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レズ風俗に行きましたレポの話

こんばんは、圭です。

記事の題が釣りになってしまうのは抵抗がある
という気もちと、
この作品を読んだと記録に残したい
という気もちのあいだで

揺れうごいた結果、「釣りでもかまわないから発信しよう」が勝って、こんな題。

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』というまんがを取り上げます。


Lonliness


※えろい記事ではないよ!










エッセイまんがです。

高校を卒業して10年。
居場所をなくし、親とは快適な距離をとれず、
鬱と摂食障害、頭皮に抜毛症、腕に自傷跡を抱えた「私」は、
「抱きしめられたい」そのほかの想いを原動力に、レズビアン風俗を利用します。

そういう状態に至るまでを描き
利用して、その後を描く。

人生の転機。


鬱もハゲも
拒食も過食も

わたしは通過してこなかった道なので
そのくるしみを追体験することはないのだけれど

描かれている感情や状況には、見知ったものが
たくさん、たくさん混じっていました。


例えば、「文章が読めない」

は、退職したばかりのころ
精神不安定だったあきらさんが、ずっと言っていたことです。


「ほしい物も行きたい所もわからない」

「『女』であると過剰に定義されるのが怖いというか」



このへんは、わたし自身がもっている感覚。

前にも書いたので芸がないんだが、
「わたしの世界のせまさを尊重しながら外へ連れ出してくれる彼女」
を得たおかげで稀釈されてはいるものの
わたしの基底には「やりたいことがない」ってのが眠っておりましてね。


これだけではない、こんなものではない、
でも、書きだしてしまうとキリがない。

人生の薄暗闇に落ちこんでもがくひと
じぶんでじぶんをたいせつにすることを忘れたひと
と接する者にとって
光さす一冊になるだろうか、淡々と勉強になるだろうか。

「あの子」を知る手がかりが、このまんがには、あるかもしれません。

 
ここがレズブログだからではなく、
親に大反対されても突っぱねて
しあわせを獲りに行ったひとりとして

こんな記事を書き置きます。

反抗期は、あったほうがいいね!


我が彼女あきらさんは、今週から断薬です。


永田 カビ 『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』
㈱イースト・プレス 2016年6月



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