カテゴリー「06.セクマイばなし」の記事

春は馬車道に沿って

こんばんは、圭です。

週末は、あきらさんと春のお出かけ。
横浜まで足を伸ばして、ネバヤさんユキちゃんカップル宅におじゃましました。
 
本棚からは百合まんが、冷蔵庫からは酒、つまみ。
どんどん出して、積みあげるおふたり。
菓子と部屋着が出そろって、宴です。


「遠慮なんかしたら、帰ってもらうよ!」



と温かいおことばをいただいて、小学生のように食べ散らかすレズふたり。
わーい、炊き込みごはん滋味! しうまい、ほかほか。
え、チーズの燻製? いいんですか、こんなに?

そして、家主をソファに追いやり、ベッドを占拠して勝手に寝落ち。
朝は、解除し忘れた平日仕様の目覚まし時計で、ネバヤさんの安眠をけたたましく妨害。



「…いつも、こんなに早く起きてるの…?」



土下座。

かやうな我々に呆れることなく、お犬さまのさんぽに連れて行ってくれたり、おいしいパン屋を紹介してくれたりと、おふたりは目いっぱい遊んでくださいました。いつもありがとう!

まどろみながら帰りの電車は北上、目を覚ませば、満開とは言いがたいけれど、まだまだ白く咲き誇る桜。
横浜は、もう葉桜だったね。
数時間の旅で、季節を一歩、先取りして戻ってきたね。

で、ゆるりとお昼寝。

Nap-2

ひとさまの犬猫と接触してきたからなのか、我が家の愛兎は、ふだんに輪をかけて甘えまくりでございます。

かくて、養う活力。
月曜日め、来るなら来いってんだ。
 
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果てない夢がちゃんと

こんばんは、圭です。

残念なお知らせです。


同性婚なり結婚と同等の権利なりが認められている世界各国をめぐり、ウエディングフォトを撮ってまわる。


そんな取り組みを表明していた、女性同士の大学生カップルがいてね。

学生だし懐事情はお察し、彼らは資金の一部をクラウドファンディングで募っていました。
わたしも、少額ではあるけれど寄附をして、このブログにもそのことを書いたのだけれど。

プロジェクト、中止ですって。

あらー。


身も蓋もない言い方をすると「別れたのでやめます」と。

プロジェクトは「結婚を望んでいるカップル」がやるからこそ意味があるという意見、
ふたりが実際に「結婚を望んでいるカップル」でなくても、議論の尖峰として、やることに意義があるという意見。
ふたりの「関係解消後」に、その溝が埋まらなかったという説明が、なされています。

とりあえず。
「実際に結婚を望んでいるカップル」では、なくなってしまったと、そう読めますね。
「カップルではなくなったがパートナー」という言い方もされているので、「別れたのでやめます」というのは、まあほんと匙加減を無視した雑な翻訳ですが。


そっかー。
そっか、そっかー。

関係を「つづける」ことがあるべき姿だとはおもわない。
結ばれる権利を求めるとき、離れていく権利も、とうぜんに保障されてほしい。

だけれども。

勝手に言わせてもらおう。残念です。
報告書、読みたかったから。

せめて願わくは、行動を起こしてみる強さをもった彼らが、中止を挫折ととらえることなく、大きな判断の経験として蓄えていかれますように。


なお、寄附した額は追って返金されるそうです。
甘党の我が伴侶に、でかいケーキでも買いますかな。


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で、ご関係は

こんばんは、圭です。

我が伴侶あきらさん名義の契約とか、その他もろもろ。
わたしが先方に連絡をする。ということが、最近つづいています。

あきらさんは女性。
わたしも女性。

電話だけのやりとりで、
わたしはきっと「あきら」として事務処理を終えてしまっているのでしょう。

たまに訊かれますけどね。


「ご本人様ですか」


訊かれれば、まあ嘘は言いませんさ。
後々めんどうくさいことになるといけないから。

いいえ、本人ではありません。

と答えると、さらに質問が追ってくることもあります。


「ご本人様とのご関係は」


良好です。







と、答えそうになって、慌てたよ。さっき。

このときは「家族の者です」で通過できたけれど、
以前わたしが救急に運ばれたとき、あきらさんが病院で言い放った「妻です」のインパクト。
いつか真似してみよう。とはおもってます。


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聞いていた展開と違う

我が伴侶あきらさんの職場のお客さま、先日の某議員の発言を耳にされた模様です。
たいそう年配の女性と。
同じく年配の男性。

しかし、話の向かう先は?



「そう、同性婚ね。できるようになったところもあるのよね」



そんなことを言っておられたとか。
自治体レベルのパートナーシップ証明制度のことを「同性婚」と理解されているのか、もっと広く世界的な話をされているのか。

そう、同性婚なんて、その概念、ここ数十年のことですものね。

お客さま方は、続けて、



「いい時代になったね」



と話していたそうです。

いい時代か。
我らとて、まだ法律婚のできる身ではないけれど、まずはこうして暮らすことができています。
彼らの時代には、おおよそ今よりも苦しかったでしょうから。
「(男と)結婚しない」こと。
「子どもを産まない」こと。
「(女のくせに)外で働く」こと。

すこしずつだねえ。
すこしずつでいいんだ、などとは、べつに言わないけどな!


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忖度されてはいないレズ

こんばんは、圭です。

実家に顔を出してきました。
年末に用事があって実家へ行ったとき、正月はどうするのか、と訊かれ。
え、来ますか、と返したところ。

まあ、めずらしく来いと言われたのでね。
行ってきました。


めずらしくと言うのは、母のわたしに対する遠慮を日ごろ感じているからです。
わたしは、母との大げんかの果てに彼女と同棲を始めてのち、母がわたしの人生を再び支配しないよう警戒しており、おそらく母もそのことに気づいているので、遠慮は、そのせいだとおもわれます。
母のほうからあれこれ言ってくることは、減ったのよね。
それがめずらしく、お、希望を述べたな?と。


年末年始は「家族」の集まりに疲れてしまうセクマイ諸氏もある。というのは聞き知るところです。
わたしは「正月に親戚が集まる」という体験をほとんどしないで育ったので、そうすべきであるというすりこみはないのですが、行ってみると、ああやっぱりめんどくさいですね。

特に、話題の選び方っつうの?
気を遣っているのかいないのか、察しようがないけれど、仕事の話しかしてこないんすよね。
帰ってきて、やっと人心地。


でも。
収穫もありました。

「今日テレビでプレバト冬麗戦がやるのよ」とわくわく教えてもらったおかげで、出会えました、この俳句に。


凍蠅よ 生産性の 我にあるや


見た方、いるかしら。
業界の人々は、いや業界のひとだけでなく、2018年を生きたひとの多くは「生産性」の三字に、あれだ!とおもうことでしょう。

これが「時事を詩にしてしまう力技」と評されたように、番組の主眼は、俳句としてどうなのかという点にあるのだけれど、わたしゃしつこく問題提起を続けることに意義を感じます。

あとね、このプレバトの話がなければクロさんと記事の内容まるかぶりだから! 見てよかった! ありがとうかーちゃん! みんなも早く実家疲れが癒えますように!


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9と3/4ヶ月遅れですが

「隣の家族は青く見える」の録画を、友人から借りました。
今年の1~3月に放送された、フジテレビの連続ドラマですね。

放送中、わたしのtwitterタイムラインは、毎週、けっこう盛り上がっていました。
曰く。

「ゲイカップルが出てくる。なお、かわいい」

ふうん。







って感じだったんですが。
うん、見たら、なにこれほんとにかわいいね。


※ネタばれしかないので、未見の方は閲覧注意!

続きを読む "9と3/4ヶ月遅れですが" »

同性カップルを応援してみる

こんばんは、圭です。

昨日の朝日新聞朝刊、栃木面に、目を引く記事が載っていました。

女性同士の大学生カップルが、同性婚を既に認めている26の国や地域をめぐり、ウエディングフォトを撮りつつ、その様子を発信するってんです。

行政や現地カップルのインタビューなんかも予定していて、
性の多様性が認められている国の状況を伝え、
なぜ日本が遅れているのかを考え、
日本で同性婚を実現する道を探りたい


と、志たかく夢あつく。


え、でも、学生だよね? 世界旅行する間の学業は?
…とおもったら、1年休学するんだとか。本気だ。いや疑ってないけど。

え、そして、けっこうお金かかるよね?
…と下世話に心配したら、なるほど、ネットで協賛金を募っておいででした。
クラウドファンディングってやつですね。



LGBTカップルが、同性婚を認めた海外26ヶ国をまわる世界一周旅へ

関連記事
同性婚が認められる世界を巡る旅へ 女子大生カップルが冒険プロジェクトに込めた思いとは(朝日新聞DIALOG)



率直な感想は、へえ、すげえ。
去年、たしか海外のカップルが似たようなことを始めていましたっけ。FleurさんとJulianさん。
彼女たちの計画は「世界中で結婚式を挙げる」という、もっと大規模な長旅だったはず。いま、どこにいるのかしら。

がんばれ若人、経験値を蓄積せよ。栃木のレズより。
という想いをこめて、あしながおじさんのようにスポンサー的支援は難しくとも、あしみじかおばさんくらいには、なることにしました。
ふたりを宇都宮から空港へ送り出す交通費ほどの額ですが、お届けします。


きみの努力がいつか実を結び
果てない夢がちゃんと…

あ、やべ、これじゃ終わっちまう。


ちゃんと…

つづきますように。


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ねほりんぱほりんLの世界

こんばんは、圭です。

先週の水曜日。
NHKの番組「ねほりんぱほりん」にレズビアンカップルが登場したことは、まあ皆さまどこかしらですでにご覧になっているとおりです。


ねほりんぱほりん。

顔出しNGの訳ありゲストから、山里亮太と女優のYOUが
「そんなこと聞いちゃっていいの~?」という話を、ねほりはほり聞き出すトークショー。
(NHK公式より)

ゲストは豚のぬいぐるみの姿をとって現れ、音声も加工済み。
聞き手のふたりは「ねほりはほり」する立場なので、もぐらのぬいぐるみで登場するのね。

匿名性の高さゆえか、聞き手の引き出す技のおかげか、毎回なかなかおもしろい話が聞けること。
ゲストを全面的に肯定するばかりではなくとも、決して貶めることのないしめくくり。
わたしの好きな番組なんですが。

来たよ来ちゃったよLGBT回。
しかも、レズビアンだってよ。見るしかないわな。
我が伴侶あきらさんと、肩をならべて視聴です。


いやあ、あの、見てよかった。
カップルの在り方に画一的なものなどないことは承知、
それにしても、ゲストはレズビアンなのだから、わたしはある程度ゲスト側の心情に寄り添って見る気まんまんだったんですよ。

まあ裏切られたよね。

「子どもがいる」ってんです。
おふたりが、それぞれ、ひとりずつ出産されていると。

もうね、彼女たちは未知なるLの世界の住人。完全に聞き手にまわるわたくし。
共感したり、しなかったり、ほへえっと変な声でうなったりしながら、楽しく見たのでした。

NHKのサイトには、トークの模様がテキストに起こしてあるようなので、見逃した方はそちらへ。



ところで、番組中で話題になっていましたが、法的な婚姻関係にある夫婦でなければ、医療としての人工授精は受けられないのが現行ルール。

胚培養士である友人に、わたしは言われたことがあります。
「もしあんたが彼女と育てる子どもがほしくなったら、協力するから声かけてね。ただし仕事としては受けられないよ!」

わたしは子どもを求めていないので、直接的な恩恵のある話ではないのだけれど、
こうして前向きに子どもを産み育てようとおもっている人材を支援するのが、少子化対策なのではないのかね?
内閣府のサイトなんぞ見てると、少子化対策=結婚支援だからな。
法律婚しなくても子どもは産めるし生まれているのです、なんなんすか幸せエピソード等発信事業て。

無責任にぽかすか産めというつもりは毛頭ないが、産みたいひとが安心して産めて、育てられるひとが育てられる環境、もっと整っていくといいね。
どこで生まれて、だれに育てられたか、そんなことにいちいち定型を決めたがるマインド、淘汰されていくといいね。


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繰り返す、浮気ではない

こんばんは、圭です。

我が伴侶あきらさんは。
新婚1週間にして、ほかの女の子とホテルミラコスタに行っている

わたしがブログで斯様に暴露したあと、彼女は目をうるませて言ってこられました。


ねえ、もしかしてほんとは怒ってた?
ミラコスタ、行かないほうがよかった?
全国のレズに、圭さんなんでそんなクズレズと結婚したんだって、おもわれちゃうかな。


おっと、そんな、愚痴のつもりでは。
ほかの女の子というのはM氏、我々カップルと3人でいっしょにディズニーランドに行ったときのことも記事にしたし、笑って読んでもらえるのではないかと、おもったのですよ。
それに、ちっとばかし照れくさくてさ。
結婚式したよハッピーラッキーわっしょいうふふあはは で記事を締めくくるのが、さ。
いやなに、こんなのろけブログを書いておいて、照れも恥じもなに言ってんだこいつって感じかとはおもうんですけれども。


弁解するわたくしに、あきらさんのもうひと押し。


でも「結婚式」て、きっとふだんの圭さんのブログを読んでいないひとも訪問するようなタイトルでしょう。
あたしがどんな人間なのか、知らないひとも読んでくれるのに、ちょっと心証わるくない?


あ、それは。
たしかに、そうかも。
ごめんね、配慮が足りなかったね。


えー、M氏ならびにあきらさんの名誉のため、断乎もうしあげます。
ほんとうは、M氏はわたしも誘ってくれていて、平日に休みが取れないからと、お断りしたのはわたしのほう。
あきらさんには、我々カップルを代表して、M氏の誕生日を祝いに行ってもらったのでした。


つれあいがほかの誰かとふたりきりの時間をもつことについて、なにが・どこからが許されざるべきなのか。
この至上命題、わたしにとっては解決済み

簡単に言えば、相手があきらさんのことを恋愛対象として見そうか否か。
M氏からは、そういう印象を受けないので、わたくし平気の平左でございます。
あきらさんが、M氏からの結婚祝いを携えてご帰宅あそばされたことも、つけくわえねばなるまいよ。


Present


「星に願いを」のオルゴール。
アクセサリー収納ケースとしても使えます。すてき。



あ「いまの職場はアクセサリー禁止だから、指環はこのケースにしまって出かけるね」



ほう、指環を置いて。ほう。

…とか書いていると、また彼女にせつない目をさせてしまう、いかんいかん。


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レズ、救急車で運ばれる

こんばんは、圭です。
 
いやあ、初体験。
救急車に乗ってしまいました。

職場でぶっ倒れて運ばれる大失態。
からだが痺れて、うまくしゃべれなかったけれど、意識はきちんとあったので、寝かされたまま、車内で救急隊員と会話をします。

そして出てくる、この質問。



「ご家族の連絡先を教えてください」



ああ、これ、よく耳にするやつだ。
同性カップルが「困る」案件として。

パートナーの緊急時に、「家族」でないから疎外されるとかなんとか。
でも、医療機関は、基本的に患者の意思が第一だとも聞きます。

じぶんの身をもって、こんなときの対応を知ることになるとはおもわなかった。
意識もあったし、こうしてぴんぴんしているから、いま記録を残せる。
うむ、よかったよかった。


湯本香樹実の小説『夏の庭』の一節が胸をよぎります。


死ぬってどういうことだろう?
いまここから線路に飛び降りたら、死ぬってどういうことかわかるけど、おまえらに教えてやれないもんな、死んじゃったら!



わたしは、我が彼女あきらさんの名前と電話番号を伝えました。



「親御さん、ではないですね? ご家族の方ですか?」



一度は確認されました。でも、いわゆる「家族」ではないかもしれないが、そのひとに連絡してほしいと伝えると、きちんとそのとおりに対応してもらえました。

それ以上のことは、訊かれませんでした。



わたしが運び込まれた病院へ、飛んで来てくれたあきらさん。
病院側からは、やはり「家族」なのかを訊かれた模様です。
あなたは、なんて答えたの?



「『妻です』って言った」



わお。それは、話が早い。



わたしは、例えば外出先で事故に遭った場合なんかを想定して「被害者の身元を確認するためにひとが探りそうな場所」に、あきらさんの名前と電話番号を入れています。

運転免許証の入ったパスケース、健康保険証のケース、さいふ。
この持ち主の身になにかがあったら、このひとに連絡してください。と、メモを入れているのです。

前にもブログに書いた気がするね。



今回は、倒れたのが職場で、わたしがナニモノなのかを救急に説明してくれるひとが周囲にいたし。
意識があったので、じぶんの口で連絡先を伝えることができた。

だけれども、あのメモには意義があると、再確認した事件でありました。
心配させてごめんね、あきらさん!


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