« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

いい子いい嫁いいドレズ

こんばんは、圭です。

「今年最後の日」がじりじりと近づいてきました。

1年間の振り返り・回想・まとめ・決算・総ざらえ、
あらゆることばを用いて1年のしめくくりに向かって走る頃あいでしょうか。

我が家でも、クリスマスツリーを慌てて片づけ、
鏡餅を買い、注連飾りを買い、年越し用のそばを、雑煮用の餅を買い。

年賀状をしたため、ふとんを陽にあて、畳を拭き。

台所を駆け回るにっくきブラックG対策に良いと、
あきらさんがどこからか聞いてきた、薄荷油をつかって床をみがきこみました。

着々と進む、新しい年を迎える準備。
年末年始に読もうと、図書館からどっさり本も借りてきてあります。



そんな夜。

こたつに転がってブラクラに耽溺するわたしに、彼女が言いました。



「圭さんは、今年1年いい子でしたか」


ん。
んー。
あきらさんの前では、なるべく、そうね、いい嫁でいようとしたつもりだわ。
でも絶対評価にせよ、相対評価にせよ、

「いい嫁」て、どういう嫁なのでしょうね。
「いい子」て、どういう子なのでしょうね。

あきらさんが、どういうつもりで訊ねているのかわからないのですけれども、
とりあえずわたしは今年も変わらずあなたが大好きでしたので、
それをもっていい子と判断していただいてもよろし



「…そんないい子の圭さんに、ごほうびです」



わたしの御託など、彼女は聞いちゃいねー。
いいも悪いもなく、目の前にプレゼントがぽんと飛び出しました。



Applecake



え、これ、ケーキですよね。
作ってたの? いま、これ、作ってたの?

我に返れば居間いっぱいに甘ずっぱい香り。
フライパンの中で、キャラメリゼされたりんごをのせたケーキがほこほこ焼けていました。
 
やだ、全然、わからなかった。
集中しすぎて、気づかなかった。

わたしの鼻は、いまのいままでロアナプラの火薬のにおいを捉えていてだな。



クリームチーズを添えて
Applecake2



生地に入っているはちみつがふんわり甘い。
うまし糧を!



就職してから毎年、「ブログを書いていられない期間」というものが発生しています。
今年は夏がそうでした。

更新がちょいと滞ると、我々の関係まで心配してくださったりする方があるようなのだけれど、なーに変わらん、変わらんさ。

来年も、ふたりと一匹でゆるっと暮らしていきます。

 

愛兎近影
Bee



にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

レズに見合いの勧めらるる事

こんばんは、圭です。

仕事、納めました。
この1年、あっという間だったなあ。

年をとるごとに1年が短く感じられるようになってゆくのは
1年という時間の人生に占める割合が小さくなってゆくからだと
聞いたことがありますが、果たして。


そう、わたしにとって1年とは人生27分の1、
27年生きてきたっつったら、もう子どもではないとかそういうレベルではなく、
ごらんよ、周囲には結婚したり子ども産んだり転職したりしているひとがいるわけ、だ。


そして忘年会の場でぶっこまれる、50代上司からの一言。



「圭さん、お見合いする気、ない?」



うひょー



知人のご子息かどなたかに、
だれぞ紹介してくれと依頼されてでもいらさるのでありましょうか。

上司さまにとって比較的身近な「テキレーキ」の女性、
しかもさっぱり男っけがないわたくしに、
とりあえずお声がけくださったというところでありましょうか。

どうも。
どうも。
恭悦至極に存じ奉り。

しかしわたくし、泣く子もさらに泣くドレズでございます。
「する気、ない?」の問いには、むろん斯様に即答いたしました。



「ありません! おつきあいしている方がおりますので!」



好奇心の強い方であれば興味本位で「見合い? やってみるみる」
という反応もあるでしょうが、わたしは失礼にあたるとおもっています、
本気で結婚を考えている男性の前に、レズがしゃあしゃあと出ばるのは。



「そうか、そうかあ。あれ、もしかしてけっこう長いんだっけ?」


ややほっとしたような表情の上司さま。
わたくしなんぞを紹介せねばならぬとしたら、
やはり、キューピッドとしては力不足という評価を受けてしまいますものね。

そうですね、6年以上つきあっています。



「たしか女の子と暮らしてたよね?」


はい、よくご記憶で。



「住居届で名前を見たときは、彼氏と同居かとおもってどきどきしたなあ」


ああ、「あきら」ってたしかに男性の名前でもありますものね。

うふふ

おほほ



かくて、見合いの提案をさっくりお断りしたわたくし。

これはこれでいいのであるが、そのうち実の親から突っつかれるようになるかもしれず。
同じように明快に切り捨てていくまでだけれども、精神的負担は推して知るべし。

いっそ「あの子レズかもしれない…怖くて訊けないからなにも言わないでおこう…」とでもおもっていてくれれば平和。なのかな。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

トルコ見聞録21 嫁にアイスを猫にはえさを

はじめから読む方はこちら↓
トルコ見聞録1 まだ着いてない





3日め。9時40分。
ブルーモスクから出てくると。



あ「トルコアイス屋さんがある!」



あきらさんはたちまち屋台に吸い寄せられていきました。
彼女が初めてトルコに行ったのは、去年の2月。
そのときは、季節はずれでアイス屋さんにお目にかかれなかったんだとか。
 
 
 
あ「夏に来れば、これがあるとおもって、たのしみにしてたんだよねえ」



トルコアイスと言えば「伸びるアイス」として有名。
びろーんと伸ばしてみせたり、客になすりつけようとしたり、渡そうとしてからひょいと取り上げたり、売り子のパフォーマンスがまた有名なんだそうな。ってトルコに行くことにしてから知りましたよ、わたしは。



売り子はとてもひとなつこい兄ちゃん2人でした。

 
「へいへい、きみたち名前はなんての」

 
「あきらと圭。あなたたちは」


「俺はクリスチアーノ・ロナウド。こいつはリオネル・メッシ」


へええサッカー得意なんだねえ。


自称ロナウドにアイスをなすりつけられるあきらさん
Icecream


「どっから来たの。ジャパン? チャイナ? コリア?」

 
「ジャパンだよ」


「オー、コニチハ! ニーハオ△×@$#&*」


中国語はわかんねえっつの。


「ねえねえお釣りもらっていい。華麗なアイスさばきを見せてやっただろ」

 
あいよ、わかったよ、こっちから言ってあげるべきだったね。
気がきかなくてごめんね。「お釣りは要らないよ」


「圭! また来いよ!」


サバサンドの前に、アイスまでおなかに入れてしまいました。

さあまたゆっくり歩いて港を目指しましょ。



あ「わあまた猫がいる!」



あきらさんがキャットフード片手に駆け寄ります。
イスタンブル、ほんと猫好きは行くべきです、まじで。


Cat1

Cat


彼女がキャットフードをかばんにしまうと、すかさずのしかかってきた図々しい子。
こら、そこはわたしの定位置ですよ!


寄り道をはさんで、いよいよ港へ。
いまいちど、ブルーモスクを振りあおぎます。ん、ちょっと雲が出てきたかな?


Outside


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

前へ→20 ブルーモスクとボイの運命

続き→22 ひみつのタイル天国

はじめから→1 まだ着いてない

ボーイッシュ女子と熱き血潮

こんばんは、圭です。

しばらく本を読んでいなかったのですが
ここへきて、がつがつ読書欲が湧いています。

話題のミステリ『その女アレックス』、
レズですし読んでおきたかった中山可穂『恋歌』、
冷めぬトルコ熱を満たしてくれる塩野七生『イタリア遺聞』、
題名だけで選んでしまった『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』…

小学生のころ『本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った』が好きだったのと同じテンションで。


新しく本棚も買ってしまったし、あきらさんのまんがコレクションも増加の一途をたどっています。去年数えて1300冊以上あったんだけどな、いまどこまで増えたんだろう。


さてそんな我が家の新顔のなかから、ニッチで血のたぎるまんがをご紹介しましょ。

えすとえむ『ゴロンドリーナ』


※未読の方向けですが、念のため分けます。

続きを読む "ボーイッシュ女子と熱き血潮" »

誰がために腕は鳴る

こんばんは、圭です。

キューバとアメリカが距離を縮めたからこの題というわけでもなく、
業界的にはタレント×女優の同性婚が話題になっていますがそのことに触れるでもなく、
昨日まで、わたしの最大の関心ごとはクリスマスでありました。

わたしにとってクリスマスは、特に毎年たのしみにしているイベントではありません。
冬はお正月のほうがだいじ。

それなのになぜ今年は…?



あ「うちの家族をクリスマスに招んでもいい?」



っていうね、あきらさんの一言に始まり。
彼女のご家族をご招待して、クリスマス会を開いたのです。きゃー

トルコ旅行の写真などお見せして、計画的に大掃除をして、高級食材を買い集めて、やろうやろう、おもてなししよう。

と、決めまして。

しかし。



あ「あたし当日仕事だし、金曜日は帰りが遅いから、木曜日のうちに料理を仕込むね」

圭「使うとすぐ汚れるから、トイレと台所の掃除は、お客さまがみえる直前でいいよね」



ってんで、ああ、なぜこうなっている木曜日深夜26時半。
目を血走らせてふたりで台所に立つ羽目になりました。

しかもメニューは目新しく、トルコ料理でいってみようなんて話していたもんだから、まあ。


ドマテス・チョルバス(トマトスープ)

チョバン・サラタス(サラダ)
 
ウスパナック・サラタス(ほうれん草の前菜)

イマム・バユルドゥ(なすの冷菜)

イズミール・キョフテ(肉だんご煮込み)

シガラ・ボレイ(チーズ春巻き)

サーデ・ピラウ(トルコ風バターライス)



なすに詰め物をし。
Imambay1ld1


肉だんごをまるめ。
Izmirkoefte_4


煮込み。
Izmirkoefte2


もうこのあと余裕がなくなって写真撮ってないわ!


無事に昨日、当日を迎え。
にぎにぎしくたのしんでいただけたようで、料理もほぼからっぽに。

ふう。

よかったよかった。



あ「圭さんとちゃんと暮らしてるんだって、いつか見てもらおうとおもってたんだ」



カムアウト済みのご家族と。
カムアウトしていないご家族と。

入り混じっているなかで、なんとか設えた和の場。
わたしも気楽にたのしんだのだけれど、終わってすこしほっとしてもいるよ。



あ「実はあたしほとんど料理食べてないんだよね。ふたり打ち上げ、する?」



春巻きの残りで、くいっと飲みました。

Sigaraboeregi




早め早めに我が家のクリスマスはおしまい。
こころはお正月に傾いてゆきますが、皆さま良いクリスマスを。


Pc191015


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

7年めのケーキ

こんばんは、圭です。

27歳になりました。

祝い膳にはキムチ鍋。
冬なんだから寒いのはあたりまえ、と言っても最近の気温の下がり方は尋常じゃないよね。
キムチ鍋、あったまります。だいすき。

プレゼントは早めにいただきました。
夕飯も作っていただきました。

でも。

まだ。

おお。



あ「今年のケーキはなんだとおもう?」



あるのですね、ケーキが。
しかもどうやらとっておきの気配。



あ「某楽天でお取り寄せ人気ナンバーワンの…」



お、お?

このヒントでわかるわけではないところが
わたしのアンテナの低さを物語っているわけだが、さておき。



あ「ザッハトルテだよ」



やんや、やんや。
山口県のお菓子屋さん、「果子乃季」が販売する、
その名も「魅惑のザッハトルテ」。

まるまる1ホールが、我が家に運ばれてきました。


おまいさん、言ったな?
魅惑って、言っちまったな?

食べる前の期待値はむろん最高潮。


さて箱を開けますと。
ひらり、と舞い落ちたり、一葉の紙。

お取り寄せにはたいてい添付されている、
「おいしい食べ方」とか、製造元のご案内なんかが書かれた紙ですね。

そこに。
でかでかと。


「期待しすぎないでください」


の文字が躍っていました。


こんの策士が!

こっちは「通販で一番人気」とかいう文句を見て注文しているのだ、
期待していて当然、しかして過剰な期待は実物の評価を落としてしまうことがあり得る、
すなわち

「おもっていたほどじゃない」

この事態を回避する魔法のことばが「期待しすぎないでください」、
一文を見て消費者が一瞬不安になればしめたもの、
おそるおそる一切れ食べてみれば。



(o゚▽゚)o



表面のチョコレートの光沢つややかに、
チョコとスポンジが3層ずつずっしり。

ほどよい弾力に予想より軽いスポンジ、うーん、これは、いける。


家族の誕生日には、すこしでも大きな一切れをもらおうと
きょうだいみんなが目を光らせて
母が持つナイフの先を見つめていたのは
子どものころの風景。

いまやだれ止めることなし、大人ってすばらしい。アラサーすばらしい。



あ「圭さん、好きなだけ食べなね」



遠慮なく、大きめに切り分けました。
エリザベートではございませぬが、わたくしもザッハトルテ大好物ですのよ。
 
こんな小さなことひとつとっても
やりたいことがやりたいようにできる生活に、感謝。

ありがとうあきらさん!


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

トルコ見聞録20 ブルーモスクとボイの運命

はじめから読む方はこちら↓
トルコ見聞録1 まだ着いてない





3日め。朝8時。

5時45分ごろのエザーンに揺さぶり起こされることなく、のんびり起床。
今日はトルコのB級グルメ、サバサンドを食べに行くことにしています。

だから朝ごはんは、抜き…
なんてことできるかってんだ、ホテルの屋上でたのしむビュッフェの気もちよさを覚えてしまったからには、行くぞ、あきらさん!



あ「圭さん、だから、エレベータの扉はじぶんで開けるんだってば」



そうだった。

ちなみに、このエレベータ、各階の「建物のほうに」扉がついていてね。
箱のほうは、「扉側の壁が一面ない状態」で昇降するんです。超こえー



朝ごはんのおこぼれを狙うかもめ
Kamome



かるく朝ごはんをいただいて、さて予定ではサバサンドを食らうべく
エミノニュ港に向かうはずだったのだけれど。



あ「昨日混んでて見られなかったブルーモスクに行ってから港に行ったら、おなかがこなれてちょうどいいんじゃない?」



名案。


ホテルからブルーモスクに向かう途中、古代ローマの競技場跡を通りました。

Atmeydanu

戦車レースをやっていたんだと。
ベン=ハーみたいなやつかしら。



お、ほら、着きますよ。

Bluemosque

前方に見えるラフなTシャツ野郎は、愛する我が彼女あきらさんです。
なんて旅慣れた姿。欧米のバックパッカーのようではないか。ほれぼれ。


さてブルーモスクは宗教施設ですから、露出の高い服では入れないとのこと。
女性は髪もスカーフで覆わなければなりません。

スカーフを入口で貸し出してもらえることはガイドブックで承知、
しかしわたしはこのために、しっかりスカーフを入手しておきましたとも。

Insidethecamii


す、すごい!
混みっぷりもそりゃすごいけれど、この抜けるような高さのドームにびっしりとタイルが!

薄暗いところに青いタイルが影を落として、床はやわらかに赤い絨毯。
このコントラストがすこしもきつくない。

P1010831


P1010837


ステンドグラスが彩りを添えて、夢のようね…って、あれ、あきらさん。
あなたスカーフは? 髪、むき出しじゃないの。



あ「入口で渡してもらえなかったから、こっちからくださいとは言わなかっただけ」



女性には問答無用でスカーフを押しつけていた入口の係員。
あきらさんのことはスルーしたようです。ボーイッシュレズすごーい。


しかし。

1分後。

きりっと制服を着た大柄な白人の係員が、つかつかとやってきました。



係「きみきみ、スカーフはどうした?」

Hmc



ゲームオーバー。
わ、忘れてしまいましたのです。



係「入口で借りてきなさい」



失礼しました。
じろりと睨まれ追い立てられて、ぱたぱたと借りに行きます。

すみません、入るときに借りそびれてしまったので、この子にスカーフを貸していただけますか。


しかし。

5秒後。



係「なにぃ? こいつはご婦人だってのか?」

K



あきらさん、あなた、パス度の高さには自信もってよさそうよ。

女ですよと繰り返し、なんとかスカーフをゲット。
ぶきっちょにスカーフを巻いたあきらさんは、「似合わないから」と決して写真を撮らせてくれませんでした。ちぇ



そんなブルーモスク。
とにかく混んでいて、ところてんのような鑑賞になってしまったけれど
もう一度トルコに行ったら、やっぱりまた入りたくなるのでせう。

入場無料だし!


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

前へ→19 夕食で大問題

続き→21 嫁にアイスを猫にはえさを

はじめから→1 まだ着いてない

トルコ見聞録19 夕食で大問題

はじめから読む方はこちら↓
トルコ見聞録1 まだ着いてない





2日目。19時。

夕飯を食べる店を決めかねて歩いているうちに
ホテルまで戻ってきてしまいました。

だからほら近いんですって。
街全体が世界遺産、観光を済ませてちょちょっと歩けばホテルなんですって。

あまりの近さにおもわず「ちょっと待て、近い!」と叫ぶわたくし。

すると道端から。



「チョットマテチカイ? ソレ ブンポウ オカシイデショ、『マテ』イラナイデショ、『チョットチカイ』ッテイウンジャナイノ?」



まったくトルコ人は日本語が達者である。



さてね、ホテルまで来てしまったのだから、レストランはホテルのひとに訊きましょう。

もしもし、我々これから夕飯をいただくのでありますが
どこかおいしいお店を推薦していただけないかしら。



ホテルマン「お任せください、この道沿いの、あのレストランがいいですよ。トルコらしい料理が食べられますし、海が見える屋上テラスでロマンチックなお食事、値段も手ごろです。わたしの名前を言えば、サービスしてもらえますよ」



店名のロゴを見る限り、どう見てもホテルと同系列のレストランです。
しっかり商売してやがるな。

行ってみると。



「ようこそ、もうテーブルは用意してあります」



勧誘文句のとおり、屋上テラスに案内されます。
遠くには、ライトアップされたモスクや、ちらちら灯りを掲げて海上を滑る船。

 
Restaurant


トルコで食べる最初の夕飯です。
羊飼いのサラダ、なすのケバブ、ピリ辛のトルコ風ピザ「ピデ」を頼みます。
 
サラダは、トマトやレタス、きゅうりをざくざく切って、レモンとかスパイスをドレッシングがわりにしただけのもの。これが、うまい。野菜の味が濃いのだね。

Salatas


ピデは、羊の挽肉が塗りひろげてあって、生地はぱりぱり香ばしく、これまたうまい。 
で、ピザを頼んでるっつーのに、ケバブに漏れなくついてくる、でかいパン。


Kebap


いや待てよ、これは出発前にガイドブックかなにかで見たぞ。



圭「これ、ぐちゃぐちゃに崩して、このパンに包んで食べるらしいよ」



生半可な知識でもって、なすに立ち向かい、せっせと攻撃を加えていると。
 
店員さんが飛んできました。首をノンノン、と振っています。



「まったく、きみ。大問題だよ!」



大問題?
あのう、なにか間違っていますか。
 
そこで、お手本が示されます。



「いいかい、まず、肉となすを分ける」



それは、さっきわたしもやりました。



「そして、なすの皮から身をこそげる」



なんですと。

トルコのなすは、皮を食すものではなかったのです。

言われてみれば確かに、トルコのなすは日本のなすより皮が厚い。焼き芋の皮のような感じ。
 
こりゃ大問題だわ。



「このなすを崩して、肉と混ぜて、パンで巻いて、食べる」



なすの皮を食べる間抜けな日本人。恥ずかしいっ
外国人が柏餅の葉っぱを食べているのを見かけたら、必ず正してあげようと心に誓ったね。


すっかり暗くなりました
Terrace


がつがついろんなものを食べようとおもっていたけれど
パンのおかげで早くにおなかいっぱい。

観光初日にしては欲張って見てまわったし、6時間の時差ぼけもあって、眠い。


こんなもんかな。
お会計をお願いしましょ。



「こちら、お茶とデザートをどうぞ」



え、でも、頼んでな…



「サービスです」



ホテルマンが言っていた「サービスが受けられる」とはこのことであったか。
わーい、いただきまあす。
 

ひんやり冷たいお米のプディング「ストゥラッチ」
Suet



極甘の一品。
あきらさんは甘党だからいいとして、わたしには、ちと、甘すぎ、る…
あ、でも、わたし慣れ始めている。

トルコの味に。
トルコの人に。
トルコの空気に。


3日めも味わいつくしに行きまっす。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

前へ→18 地下宮殿へ

続き→20 ブルーモスクとボイの運命

はじめから→1 まだ着いてない

新兵器を持てよ、部屋に籠ろう

こんばんは、圭です。

今月はわたくしの誕生月。
落ち葉も積もる霜月の暮れ、あきらさんに訊かれました。



あ「圭さん、今年はプレゼント何かほしいものはあるの?」



あ。

う、なにも考えていなかった。
うーむうーむ。

ほしいものは、あると言えば、ある。
靴と、耳あて。

通勤のパンプスがだいぶよれよれになってきてしまったので買い換えたいのと、
自転車通勤の大敵、冷たい冬の風を遮る耳あて。

でも、それはじぶんで買いたい。
プレゼントしてもらいたいとはおもえない。

なんか、こう、プレゼントって、実用性を無視したものであってほしいという想いが漠然とあるのだよ。
「別になくてもよかったんだけど、じぶんでわざわざ買うことはないんだけど、もらってみたらとってもうれしかった」みたいな。

仕事に行くときに履く靴う? それこいびとに頼んじまいます? みたいな。


というわけで、あきらさんにはこう答えました。



圭「特に、ないよ」



したらば、あきらさん、目をきらきらさせて言いおったのです。



あ「じゃあ、あたしがあげたいものあげていい?」



ほう。
あげたいものがあるとな?
して、それはなんじゃ。



あ「そのためにね、貯金もしてたの」



待て待て。
おい、それは高価なものなのかい?



あ「新しいパソコン」



ぷぎゃー!!!

使い始めて7年、そりゃ新しいモデルは山ほど出ているけれど
壊れたわけでもないのに。
ふつうに使っているのに。

なぜ、それが「あげたいもの」なのか。



いわく。

圭さんが「くそVISTA」連呼するたび、あたしのほうがストレスためてた。

とのこと。



ああ、そうだとも、わたしのパソコンは悪名高きVISTA。
しかし同室にいるだけの彼女にまで、ストレスを与えていたとは恐れ入りました。

とは言えわたくし超がつく貧乏性。
彼女の申し出はありがたくもあり、ためらいもあり。

落ち着きなく電器屋に行き、そわそわと選び、うわあ、ほんとに買ってもらっちまったよ、うわあ。

で、いま。





ねえ、すごいねWindows8!!



ネット接続の速さに心底感動しています。

いかにVISTAが遅かったか、いま知ったわー。慣れってこわいわー。

というわけで歩み出す、さくさくネットライフ。
ブログ更新頻度も上がる、かも?


※タグデータをコピーしていないので今日はバナーなし!

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

 

  • にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

twitter

無料ブログはココログ