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きみの想いには応えられない

こんばんは、圭です。

求婚、されています。
我が家の愛兎に!

 
うさぎが足元をぐるぐる八の字に走りまわるのは
そのひとのことが大好きだという意味。

で、愛兎のべえやんは
あきらさんの足元でも
わたしの足元でも
同じようにくるくる元気に走りまわってくれるのですが

ここ数ヶ月、わたしのまわりを走るときだけ。
スプレー状に放尿していくようになりまして。

駆けながら、ぴゅーっと。ぷしゅーっと。

 
おはよう、さあ、えさをあげようね。

ぷっぷっぷっぷっ ぴゅーっ


粗相しちまったのかい? ちょいとお待ち、拭いてやろう。

ぷっぷっぷっぷっ ぷしゅーっ


え、また? じゃあ、トイレシートの交換ついでに…

ぷっぷっぷっぷっ じょばーっ



ごきげんに鼻をぷっぷ鳴らしながら、
首を振りふり、元気よく、ああ舞い上がる黄金の虹。

あるとき、尿を引っかけられたズボンの裾を洗って
風呂場から戻ってくると、あきらさんが一言。



あ「べえやんさ、圭さんにしか、スプレーしないよね」



言われてみれば。

ぽちぽちと、スマホをいじったあきらさん、
画面を見ながら続けます。



あ「特定の相手にしかスプレーしない場合、それはプロポーズかもしれないって」



あら、まあ、むふふ。
愛されて、なつかれて、
うれしくなかろうはずが、あるもんかよ。

でもね、べえやん。
残念、わたしには奥さんがいるの。

あきらさんっていうね、すてきな奥さんがね。



あ「いけないんだ、パートナーがいるくせに、無垢な男の子に気をもたせて」



目じりをだらしなくさげ、牧草を手にさげ、
べえやんに迫るわたしを見て。

彼女はきびしい声で吐き捨てます。



あ「罪な男」









…男?



あ「あれ、待って、待って、じゃなくて、罪な女 ! 女!」



なにを言っても遅うございます。いとしいやつめ。


   
家族とは、蜜月を築いていたい。
あなたとも。愛兎とも。

「家族だから」ではなくて。
そういうものたちとこそ、「家族になった」から。

きみの想いには応えられない。
きみの想いは堪えられない。


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