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トヨタに乗ってハイデガー

こんばんは、圭です。

我が彼女あきらさんは、空腹だと運転が荒くなります。
だから、「おなかが空いたけど作るのは面倒だから外食しよう」という展開は、極めて危険。

わたしの運転は、腹ぺこ時のあきらさんより危険なので措くとして。

先日。
そんな展開が、あったのです。


気をつけてね。
今までの傾向から言って、
おなかがすいているときが
いちばん危ないんだからね。

助手席から、何度も注意を促すわたくし。



あ「あたし死ぬときは圭さんといっしょがいいな、とおもっているから、事故っちゃえばその可能性も…」



やめて。思想まで危険になってる。

「いやいや、冗談だよ」と笑ったあきらさんですが、
フロントガラスをまっすぐ見つめ、おもむろに一言。



あ「…ともに逝きたいよね…」



うん。
まあ。
それは、わたしも同意。

だからさ、「燦雨」はひとつの理想なんだよね。
ああいうふうに、最期を迎えられたら。

もちろんあの作品では、そこに行きつくまでの道のりの苦しみがひどいけど。

語り始めたわたしを、あきらさんが遮ります。


 
あ「…待って、そんなシーンあったっけ」



あったよ。
ほら、片方が認知症を発症して、
大好きだった相手のことがわからなくなったりしつつ…



あ「待て待て待て。そんな後日談、あったっけ」



後日談?
本編だよ?









「ねえ、なんの話?」

ハモった。



圭「中山可穂の『燦雨』」

あ「もののけ姫」



ぜんぜん噛み合っていなかったことがわかりました。
どうしてそうなった。



あ「『ともに生きたい』って言ったら、『サンが理想』とか言うから」

圭「『ともに逝きたい』って言うから、『燦雨が理想』って話を」



あ「アシタカがボケちゃって、サンがつらい想いをする後日談があるのかと」



ありません。



あ「会いに行くよ、トヨタに乗って」



別居したいの? 却下。

その後、我々は、ともに生きる糧
すなわちすばらしき外食を堪能したのでした。



わたしはわたしの死を引き受ける
だれにも渡さない 貴いひとときを
そしてそのひとときまでの
限られた自由を 冀はくは あなたと


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