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男装と言うほど男装ではない

こんばんは、圭です。

このブログで書籍の紹介記事を書いたのって、
え、去年の3月が最後?

わあ、ずいぶん放置したなあ。
どおりで、机の上に山ができているわけだ。

「ブログに紹介記事を書いてから本棚にしまう」ものたちよ。


では、と。
こんな作品は、いかがかな。


犬童 千絵 『碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-』 1巻

Hitomi



※いつもながら未読の方向けですが、念のため分けます。












舞台は今から3500年前、古代エジプト。
男性が王になるのが当たり前だった王朝に
実在した「女王」、ハトシェプストを描いた作品です。

ありがちなことばをつかえば、「運命を切り拓いた女性」ってやつですな!

副題の「男装」に昂奮して読んだ身としてはちょっともの足りないというか、
表紙も、これふつうに「女」の恰好しているのでは? って感じなんですけれども。

それでも。
好きなところを挙げてゆくよ。


その1 絵がきれい
女王が主役ですもの、宮殿の凝った装飾や登場人物のお召し物はそりゃあ端麗。
ミステリアスなヒエログリフ、独特の文様、古代博物館にうっとりできるひとに、おすすめ。


その2 おまけページが充実している
古代博物館は好きなくせに、世界史はほんとうに苦手なわたくし。
異文化に対する興味と、カタカナに対する抵抗感とがもつれ合った
こじらせオタクにとって、実に親切設計なエジプト解説がついてます。


その3 ハトシェプストを中心とした百合
これよ、これ!
乳母、侍女たち、街でスカウトしてきた踊り子。
シェプストさまのこと、みんな好きすぎです。

有能な男性に対して「シェプストさまに力を貸してください」と頼みながら、
目をきつく見開いて「男女としてじゃなく人として!」とか威嚇してますからね。

シェプストはシェプストで
「私が見てきたなかで君が一番魅力的」なんつって、女の子をくどきます。


男なんていらねえよ、夏。


きぶんとしては、
『乙嫁語り』の絵柄で『ベルサイユのばら』を読む、といったところ。

そんな空気の宿るまんがに期待がもてるなら、ぜひお求めを~


犬童(いぬどう) 千絵 『碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-』 1巻
㈱KADOKAWA BEAM COMIX 2015年9月



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