« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

女房の妬くほど

こんばんは、圭です。

あきらさんが、旅立ちました。
彼岸へ、ではありませんよ、誤解なきよう。

仕事を辞めてから3ヶ月が経ち、心身の安定を取り戻しつつある彼女。
せっかく時間があるので、遠方に住む旧友に会いに行ったのです。
1週間くらいゆっくりしてくるんですって。



あ「滞在期間が長いから、節約のためにゲストハウスに泊まるよ」



ゲストハウス?
って、あの? 共同生活を営むやつよね?



あ「そう。相部屋のやつ」



相部屋ですと!
わたしがあきらさんと離れてさみしく過ごすあいだ、
彼女と寝食を共にする女性がたくさん…迷うことなく戦闘態勢に入ります。
 
しかし彼女は。



あ「あたしがこうしてごはんを作ってあげるのは、圭さんだけだからね」



と言って。

1週間分のお弁当と夕飯のおかずを作り置いてくれました。
繁忙期まっただなかの我が社、帰ってくるなりチンすれば食べられるものが、ひととおり。

なんてありがたいことでしょう。


Lunch


あ「しっかり食べて、おみやげ、たのしみに待ってるのよ」

 
言い聞かされたことを思い出し思い出し、つくねんと座る独りの食卓。
おみやげよりも、あなたの帰宅がいっとうたのしみですよ。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

歴史小説の行間

こんばんは、圭です。

先だって直木賞を受賞した、『つまをめとらば』を読みました。
「女」を描いたもの、というような、簡単な書評を新聞で目にしておりましたから
女好きとしては、読んでおこうとおもって。

いたのだが。

率直な感想としては、あんまりおもしろくなかったのですな。

男性である作者が、同じ男性に対して、

「女って男には理解できないよね」
「女ってずるいというか、強いというか、そういう生き物だよね」

と、同意を求めている感じ。

女性であるわたくしにとって、

「へえ、そういうふうに見えるんだ」
「へえ、そういうふうに一般論化してまとめるんだ」

と、発見があるわけでもござりませんでした。無念。

江戸時代の市井の暮らしぶり描写としては、おもしろかったのだけれど。


しかし。

これ、短篇集なんですね。
で、表題作である6篇めのなかに、じいさんのふたり暮らしが出てくるのです。

参ったなあ。これには、萌えたなあ。


女と暮らしているときは、振り回され、
女と別れたときは、孤独に苛まれ、
男と暮らしてはじめて、ほんとうの平穏を知った。ってんですよ。

同性と暮らす良さ、実感できるのは、別にゲイだけではないよね、きっと。
なんてゲイのわたしが言っても説得力はない。


ところで。
言わば「最適の伴侶」として描かれる、このじいさん。
争いを好まず、戯作の毒を愛する方です。

おお、我が彼女のあきらさんも、そうではないか。

あなたは、もしかしたら。
ほかの誰かにとっても、最適の伴侶たり得たのかもしれないね。
それでも、わたしのところに来てくれて、ありがとうね。

っていう話を書いているのに、彼女は初音ミクの声で「ありがと♪ さよなら♪」
を歌っている。


青山 文平 『つまをめとらば』
2015年 文藝春秋


 
にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

あなたと結婚してよかった

こんばんは、圭です。

突然ですが。
我が家は木造です。

梅雨が近くなれば、当然のように、ほら、あれ、あれが出るのです。

はい、苦手なひとは帰ってくださいねー
しかし「苦手なひとはブラウザバック」とか、もう死語なんだろうなー


あ、あれって、あれね。

虫ね。虫の話だかんね。


さて。

昨日。

昼休みに弁当をかっ食らうわたしのもとに、彼女からLINEが入りました。

ねえ脱線するけども、LINEもいつの間にか生活に染みこんできたよね。

わたしが彼女と出会ったとき、今から12年前、
当時のわたしは携帯電話すら持っていなかった。

時というのは確かに過ぎゆき、昔の「あたりまえ」は過去のものとなる。

さておき、彼女からのLINEです。



「やばい。台所が蟻の巣」


「戦意喪失。夕飯はデリバリーのお弁当でいい?」



残業でへろへろになって帰宅すると、なるほど、
冷蔵庫からシンクからごみ箱から、黒い行列で目がちかちかします。

蟻の巣コロリの中身を水に溶いて各所に撒き、
ついでに洗面所に出没した蟻とは別の黒いやつをスプレーで始末し、
ひととおり「掃除」してあきらさんのほうを向きなおると、彼女、一言。



「圭さんと結婚してよかった」



たまには役に立てて、こちらこそよかった。

しかしほんとうに、あいつらどこから湧いてくるんだろうね…。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

8年経ちました

はじめての方はこちらからどうぞ →あきらとつきあうまで≪1≫


こんばんは、圭です。

あきらさんとつきあって、今日でちょうど8年。
「ケーキを買ってあるよ」とメールをもらい、
小さな花束を抱えて帰宅しました。

だいじな記念日。
すこしだけ特別。

でも同時に、穏やかに続いていくふつうの日々の、そのうちの、ただ1日。



あ「これは、圭さんに」



というつもりでいたら、なんかりっぱなプレゼントきた!
おい、わたしなんて花束ひとつだぞ!

20cm立方くらいの箱を開けると、おや、なんだ、この、ピンク色の…
つるんとしたプラスチックの…
カーブがやわらかな…



あ「欲しいんじゃないかな、とおもって」



いやん。

美顔器でした。
毛穴ケアと保湿ができるそうな。

化粧っけなく、肌の手入れなどロクにしておらず、
ぱさぱさぱりぱり皮膚が剥けても完全放置、
「それ虫さされ?」と訊かれるほどに毛穴が赤くけばだった、わたくしの顔。

多少は気にしつつ、まあそういう顔だから、なんつて、
粛々とつきあっていく所存だったのですが。

もらってじんわり、おお、わたしもいくらかは
じぶんの手入れをしたいという感覚、もっているのかもしれない。

それにしても。


 
圭「バイブそっくりだね」

あ「まったくだ」



さっそく本日の風呂あがりから使ってみます。


これはケーキ
P5170818


ケーキも美顔器も、うれしいよ、
あなたといっしょにごはんを食べて、
今日もいっしょにふとんに入れるのがいちばんうれしいよ。

9年めもよろしくどうぞ。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

2017年度はじめのわたしたち

やっつけ仕事はうさぎの糞

こんばんは、圭です。

連休中、我々ふたりがほとんどずっと家にいるので、
我が家の甘ったれな息子はご満悦の様子。


「べえやん」と呼べば、耳がひくりと動き。
「撫でますよ」と声をかけると、勇んで駆け寄ってくる。


Pr


今日はこんなだった。


L


全体図。


Wh


そしてこの顔である。


Petanc


のし棒で広げたクッキー生地のようだね。


褒められていないことはなんとなくわかるらしい。
Ww


それにしても今回、ずいぶん画質が悪いなあ。
どこかいじっちまったのかな。まあいいや、このままアップしてしまえ。

連休中の仕事にクオリティを求めるひとはおるまいよ。
そもそも仕事ではないのだよ。と。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

続きを読む "やっつけ仕事はうさぎの糞" »

我がいとしのゆうれい

こんばんは、圭です。
 
ブログの記事にしてから本棚にしまおうとおもって
積んでおいた本やまんが。

ある日、きれいになくなっていました。

あきらさんが片してくれたのね。ありがとうね。
つうか散らかしすぎてすまん。
 
しかし、記録に残しておきたい気もちのほうは片されていないので
本棚より再び発掘したものから、随時書いていこうとおもいます。

まずはこちら、『13月のゆうれい』

13_3


※あらすじ説明のため少々ネタばれあり。


 

続きを読む "我がいとしのゆうれい" »

ゲームワンダーランド

こんばんは、圭です。

ゴールデンウィークはゆるやかに後半。
わたしも彼女も、それぞれお気に入りのソシャゲにログインしっぱなしという至福の日々です。

目が疲れてくると、読書に移行。ブログ読みあさりに移行。

まあね。
気づくよね。

ちっとも目が休まっていないではないか。

ということにね。

小1時間ばかり本を読み、リフレッシュした気になってゲームに戻っても、集中が切れまくって凡ミス多発。

これは、あれです、本格的に違う筋肉を動かしに行かねばです。
で、今日はかるく1500mほど泳いできました。


プール上がりには銭湯へ。
女の裸が並んでいようとも、昂奮したりなどしないよ!
わあ、なんかすてきなひとがいる!とおもったら、うちの嫁だったよ!

眼精疲労にきく足ツボを刺激してくれるジェットバスにも浸かります。
うちに帰って、さあ、改めて臨戦態勢。ゲーム再開しよう。


と。

あきらさん、それはなあに。


Ibutsu


簡易美顔、必殺顔蒸し器?


あ「はずれ」


昼でも簡単に真っ暗闇が作れる昼寝補助グッズ?


あ「違うよ」


仰向けでも手が疲れない動画視聴装置?


あ「……」


当たったらしい。


ネットで見つけたそうな
Zukai


しばらくは、のんべんだらりと寛ぎます。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

横浜市にぎわいづくり委員会

こんばんは、圭です。

ここ1年くらい、我が彼女あきらさんと、ちょくちょく寄席に行っています。

小学生のころから落語が好きだった、
でも「ものがたり」として好きだったのであって、
生で聴いたことはなかったのだけれど、
彼女のおとうさんが連れ出してくださって、
今ではすっかり定期行事になっているのです。

あきらさんの好きな落語まんが『昭和元禄落語心中』の
作者が栃木県出身で、そのことにまた縁を感じてしまったりなんかして。


で。
昨日もまた、出かけましたる横浜にぎわい座。

「大型連休だってのに、こんなにたくさんお運びいただいて、他に行くところねえのか!」と噺家にいじられながら、ぞんぶんに笑って笑って。

「任侠流山動物園」、これが特にね。

虎の餌として動物園に連れて来られながら「頭からでも尻からでも、好きなところから食いやがれ」と啖呵を切った豚を、上野のボスパンダが気に入って子分に取り立ててやって、さてその後、道は分かれ、豚は別の動物園で…気になる方は寄席へどうぞ。


終わったあとは、ほんとうはまっすぐ帰るはずだったのが
ハマレズ(横浜に住むレズ)に声をかけていただいて押しかける狼藉。

ビール飲み散らかし、ピザ食べ散らかし。
立つ鳥跡を濁しまくりだったのに、もう、レズ、やさしすぎて泣ける。

帰宅すれば愛兎のうれしょん祭りが開幕し、実ににぎやかな1日となったのでした。


ふてくされ
Bee


落語もまた聴きに行こう。
レズ仲間ともまた会おう。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »