったレズ

こんばんは、圭です。
 
流行しているものには
基本的に飛びつかないようにしています。

本日ようやく
昨年大ヒットした「君の名は。」を
DVD鑑賞しました。

ブームは去ったし、
そのままスルーしてもよかったのだけれど
友人の一言「あれは潜.在.的.に.百合」に釣られて。


んで、感想を書くよ!
 

ぜひ観てね、というような
今さら未見の方向けの作品紹介ではありません。

「つまらなかった」派が、おもったことを
つらつらメモしたものなので
続きを読むか否かは、お好みに合わせてどうぞ。


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あくまで百合ですから

こんばんは、圭です。

世の百合好きは
釣られてくれますか。


「火花を散らす美女ふたり 天使と悪魔のサバイバルゲーム!!」


という宣伝文句に。

うーむ、釣られてくれなそう。

すこし情報を補ってみよう、という試みです。

いかがでしょう、『エニデヴィ』。


※未読の方向けですが、念のためたたみます。

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