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彼女は彼女の彼女に彼女を

こんばんは、圭です。

彼女が「オンナノヒト」を描いたまんがを買ってきました。
ヤマシタトモコ『HER』


何年か前の「このマンガがすごい!」で
男編の1位『進撃の巨人』とならび、女編の1位を飾った作品です。

お、裏表紙に100円シールが貼ってある。
ということは、これ、BOOK・○FFで買ってきたのか。

すげーすげー、よく見つけてくるね。
オンナノヒトが好きなわたしは、食らいついて読みました。


※分けます。










オムニバスです。

女子・女性あるあるが描かれているとか、
本音だだ漏れで直視できないとか、
イタイとかリアルだとか共感とか、

そんなような作品紹介を見かけましたけれども。


わたしはいつもどおり百合萌えしていましたぜ、ええ。



いつも先の尖った「こわい靴」を履いていて、
美人すぎて男性にちょっと引かれいている井出さんと、
井出さんが「モテたい」「恋したい」と言うのを「かわいい」とおもう美容師さん。

美容師て。
相手の髪をいじっていいんだ、好きにしていいんだ、じぶんの手でかわいくしていいんだ。
うとうと無防備な顔を見ることになるかもしれないし、鏡のなか目が合ったりして。きゃ。



真っ白なロングヘアをくしゃっと結わいた、
鶴のようにきれいなレズビアン武山さんと、
「フツーであること」に縛られるお年ごろの女子高生こずえちゃん。

武山さんのせりふがひとつひとつ温かくて、このおいしさは妄想要らず。
最後のせりふなんか、もう、ほんと、同意です。

しかし年配のレズビアンが出てくる作品てあまりない気がする。
このブログを読んでいる方、良いものがあれば教えてくださいまっし。



さばさばして「仕事がこいびと」と言ってはばからぬ本美さんと、
男のひとに愛されるために日々必死な花河さん。

花河さんが本美さんに向ける、コンプレックスと羨望のこじれまくった感情が
たまらなく百合的でした。どこまでもいとおしい奴らめ。



とは言え。
女性を描いたまんがならば、わたしはよしながふみの『愛すべき娘たち』のほうがはるかに好き。

根底には「男と女」の関係があるような気がするので、そういうものが得意でない方にはつまらないかもしれない。

いやあ、わたしさあ、百合だのBLだの読みすぎて
こないだ久々にマツモトトモの少女まんがをひらいたとき
すげーこの子たち男女で恋愛してるよ( ゚Д゚) !!って本気でびっくりしたもんよ。


それでも。
うつくしく年を重ねたレズビアン武山さんを見る、これは、ほんとこのまんがの価値だとおもいます。


ヤマシタトモコ 『HER』
祥伝社 2010年7月


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