カテゴリー「06.セクマイばなし」の記事

裏切りではないと知っている

こんばんは、圭です。

あきらさんが
誕生日を祝って
ディズニーデートを企画してくれました。

誕生日の当日に。
泊まりがけで。

園内の装飾は、ちょうどクリスマス。
宿泊先は、公式ホテル。


ファンの多い遊園地ですから
このプランに「いいね!」ボタンを押すレズは
それなりにいることでしょう。


が。
ここにひとつ、問題がござる。

「誕生日」を迎えたのは、わたしではない。
ということであります。


ディズニー大好きな友人のため、
我が彼女が計画を立て、
ふたりで出かけていったのでした。

わたしは見送り。留守番。


カップルによっては
きっと険悪になる案件ですね!

わたしも、拗ねなかったとは言わない。
彼女との時間を、たっぷり2日もとれる友人、うらやましい。

ふだんじぶんが
彼女の時間を優先配分してもらっていることは
既得権として棚に上げ、
いいなあああああ と部屋じゅうを転がったよね。


でも、その感情は、嫉妬ではなかった。

じぶんがどういう相手にやきもちを焼くのか
そう言えば分析したことがありました。

我ながら、あれはじぶんをよく理解した定義だったな。


相手がフリーのレズで、
あきらさんのような中性的なひとがタイプ…
なのであれば、ディズニーなんて却下です、却下。

束縛だと言われようとも! 阻止!


今回は
そういう相手ではなかったので
わたしも気もちよく彼女を送り出せたし
そもそも彼女も、わたしに遠慮する必要がありませんでした。

「浮気の定義」というと話が飛躍しすぎではあるけれど
アウトとセーフの境目は、共有してあるとらくちんよね。


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問題はアウティングではない

こんばんは、圭です。

「アウティング」ということばについて
おもうところを書いてから
まだ幾日も経ちませんが、
ここで、業界を騒がせるニュースが
飛び込んできましたね。
俳優・成宮寛貴氏の引退と
その原因と、それに関する報道。

んで、例えば報道の在り方については、
だいぶあちこちで怒りの声が上がっているので、
ここでは書かないことにして。
 
わたしは、この件に関して一部の方がつかっている、
ある表現がこわい。という話を。


もう最初から言ってしまうけれど、
このニュースと、「アウティング、ダメ、ゼッタイ」をセットで語ること。
これが、わたしは、こわいのです。


※ちょっとテンションが高いので、分けます。

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「アウティングと言う」暴力

こんばんは、圭です。

経年の宿題であったトルコ旅行記を
昨日、書きあげました。

年内に完結させたかったので、
なんとか、達成。


さて。
この「年内に完結」を優先して
これまで書かずにいた想いを
今こそ、記事にしてしまおう。

今年の夏の、ニュース。
一橋大学法科大学院の、事件です。


※反感をもつ方が想定されるので、分けます。長いです。

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通常営業レズウエディング

こんばんは、圭です。
 
ご記憶でしょうか。
 
我々カップルが、かつて、「フォトウエディングをしようとおもう
と言っていたことを。
 
「2年以内くらいに」と勢いよく書いていたその記事、
約3年前のものです。

いまだに実現していない「結婚」。
それは、だがしかし、結婚を夢ものがたりで終わらせるつもりでいたから
ではないのだということを、永らく読んでくだすっている方は、ご存じでありましょう。
 
我が彼女、あきらさんの有言実行を侮ってはいけません。
遠回りする理由が、明確に発生しているだけ。

 
理由の1は、トルコ旅行。
ちょうどふたりの休みが合わせられるめずらしいタイミングを見つけ、
えいやっと貯金を流用して海を渡ることを優先しました。

フォトウエディング?
数年、後回しになったって、よかろうもん。

理由の2は、歯列矯正。
これこそ壮大な、ウエディングの準備です。

せっかくなら、写真うつりを
すこしでもよくしたいというね、見栄がね。
 
 
そんな折に、あきらさんがこんなお誘いをしてきました。


※分けます。

 

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28歳児が子どもをもつ

こんばんは、圭です。

昨日の記事で「子どもが嫌い」と書いたところなので
ついでだ、子どもをもつことについても書いておこう。

まず。

我が彼女あきらさんは子どもずき。
わたしは子どもぎらい。

です。

つけ加えて言えば、
 
彼女は、「いつかじぶんは子を産み育てるのだろう」と
それこそ自身が子どものころから疑わずに育ち。

わたしは、女性を好きになる前から、小学生のころにはもう、
「大人になっても子どもは産まない」と認識し、
あまりにも自然に、じぶんが産める性に属することを忘れた。


かようにギャップのあるふたりが、カップルとして共に生きています。

ヘテロカップルが無計画だというつもりはありませんが、
我々がなにも考えずにただセックスしていても
「あら、できちゃった」ということが起こりえない以上、
「どうしたい?」という話は、しておいても損はないよね。


28歳。
母が長子を産んだときの年齢。

彼女をつらまえて、いまの想いを率直に教えてもらいました。



あ「子ども? ほしいよ」



直球、どまんなかを呆気なく運ばれます。
え、あれ、まじで?

で、では。
女性同士で子どもを迎え入れる手段は複数あるわけだが、
目的が違えば、手段は変わります。

あなたは、じぶんと血が繋がった、
「遺伝的な意味での子ども」がほしいのか。
それとも、「子育てがしたい」のか。



あ「後者だな」



投直。いいところへ戻ってきました。

では。
つまり、例えば養子や里子でも、
あなたの「子どもほしい」欲は満たされるということかな?

 

あ「うん、満たされるね」



そして、訊いてきました。

逆に、圭さんはどうなの。圏外。
圭さんが、「子どもを産むじぶんを想像できない」てことは知ってるけど。圏外。
あたしの子をほしいとか、おもうのかな。



圭「全然おもわない」



暴投。

「子どもほしい?」とか「ほしくないの?」という問いは
「リスみたいなふさふさのしっぽほしい?」とでもいうような
え?ふつうに要らないけど、ぶっちゃけ考えたことない」
としか答えようがない質問なのです。

とは言え。
もし、あきらさんが「母親」になりたいのであれば
それを支えるのも、じぶんの仕事だという想いはあります。

わたしが親になるとしたら、きっと
子育てに喜んで主体的に関わるのではなく
子育てには主体的に関わるべきということになっている」から、用務として担う。
そういう親になる、気がする。

男女共同参画の時代において批判を浴びる父親の典型。



あ「それなら、子どもはいいや」


 
彼女は続けます。

子どもはほしいけれど、それは「圭さんと育てられるのなら」という意味。

いまの圭さんの感じなら、子育てはあたしの仕事になりそうだね。
あたしの仕事を手伝ってもらう」というかたちでの子育ては、望まないよ。



あ「圭さんが子どもほしいとおもうようになったら、教えて。そのときまた相談しよう」



そんな日は、おそらく来ない。

一方で、わたしは、年を取ってから、あなたに
やっぱり子育てはしときたかった、相手が圭さんでなかったら子どもをもてたかもしれないのに」なんておもわせたくない。おもわれたくない。

ボールは、私が持っていていいのね?



あ「いいよ」



そしてこの一点において、合意します。



「子どものために、ならない」



かくて、この話は、半永久的に先送りとなりました。

彼女が求めているものが血のつながった子どもなのであれば、
母胎の年齢を気にする必要が出てくるので、
先送っている場合ではなくなったりもするのでしょうが、
そうではないとわかったので、安心して先送りできます。



圭「あきらさんの子育て欲は、燻ることになるんじゃないの」

あ「圭さんの面倒をみていれば、だいじょうぶ」



28歳児が相手ではもの足りない、そんな気分になったときは
あなたも遠慮なく、ボールを投げてください。


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男性の影

こんばんは、圭です。

自転車で派手に転んだあと胸の痛みが引かないので、
いちおう整形外科に診てもらってきました。

やあ、混んでる混んでる。
週末の病院て、待ち時間が長くて憂鬱よね。
 
2時間ほど待って、診察室に入ると。

 

医師「どうしました」

圭「自転車で転びました」

医師「さては、ポケモンを捕まえていたな?」









ちがいます。
ポケモンGO、わたしはやっていませんよ。



医「この土日、多いんだよ。スマホいじってて転んで、うちに来るひと」



まさしく社会現象です。

我が家では、あきらさんが早々にダウンロード。
今日は、知人とふたりで、ポケモン狩りを主目的とするサイクリングに出ていきました。

ここまで、前置きね。
ここから、本題ね。

この「知人」というのが、友だちの夫君なのです。

で、だ。
レズビアンの皆さまよ、「彼」は、嫉妬の対象たり得るであろうか?


わたしにとっては、「彼」は嫉妬の対象外です。
彼と我が彼女とが、ふたりで外出しようとも、ふたりで食事に行こうとも、
そのことにやきもきしたり、いらいらしたり、することはありません。



あ「なんで? メンズなのに?」



メンズだから、でしょうか。
わたくしレズですから、女性相手にしかやきもちを焼かないのかな?

そんなことはありません。
彼女の同僚の男性に、妬いた時期がありました。



あ「コブ(配偶者)つきだから? そうでもないよね、既婚者にも妬くことあるよね?」

まったくです。
既婚か、未婚かは無関係と言えます。

この境目はどこにあるのか。

考えるべく、脳内に知人をサンプルとしてたくさん並べ
シミュレーションしていった結果。

見えた、見えた。
わかったことがあるので、こうして記録しておくわけであります。



仮にあきらさんが「あなたのことが好き」と言ったとき
まんざらでもない顔をしそうなひと。




に対して、わたしは妬くのですな。

もちろん、彼女がわたくしのことをきちんと好きでいてくれていること、
重々承知しています。ですから、ほんとうに、100%の仮定なのだけれど、
万万が一、あきらさんに好かれたら、「ちょっと嬉しい」反応をしそうなひと。
だとわたしが判断したら、それは、ぷりっぷりの焼きもち対象なのです。

そして、かの夫君は、あきらさんに好意を向けられたとしても
「まじかー。まあおれには嫁がいるからねー」と明快にスルーしそうなのですな。

ということを、さっそくあきらさんに報告しました。



あ「すごいよ圭さん、納得だよ。よく自己分析できたね。ごほうびをあげるね」



ハグを、いただきました。

転んで打った胸が痛いので
ぎゅっと抱きしめることは叶わない夜。


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若さ葬る花見酒

こんばんは、圭です。

前にも書いたけれど、わたしはさくらの花が苦手です。
花見客は弔問客に見えてしようがないの。

誰かに誘われなければ、花見には行きません。
率先して見に行こうとはおもいません。

だから、昨日はちょうどよかった。
レズカップル友だちからの、「飲もう、ついでに花見もしよう」というお誘い。

 
満開は過ぎているから、弔問客は少なかろう。
花がメインでなく、酒がメインなら、これはきっとたのしいぞ。おいしいぞ。
酒! 酒!


まずは、さくら

Cherry


繁華街の裏通り、風そよぐ川沿いに枝垂れざくらの並木がありました。
川床が設置してあったりして、それなりに風流です。

橋を一本わたって、ぐるりと歩いたところで。



友「花見終わり! で、どこでごはん食べる?」



わーい、花より団子。
ビールやハイボールを手に、ピザやハムカツをもりもり食いました。

二次会は屋台のカウンターに4人で並び、きゅうりをかじりながら
レズが子どもをもつことについてとか、「LGBT」ということばの台頭についてとか、わあ、ほんと、わたしら知り合ったころより話題が所帯じみているね。

そのうち、酔っぱらった友だちが、彼女に「トイレ連れてって」と甘えかかって去ると
あきらさんが、すうっと身を寄せてきました。うふふ、どうした?



「圭さん、気づいたことがある」



な、なにごと。



「店員さんも、他のお客さんも、みんなあたしたちより年下だ」



わあお。

「若者向けの店は入りづらくてさあ」などと言い出すようになる前に
たくさんおいしいものを食べに行こう、とおもった夜でした。

ま、あきらさんの手料理がいちばんおいしいのだけれど。
十銭の愛が行ったり来たりして、こいつぁ、むだがねえや。


本日のお献立は

春きゃべつとあぶらげのおみおつけ
ぶた肉の生姜焼きときゃべつの繊切り
かぼちゃの煮つけ
もやしのスイートチリソースナムル

でした。


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午前十時の女優型録

こんばんは、圭です。

全国の映画館でやっている、こんな特集、皆さまご存じですか?

「午前十時の映画祭」

往年の名作を安く観られるという、すてきな企画。
「サウンド・オブ・ミュージック」とか、「カサブランカ」とか、「ベン・ハー」とか、
DVDよりはスクリーンで観たい!というときに、ちょっと足を伸ばすのなんか、いいよね。

我々カップル、「映画をよく観る」ほうではないのだけれど、
それでも年に何回かは映画館デートをやっとるわけで。
たまには旧作でも、と行ってきました。

観たのはこちら、「オリエント急行殺人事件」。

犯罪小説の女王、アガサ・クリスティが原作の、あれ。

わたし、この映画大好きなの!
夢の寝台特急、それぞれの理由で嘘をつく登場人物たちのドラマ、
時代を感じるお衣裳に、冴え渡る推理。

加えて女優陣がそろって美しい。


イングリッド・バーグマン
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ローレン・バコール
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ジャクリーン・ビセット
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そしてそしてヴァネッサ・レッドグレイヴ
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ヴァネッサ・レッドグレイヴは「ジュリア」の印象が強すぎて、
名前を見るだけでどきどきする。

「ジュリア」はわたしを百合萌えで半殺しにした作品なの。
受験勉強の息抜きにDVDで観て、しばらく勉強に手がつかなかった、なつかしい。

サスペンスドラマがお好きな方はぜひ。


そんなことを思い出してハイになったから…というわけではないけれど、
映画館の帰りにはTSUT○YAに寄って、「宇田川町で待っててよ」をレンタル。

やあ、「男性なのは明白だけれどイロモノではなく、似合っていないようではあるが確かにかわいい」という絶妙な女装をやってのけた俳優が、よかった。相手役、がんばれ。


昨日公開の「キャロル」は女性同士の熱い視線が交錯するそうですし、

再来週公開の「同級生」は耽美な絵柄ながらさわやか青春BLですし、

来月公開の「リリーのすべて」は、世界で初めて性別適合手術を受けた方のものがたり。


この春は、映画館デートが増えそうです。


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レズの目にうつる夫婦別姓再び

こんばんは、圭です。

出ましたね、最高裁判決。
「民法の夫婦同姓規定は合憲」という判断が、下りました。

出たのは、16日午後3時台。
勤務中だったわたしのところに、

あきらさんから速報メールが届きました。


「同姓規定、合憲だって。つまり別姓は違憲てことなの?

なんかニュースサイトとか読んだけど、わかりづらい」


※長い、かたい、反発あることも想定内。お好みに合わせてお読みください。


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同性婚と夫婦別姓

こんばんは、圭です。

12月16日は。

ちょっとだいじな判断が下る日。

「夫婦は同姓たるべし」と定めた民法が、憲法違反なのかどうか、最高裁が判断する日。

気にかけて、ニュースを追っています。


気にかけている理由はなにかと申せば、それはもう、
同性婚に関する賛否ごたごたと、共通点の多い議論が展開するからでありますよ。

法に示された生き方があり、「それでは困る」少数派があり、
反対派の意見のなかには「伝統的な家族観の崩壊うんぬん」という論があり、
これまで当然とおもわれてきたことに挑戦するひとがあり、
「じぶん当事者じゃないんでどっちでもいいわー」と考えているひとが少なからずあり。

ああ、知ってる土俵。


さて、この国は、どのような判断を下すのでしょう。


※久々に長い記事を書きます。

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