カテゴリー「07.あきらと出歩く」の記事

ベルサイユ外のばら

こんばんは、圭です。

あきらさんと、ばら園に行ってきました。
栃木県は真岡市にある井頭公園のばら園。
まちがっても、吉祥寺の井の頭公園ではありませんぞ。

ばらの品種はよくわからないので、おそるおそる公園に足を踏み入れたのですが、入るなり目に映った文字「ベルサイユのばら」
かの名作の登場人物の名が、そのままばらの品種名になっているのですね。
わーい、ここから見よう。

「フェルゼン」はソフトな紫色のばら。
あきらさんは「紫のばらのひと! 紫のばらのひと!」とはしゃいでいます。
それは、ガラスの仮面だよね? 読んだことないけど。

「マリー・アントワネット」は、赤のようなピンクのような、李色の大ぶりなばら。
たまたま一輪しか咲いていなくて、ああ、首が落ちるのも間もなくかしら。

「ロザリー」は、八重桜のように花弁が何重にもひらひらした、ピンク色のばら。
フランス娘のスカートとエプロンを彷彿とさせます。

「アンドレ」は旭日のような黄色のばら。
「オスカル」はきりっと真っ白なばら。
「ベルサイユのばら」は、黒々とした真紅のばらでした。

これらは同じ花壇に固めて植えてあったのに、「マリア・テレジア」だけは園内のぐっと対角線上に。
つまり、こちらはフランス、あちらはオーストリアなのでしょう。


これはベルサイユシリーズではなかったとおもうが
写真もすこし撮りました。暑かったな。

Rose1_2 Rose3

Rose2 Rose4


「メルヘン・ケーニギン」を見れば、12月中ごろに発売されても卒論を書き上げるまでがまんして聴かなかったCD「Märchen」を思い出し。

「ローラ」を見れば、
あきらさんは「秀樹亡くなったよね秀樹!」
わたしは「インガルス・ワイルダー!」


おもった以上にたのしめました。
あたまのなかまで、花畑。


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熊本の手引き vol.5

仕事から帰ってきたら、台所から何やらエキゾチックな香り。

鍋で煮えているのは、ドマテスチョルバスだね?
小麦粉とすりおろしたトマトをバターで炒め、スープストックでのばしたトルコのトマトスープ。
そして、俎にひろげられている、大きなひらたいパンは、我が彼女あきらさんが酵母を育ててていねいに焼いた自家製パンです。
生玉ねぎのスライスと、ちぎったレタスが、ボウルに用意されています。

あなたが焼こうとしているのは、それは、鯖!



あ「夕飯に、サバサンドを作るよ」



トルコ旅行のガイドブックには、必ず載っているB級グルメ。
なつかしい、エミノニュの船着き場で、食べたね。


サンドイッチにはたっぷり塩レモンをかけていただきました。
Turkiye


この記事へリンクを引くために、掘り返すトルコ旅行記。
実際に旅行してから、ブログに書き終えるまで、2年以上かかったんだった。

はりきればはりきるほど、話がさきへ進むまえに日常ネタが降り積もり、完結が遠のく。
これは旅行記の宿命でありましょう。
いやさ、てきぱき仕上げていくひとたちがいることは知っているのだけれど。

さて、これがいつの旅行のはなしなのか、見てすぐわかったひとは、長年お読みくださりまことにありがとうございます。
書き上がるまではまだもうすこしかかりそうな、熊本旅行記。

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連なる世界の差し引きプラス

こんばんは、圭です。

上野の国立科学博物館でやっている特別展「人体 -神秘への挑戦-」を観に行かないか、とあきらさんを誘ったところ。

「神田に、圭さんを連れていきたい雑貨屋がある」

と、彼女は言いました。

ん、神田?
神田と言えば、カレーの激戦区だと聞きます。
学生時代、神保町の古本屋にはときどき行っていたのに、カレーはぜんぜん食べなかった失態。今こそ、小高いカレー、食べてしまいますか。

「古書店街の方面にも行くなら、圭さんと三省堂を見たい」

と、彼女は言いました。

ようし、ぜんぶやろう。
で、東京日帰りデートです。



結末を書くね。

カレー、あきらさんの口に合わなかった。
コーヒーを飲みに入ったカフェのケーキ、おいしくなかった。
人体展、期待しすぎていた。生物の教科書の拡大コピーをただ見ているようで、「へえ!」というおどろき、もっとほしかった。

でも、連れていってもらった雑貨屋は、狭いながら品数豊富で、わあ、オーナメント買おう。
三省堂、1階に雑貨スペースがあるのね! 豆本だけでも見飽きないね。
ケーキはおいしくなかったけれど、コーヒーは酸味も香りもこころに残って。
博物館では、小さな企画展「沖縄の旧石器時代が熱い!」がなるほど熱い。



良いことばかりじゃないけれど
悪いことばかりでもない




差し引きぜろ、かな。

家に帰ると、あきらさんから一言。
   
「総じて、たのしかった」



圭さんと、あーだこーだ言いながら、同じ家に帰ってくるって、それだけでたのしいよね。









はい、差し引きプラス、いただきました。


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第2弾喰ってゆけます

東京プライドフェスティバルに行く。
ということは、上京する。
ということです。

つまり、東京都内の店ばかりを取り上げた、よしながふみの殿堂入りグルメまんが『愛がなくても喰ってゆけます。』の現地へ、ふらりと足を伸ばせるって寸法よ。

で、実行してきました、喰ってゆけますツアー第2弾。
第1弾は3年も前、池袋の中華料理食べ放題でした。
今回は、まんがの巻頭をかざった中野のイタリアン、トラットリア・イル・プリモへ。

「あきらさん、まだ行ったことなかったっしょ、連れてったげるよ」

作中のせりふを真似し、揚々と向かいます。なにさま。

もうね、こちらまんがを繰り返し読みすぎておりますから。
行きつけでもなんでもないというのに、魚介のサラダバジリコ風味を頼みながら、口から出るでるよしなが節。

「さーこの緑色のソースがうまいのよ!見た目を裏切る味がするから!」

Ilprimo1


我が彼女あきらさんは
「いばんなっつーの、お前の手柄じゃねえだろ別に!」

と、正しくせりふで返してくれます。だいすき。

このソースには、いや参った。
もう、つまらなくていい、ありきたりでいい、感想、うまい。
どぼどぼかかっているのに、濃すぎず。
酸味は酸味でしっかりあるのに、飲める。
ラーメンのスープのような中毒性があります。


うにのスパゲティ
Ilprimo2

これ、採算、だいじょうぶ?


仔羊のロースト
Ilprimo3

肉は3本。ふたりけんかせずに分けました。


写真を撮る前に、胃袋からの急襲を受けて絶命したパスタが、あともう一品あります。
べ、べつにそんなところまでよしながふみの真似をしているわけではありませんからね!

デザートは選べる五種盛りを。
どれも一人前が巨大なので、ちょっとずついろいろつまもうとおもったら、巨大なままいろいろ出てきよった。おそるべし、イル・プリモ。
甘党のあきらさんが、元気よく あきら:圭 = 4:1 くらいに切り分けてくれました。

ティラミスが特に好きだったなあ!
チョコチャンクがごろごろ入っていて、独特で。忘れがたき味。


ところで、中野と言えば、同性パートナーシップ制度を導入するのだと、ニュースになりたてほやほやですね。
忘れがたき外食デートに、忘れがたき中野の転換期であったことだよ。


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春の呪いと祈り

書きかけた記事が、アップロード間際に消えたあと
しばらくブログを書きたくない!と、拗ねた記事を投稿すると、それを見た我が彼女あきらさんは言いました。



「うーん、なんていい記事だ。書こうとして消えちゃった記事よりも、きっといい記事だよ」



それは。
どうして?



「いかにもブログって感じだから。まさにいま起こった出来事が、日記みたいで」



ああ、ブログはウェブログ。
日誌のことでありました。

今日のことは、日誌に1ページを残しておきましょう。


 
もう10年以上前になりますが、実家で飼っていた犬は、3月に彼岸へ渡りました。

あきらさんが子どものころ飼っていた犬も、猫も、旅立ったのは春だったそうです。

「3月11日は、どれほどのひとの命日なんだろうね」と、あきらさん。

今日この3月に、またひとり見送って、これは、春の呪い。
さくらの花からは死のにおいがすると、言い続けているせいかもしれません。



あなたが
だれよりも先に逝ってしまわれたのは
じぶんが後に遺されるさびしさを味わわないですむように。
だったのではないかと、おもうことにします。

あなたは
後に我々を遺していくほうを選んだのだと
そのほうが心穏やかでしあわせだったのだと
おもうことにします。


あきらさんとわたしとのつきあいを
「幸せが二人にあること、祈ってます」と応援してくださって、ありがとうございました。

「娘が増えた」と喜んでくださって、ありがとうございました。
親族席でお見送りできなくて、ごめんなさい。

お会いすれば大ごちそうを、ありがとうございました。
あきらさんの作る竜田揚げは、あなたの味だと聞いています。

なによりも
この世に
あきらさんという存在を送り出してくださったこと
感謝し尽くすことができません。

御命日には、慎んで鳩サブレーをお届けしますね。


旅路の明るからんことを
眠りの安らかならんことを

あきらさんのおかあさんへ。


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ジェットコースター大阪

こんばんは、圭です。

年末の記事にちょろっと書いたとおり、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにはじめて行きましたよってんで、大阪行楽の記録を。

旅行記はいつも長篇化してしまうんだが、
ほかにも書きたいことがたまっているので、今回は駆け足。
ジェットコースター式で参ります。


そうだ、先に脱線しておくけれど、
USJのジェットコースターと言ったら
「ザ・フライング・ダイナソー」というのが大人気だそうです。

翼竜プテラノドンに背中をつかまれ、空を飛ぶというのがコンセプトだけあって、
足はぶらぶら浮いた状態、ちょうど背もたれが地面と水平になるぐあいにイスが吊られ、あたまから突っ込んで疾走する恐怖のコースター。

わたしは絶叫系アトラクションの浮遊感が苦手なので
当初は乗らないつもりだったのだけれど、
「浮遊感はあまりない」「苦手なひとでも乗れた」とのクチコミを信じ、
何の因果か乗ってしまいました。でも、信じてだいじょうぶだった。

・富士急ハイランドではすべてのアトラクションで荷物持ち&カメラ係を買って出た。
・タワー・オブ・テラーはたった一度だけ乗ったものの、もう決して乗らない。
・ハリウッドドリームには足がすくんで乗れない。
わたしでも、これはまた乗りたいとおもえたので、
まだ見ぬ同類へ、こうしてメモを残します。
 

さて。

ショーを観て。
Waterworld


これはハリー・ポッターエリア。
Castle


魔法の杖も調子に乗って買った。
Wand


映画に出てきたバタービール。甘い。
Butterbier


次の日は粉もん食べ歩き。
Wanaka


あきらさんが等分アプリできれいにカット。
Onethird


まだ食べる。
K


これだけ食べまくっておきながら、
大阪府民おすすめのお店は未踏。

また行かないとね。

体重は年末年始で3kg増えちまったけれど、充実した休暇だったわ。


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我らの優雅な秘密

こんばんは、圭です。

ここしばらく
寒すぎてブログが書けなかったよ。
こたつにもぐりっぱなしになるものだから、
机まで這っていくのが、もう拷問。無理。

今日は、老いつつある愛兎が
「寒さは骨身に沁みるんじゃ、早よストーブつけんかい」
という眼でにらみつけてきたので
昼間からストーブを焚いており。

これなら。
ブログ、書ける!


で、すこし前の話なんだけれど。
あきらさんと、久しぶりに美術館に行ってきました。

めあては、エドワード・ゴーリーの企画展。

名前でぴんとこなくとも、
彼の絵本を見たことがあるひとは多いでしょう。

ちょっとばかし不気味だけれどうっとり惹きこまれる、精密なモノクロ挿画と、
「ありきたり」から遠く離れ、厳選されたことばが躍動するリズミカルなテキスト。

絵本だからと言って、ほのぼのである必要性はないのだなあ!

実際に起きた誘拐殺人事件をモチーフにしたもの。
ABC順にひたすら子どもが死んでいくもの。
裕福だった少女の人生の転落。

「世界一残酷で不条理な絵本作家」とも呼ばれているそうです。だいすき。


「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」と題された企画展には、
修正のあとも生々しい原画がずいぶんありました。
ポスターも、ミニアニメも、
本人が使っていたノートも、各国語版の絵本も。
よく集めたもんだ。よく借りられたもんだ。
この片田舎で開催してくれた、それがまた嬉しいことです。

中野京子氏の「怖い絵」展もそそられるけれど、上野だもんね。
いや、上野、行ける距離だけどね。


展示を見たあとは、
併設のフレンチレストランで
1,500円という豪華なお昼を食べちゃったりなんかして。

企画展に合わせたメニューが出るというので
頼んでみたところ、ソースのうつくしく黒ずんだペンネが提供されます。

うっ、とかまえるジビエ臭。
しかし病みつきになる、この濃厚さ。
 
ゴーリー、なるほど。

 
冬の太陽をやわらかく浴びて、
落ち葉の絨毯とアートに囲まれて、
すごい、すごい。
デートっぽいね!



あ「デートですよ?」



うちへは、手をつないで帰りました。


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熊本の手引き vol.4

こんばんは、圭です。

我が彼女あきらさんが
「圭さん、ほら、圭さん」
と連呼するので

はいはい、なんでしょう?

と笑顔で振り向いたら
テレビで皇室特番がやっていました。

プリンセスの婚約者のほうかよ。


さて、なんの脈絡なく熊本旅行記の続きをば。

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熊本の手引き vol.3

熊本旅行記の続き。

思い出せるうちに、書いていきます。
時節の狂いに驚くなかれ、去年の冬の話です。

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熊本の手引き vol.2

10月はブログを書こうという気もちが高まって
気づけばほとんど毎日、更新しています。

書こうとおもっていながら
書かずにきてしまった話を
ひとつ、またひとつ、消化。

ネタ帳の底が見えてきたところで、
そうそう、これがありました。


去年の冬の、熊本旅行


彼女とのふたり旅行ではなく、
現地の友人T氏と合流しての3人旅だったので、レズ成分はひかえめに。

書き始めたところで、ブログ放置期に突入してしまったのでした。

もうあと何年かしたら
記録しておかなかったことを
きっと後悔する。

気がするので、今さらだけれど記憶の限りメモ書きします。

さかのぼること10ヶ月。クリスマスの3連休のことです。

 

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