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礼服を買いに

こんばんは、圭です。

ブログの更新をさぼっている間に、すっかり秋になりました。

秋。
冬のように凍えることもなく、夏のように汗で化粧がくずれることも少なく、
どうもわたしの友人の結婚式は、秋に行われることが多いような気がいたします。

今年は、2件。
高校の友人のお式だもんで、初めてあきらさんと共に列席します。
そうそう、我々カップル、出会いは高校なのよね。


高校時代のあきらさんは、いま思い返せば、
なぜ当時のわたしが惚れていなかったのか、昔のじぶんが理解できぬ…
とあたまを抱えるようなイケメンでございました。

こたび嫁いで行ったのは、我々を披露宴に招待してくれたのは、
当時からあきらさんのことを「かっこいい」と褒めちぎっていた、あの子。

あきらさんが、紋付き袴で列席してくれたらいいな、という希望もあるとか。あるとか。


で、我が彼女は、言いました。



「披露宴には、男装して出る」



というわけで、買いに行ったのだよ礼服を!

きちんと目的があれば、素早く行動、躊躇なく開かれるあきらさんのさいふ。
うーん、潔い。好き。
 
そして。

いやこのとき接客してくださった店員の方がね、すばらしかったね。


議論を呼びそうなのでこれまであまり書かずに来ましたけれども、
男性っぽい服装をしたあきらさんに対し、服飾関係の店員さんは、
高確率で奇異の目を向けてくるのですな。

しかし、礼服売り場の男性は、
一瞬たりとも「変わったひと」を見る目をしなかったのですな。

あきらさんが「女性である」ということは、
本人も別に隠していなかったので
店員さん、すぐに気づいたとおもうのだけれど、

「女性なのに礼服で行くんですね」的な表情や、
探りを入れるような質問をしなかったのですな。

ただ、ただ。
礼服初心者であるあきらさんの素朴な疑問に答え、
男性のおしゃれとしては、どんな工夫があるのか、
ていねいに教えてくださった。

3ピースにした場合の値段の差、見栄えの差。
慶弔ネクタイのお得なセット。



え、当日は靴にインソールを入れる?
わかりました、では裾は長めにとりましょう。
でも、あまり長くすると皺が残りますから、このくらいでいかがでしょう。

ネクタイは礼服の10分の1程度の値段で探すと、浮きません。
ベストを着用することを考えて、ほら、見比べてください。

ポケットチーフのたたみ方は、いろいろありますが、この方法がおすすめです。
ポケットから出すぎてしまったとき、戻すのが簡単だからです。
うまく戻せなくて、しまいこんでしまうのは、もったいないでしょう?


 
誤解されそうだから、くどいけど書いちゃう。
わたしは、「接客業に従事する者は、この店員さんのようにふるまうことができてしかるべき」と申しておるのではありません。

ただ、あきらさんを。

「テレビで見たことがある性同一性障害とかいうひととして扱う」
「女性だけれど男性の正装を買いに来た風変わりなひととして扱う」

どちらというのでもなく。

「お客さんが来たのでニーズに応える」

そういう扱いを、自然にやってのけたひとがいたことに、感動したのでした。



良かったね、あきらさん。

めいっぱいドレスアップして、輝いて、あの子の門出を祝しましょう。

というかスーツ萌え!!


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さよなら大好きなカレ…?

こんばんは。

「ていねいに生きることができずにいる」などと意味深な記事を書いたあと、
サイト内の閲覧ランキング上位に「生存報告だけ」という記事が密やかに上がってきており、
まったくレズの皆さまはおやさしいのだから…と涙ちょちょぎれております、圭です。

仕事は昨年の比でなく忙しいけれど、元気よ。



さて。
賢明なるレズ諸嬢はおわかりのはずである、
この記事が「彼」との別れ話などではないということに。

うちのは「彼女」ですからね!


ではなんの話かと謂うと。
我々カップル、先月から、歯列矯正を始めたんですの。

ひとあし早く始めたあきらさんは、「噛むのが痛い」と言って軟らかい食べ物をご所望。
いま我が家の食卓を席巻するは、スムージーとか、とうふとか、野菜スープとか、はんぺんでございます。

わたしのほうがあとから矯正器具を装着したのですが、付ける前に、
文字どおり流動食ばかり食べている彼女にリサーチをかけてみました。

矯正を始めて、食べられなくなったものは、なあに。



あ「かたいもの。かぶりつく系」



ああ、それは、なんとなくわかる。



あ「あとカレー」







…なぜ!?

どろりとしたカレー、材料を煮崩せば、まさに理想のごはんなんじゃないの?
栄養もとれるしさあ。いくら良質な蛋白質だからっつって、とうふばっかり食べてるわけにもいくまい?



あ「装置に色がついちゃうから」







…∑(゚∀゚lll)

 
この器具、2年半つけているんですって、2年半。

ええっと、待って、2年半て、どのくらいかしら。
あきらさんとふたり暮らしを始めたのは、もはや大昔のような気がしているけれど、3年ちょい前だよな…

やだ、なにそれ、わたし、そんなに長いことカレー断ちしないといけないの?
ちょ、ま、いや、だめだろ! 無理だろ!

茫然と立ちすくむわたしを助けてくれたのは、やっぱりあきらさんでした。
そうなのよ、わたしのメシア。
 


あ「いや、色を気にしなければいいだけでは」







…そ れ だ(゚∀゚lll)



というわけで、我が食器棚の中には、
めでたく、レトルトカレーの買い置きが並んでいます。
全然「さよなら」じゃないわね羊頭狗肉。

ところで、ふたりそろってこんなことを始めた理由ですけれども。

フォトウエディング、やりたいよね?
でもふたりとも、歯ならびわるいよね、写真うつりわるいよね?

って。
いやほんとなんかゆとりですみません。

トルコ旅行に引き続き、自ら金のかかる横やりを入れて、ウエディングは先送り。
それでもわたしは知っている、正直なところ誰がいつ死ぬかわからないのが人生、
それでも「ウエディングを先送り」したことを後悔することはない、と。

いっしょに「歯が痛いね」「くちびるが乾くね」などと言いながら
彼女と同じものを、目指すのです。

この時間は、ちゃんと、わたしの糧。


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