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彼女は彼女の彼女に彼女を

こんばんは、圭です。

彼女が「オンナノヒト」を描いたまんがを買ってきました。
ヤマシタトモコ『HER』


何年か前の「このマンガがすごい!」で
男編の1位『進撃の巨人』とならび、女編の1位を飾った作品です。

お、裏表紙に100円シールが貼ってある。
ということは、これ、BOOK・○FFで買ってきたのか。

すげーすげー、よく見つけてくるね。
オンナノヒトが好きなわたしは、食らいついて読みました。


※分けます。

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二十億光年の孤独なレズビアン

こんばんは、圭です。

ブログを介して知り合った若者、杜崎さんと遊んできました。
というか、遊んでもらってきました。

彼女のことを「レズビアンブロガー」と書いたこともあるけれど、
いまはセクシャル迷子らしいので、レズ扱いしないこととします。


うちに招待して、ごはんを食べてってもらって。
おしゃべりして、カラオケに行って。
夕方、送りの車のなかで。

杜崎さんは、言いました。

   
「わたし、おふたりにお会いするまでは、こういうひと、じぶんだけだとおもってたんです」


おふたり。
あきらさんと、わたくし。

こういうひと。
女性を愛する女性。


わたしは、高校生のときにあきらさんと出会い、
こいびと同士になる前から、おたがいレズだと認識していましたので。

このことばが、じわじわと新鮮に響きました。



インターネットでさまざまな情報に触れられる時代。
顔を見たこともない相手と、見たことがないまま友だちになることだって容易なのです。

検索機能、フィルタ機能。
ネットでは、かんたんに仲間が見つかります。「じぶんだけ」ではないことは、すぐに「分かる」のです。

それでも。
それでも。

こういうひとがいる。という実感は、やっぱり稀薄なんだね。


ネットの向こうには。
ブログの向こうには。
SNSの向こうには。

中の人がいるのでしょうけれど、そんなこと、あまり意識しないものね。
ほんとうにいるひとだという保証も、実は、ないのよね。


例えばわたしとて、こうして日々のろけつれづれを書いているけれど。

「こうだったらいいのにな ~理想の彼女~」

を書いているかもしれんわけで、だとしたら、あきらさんは架空の存在、創作のタマモノになっちまうのですな。



「お会いしてはじめて、ああ、身近にいるんだって、おもえたんです」



「顔が見えるつきあい」という表現を、仕事上でよくつかいます。
こういうときにも、つかえる日本語だったんだなあ。

ブログ村ビアン板の記事ランキングにおいて
おセックスを連想させる題、別れ話、ブログ閉鎖とならんで
人気が高いのは「顔出し」だと従来から指摘されていますが
こんなところにも、人気の理由があるのかもしれないなあ。

 

あなたが20歳になったら。
栃木のガールズオンリーイベント STAR★PLANETにいっしょに行こうか。
新宿まで出て行って、2丁目に足をつっこんだっていい。

我々カップルも、先輩づらできるような経験はないけれど。
2丁目に行ったのは、あれ、何年前だ? パナシェに一度きり。
どろぶね行ってみたい…ぶつぶつ…


 
あなたが望むなら。
「身近にいる」「こんなにいる」と実感できる場は、たくさん見つかることでしょう。



万有引力とは
ひき合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う

(谷川俊太郎)


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栃木県人らしからぬ美徳

こんばんは、圭です。

ランキングでこんなに上位にいたことがないのでぶるっておるのですが、ともかくも読んでくださる方々ありがとうございます。

今後も遠慮なくのろけるべし。



我々カップル、栃木県に住んでいます。

で。
「栃木県人は」

の後ろに、述語をつけるとしましょう。
他県に住まうかたは、どんなことばをもってくるかな。

「特にイメージない」
「得体が知れない」
「栃木ってそもそもどこ」

あたりが多いとおもうんだ、どうかな。


わたしの目には。

栃木県人は。



ハンドルを握ると荒れる((((;゜Д゜)))



運転の荒いひと・交通マナーのよろしくないひとが目立ちます。

白昼堂々、信号無視。
ウインカーを出さずに車線変更。
片手内がけハンドルのタクシー。

ふだん温厚なひとが、運転席に座ったとたん目が据わるという例も少なからずありまして、これがこわいこわい。

速度オーバーで一発免許取り消しになったり。
いま行かなくていつ行くんだよふざけんなへたくそ!と前の車に毒づき。
制限速度を守って走るなんて遅すぎる、許すまじ!とハイビームであおりまくり。
横断歩道を渡ろうとしているひとにクラクションを鳴らして先を急ぐ。


超こえー


ところで。
あきらさんは、生粋の栃木県人ですが。

その運転は実に温厚です。


強引な割り込みや無茶な急ブレーキを見るたび、
あーた、後ろを走っていたのがあきらさんじゃなかったら、たぶん追突されてたよ…
と、おもうのであります。


後ろを走っていたのが。
前を走っていたのが。
対向車が。

あきらさんじゃなかったら。

事故になっていたかも。
けが人が出ていたかも。


でも、これまで事故は回避されており。
その場合、彼女のていねいな運転はわたしが知っているばかりとなります。


彼女は最近仕事にお疲れぎみだけれど、
きっとね、職場でも同じようなことがあるとおもうんだ。


あなたじゃなかったら。
あなたが担当してくれなかったら。
こんなにスムーズにいかなかった、そういう事案。


わたしは彼女の職場参観をしたわけじゃなし、医療に詳しいわけでもないけれども。
きっときっと、そういうふうに働いているんだろうな、とおもいます。

彼女の努力を、真摯な態度を、出世欲を、わたしはきちんと知っていたいね。

 



「いいよー どうぞー 入りなー」

沿道の駐車場から出てこようとしている車に道を譲りながら、あきらさんのひとり言。

やさしいねえ、安全なだけではなくて、あなたの運転は、ひとにやさしいねえ。



「いまのドライバー、イケメンなお姉さんだったからね! 助手席に女の子乗ってるしね! 」



レズにやさしく、ひとにやさしく。
本日も安全運転なり。

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トルコ更新局3 手配編

こんばんは、圭です。

トルコ旅行の準備の話。繰り返しますが、じぶんのための記録記事なので、こまいよ。


はじめから読む方はこちら↓
トルコ更新局1 旅のきっかけ


※分けます。

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我思う、故に百合あり

こんばんは、圭です。

完結しましたなあ!
他に類書をみない百合まんがが。

いや、「これは百合まんがじゃねー!!」というひとの気もちも理解してはいるのだけれど。
でもやっぱり、わたしは百合まんがだとおもって読んだので、そう書きまっせ。


これです、これ。

倉田 嘘 『百合男子』


※未見の方向け、紹介記事です。

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カラフルでリア充仕様

こんばんは、圭です。

我が彼女あきらさんというひとは、なにか「やりたい」とおもうと、事の大小を問わず実に迅速に行動を起こします。

ひとり暮らしを決めたときも。
車を買ったときも。
うさぎを飼うのも。
トルコ旅行も。


おとといは、突然「模様替えがしたい」と言いだし、夕飯のお膳をほっぽって
棚を持ち上げ、あっちへよろよろこっちへうろうろ。

昨日は、わたしが帰宅し「疲れたからすっぱいもんが食べたい」と言うや
未知なる香草ががつんと利いたタイ料理屋へぴゅーっと連れて行ってくれました。
グリーンカレーがおいしかったわ。


対照的にわたしは、なにをするにも、とにかく腰が重うござります。
めんどくさがりで、保守的。
ま、慎重派と呼んでおくんなまっし。


それが。
脱・マンネリ食生活」のタイミングもあったのでしょうね。
めずらしく、すとんとハマってしまいました、スムージー。



こないだ、あきらさんとふたりで、10年来の友だちの家に遊びに行ってね。
驚いた、驚いた。

自家製の果実酒のびんが出るわ出るわ。

おつまみが足りないとなったら、「お取り寄せ」したというぷっるぷるの牡蠣がズッキーニといっしょにさっとぽん酢で煮られて。

サラダは、トマトとアボカドが色美しく交互にならび。

朝ごはんは、フレンチトーストに、バナナとブルーベリーと豆乳のスムージー。
しかもミントの葉が浮かんでるだと!


帰りの車のなかで、あきらさんと動揺を語り合いました。



「…すごかったね」

「ほんとにね」

「学生のころぽやーっとしてた子がね、ああやってしっかりひとり暮らししてるとね」

「おしゃれに暮らしてたね」







で、スムージーです。

やってみたいな、とおもったその日にミキサーとレシピ本を買いに行き、毎朝飲んで1週間。
今までより10分早起きして、がこんがこんミキサーを回すのが地味にたのしいです。

朝ごはんを食べる習慣のないあきらさんも、
わたしが多めにつくって冷蔵庫においていくスムージーを
飲んでから出勤することがときどきあるもようです。よーしよしよしよし、いい子だ。


マンゴー にんじん いちご トマト
小松菜 ブロッコリ パプリカ
バナナ きなこ ヨーグルト
ブルーベリー ラズベリー

ふたり暮らしにあざやかな色を添えましょ。

しかし我ながら、新しいおもちゃをもらった子どものようだな。


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飽きの来ない味に

こんばんは、圭です。
 
あきらさんと暮らして間もなく2年。
賃貸契約更新の話は前回書いたとおりですが、さて。



「なんか、食事がマンネリ化してる」

と、彼女が言いはじめました。



安さを基準に野菜を選び、まあだいたい滋味あふるる家庭の味が中心の一汁三菜。
だいすきな献立なので、これが続こうとも苦でもなんともなや、ときどきカレーが混ざっていれば最高にしあわせですが、ここは彼女の向上心を尊重して、話を合わせましょ。

うんうん、マンネリね、そうかもね。

 

あ「ふだんあんまり買わない食材つかったり、なんか新しいことをやりたいんだよね。蓮根とかごぼうとか、根菜をもっと食べたい。レパートリーを増やしたい」



1本80円の大根や3本100円のにんじんには飽きてしまったのかしら。


そして彼女は、毎週。
「新チューボーですよ!」を録画するようになりました。

堺正章とアシスタントのすみれちゃんが、ゲストを迎えてわいわいつくる土曜の夜の料理番組。

こないだはすみれちゃんと川北麻友子の百合っぷりが非常にかわいかったです。
あたまのてっぺんからぽやーんとした学生のような声を響かせて、きゃっきゃと会話するおなごたちと、エプロンすがたでエクレアを焼くおぢさん。なんて萌える絵面だ。


そのチューボーから、あきらさんがピックアップしてつくってくれたのは。
おもてなし料理、スパイスをたっぷりきかせたスペイン風ミートボール。トマトソースで煮込んであって、松の実がごろごろ入って、おいしい!


こちらは残ったトマトでつくったパングラタン。

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トルコ料理にも挑戦しようと、いま我が家の冷蔵庫にはギリシャのフェタチーズが入っています。

いいな、いいな、なんかたのしいな。

わたしが台所に立つことも前より増えてきたので、ちょっといっしょに能力開発しようとおもいます。

ああ、たるんだこの腹をどうしてくれよう。
 

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更新される「家族」

こんばんは、圭です。

不動産屋さんから、封書が届きました。
我が家の、契約更新通知。
彼女と同居を始めて、もう2年になるということです。早い!

家は、ためらいなく更新します。

とてもとても住みやすく、居心地よく
あきらさんが蔵書をばんばん増やしても置き場があり
生活に必要な施設はなんでも近くにあって
おたがいの職場へも実家へもアクセス上々
家賃に不満はなく、大家さんは超親切で、ご近所との関係良好。

手放せないわ、この環境。


更新料が意外とばかにならんのと、保証会社に払う保証料がやっぱりばかにならんのは痛いけれど。


そう、保証料。

我々カップル、住処を借りるにあたって、連帯保証人は親きょうだいや友人ではありません。かわりを務めるのは保証会社。

わたしのバイブル『同性パートナー生活読本』でも触れてありましたが、連帯保証人が頼めないひとの強い味方たり得る、信用保証会社です。


でも、我々の場合、「親には頼めなくて」保証会社のお世話になっているわけではないの。
不動産の側の規定で、選択の余地なく保証会社に登録したの。


ふたり暮らしに反対している我が親はともかく、あきらさんのおとうさんは、おそらくきちんと依頼すれば連帯保証人を引き受けてくださったことでしょう。

それでも。
「親には頼みづらい」方々はもちろん、親がリタイアしても亡くなっても、保証会社は便利に活用できるんでないかな。
うちは、2年に1回、契約更新のたびにお金を払うしくみで、額は月1000円くらい。


こうしてささやかな支出と書類が、わたしたち家族を守っていくのであります。



そうだ、話は変わるけれども、こないだのハートネットTVで問われていたこと。

「家族とはなんぞや」

わたしはね、ちょっと離れて、もういちど顔を合わせたとき、「ただいま」「おかえり」と言い合える相手のことだとおもうよ。
 
血がつながっていなくても。
いっしょに住んでいなくても。
婚姻関係が法的に保障されていなくても。
家族は、家族。

 

実家に顔を出すとき、わたしはかぎを使いません。インタホンであいさつをします。
「ただいま」とは言いません。「こんにちは、圭です、ごめんください」とあいさつをします。

つまり、そういうことです。


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大雨と愛のむだづかい

こんばんは、圭です。

昨日はそりゃもーたいへんな雨でした。
わたしの人生最大の豪雨。市内に避難勧告が出たのは、はじめてなんじゃなかろうか。

ひっきりなしに鳴り響く緊急車両のサイレン。
パトカー、消防車、救急車。

側溝に落ちた車を引き上げるかけ声。

だめだよ、この先行くと立ち往生するよ!
なにも知らずに突っ込んでくる車に、ライトを振りながら警告する沿道の商店主たち。

ここも冠水、ここも、ここも。


職場で残業という名の雨宿りをするうち、あきらさんからメールが届きました。



「強行突破で帰宅したよ」



ひゃー。
この空の下で外に出るのは、まさに強行突破。よほどの覚悟がなくては。

しかしわたしも、やったさ。
職場に泊まり込みなんて、避けたいもの。

雨がすこしばかり弱くなったのを見すまして、いざ。









(中略)









全身から水をしたたらせて帰ると、玄関にはバスタオルが置いてありました。
タオルはほこほこ温かく、雨がからだを冷やしていたことに気づきます。



あ「お帰り、お風呂わかしてあるよ」



きっとそこは天国。

 
それにしても、命の危機を感じながら帰ってきたので、なんだかぐったりです。
「夕飯つくる気力なくなっちゃったな」と、あきらさんも言います。

うっしゃあああわたしがなにか弁当でも買ってこよう、だいじょうぶだ、すでにわたしは濡れ鼠、コンビニ往復くらいなんてことないさ! お風呂は買い物がすんでから入るよ!


すると、あきらさん。



「圭さんがずぶ濡れでひとりぼっちでまた外に出ていくなんて、かわいそうで嫌だ」



言うが早いか、わたしを風呂に押し込み、さっさと調理にとりかかり、あらま。

あぶり海苔を散らした明太子スパゲティ。
大根ごまサラダ。
チョバンサラタス。

3品が食卓にならびました。
チョバンサラタスは、簡単なトルコ料理だよ。うふふ。

あーた、ついさっきまで「ごはん作る気力ない」て言ってたのに。



知っていたけれど、知っているけれど、わたし愛されとる。

ではお礼にアイスでも!って買いに走ると、せっかく受けた愛をむだに消費してしまうよね、がまんがまん。


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トルコ更新局2 計画編

こんばんは、圭です。

トルコ旅行前に浮かれてる記事の2本目です。


はじめから読む方はこちら↓
トルコ更新局1 旅のきっかけ


ネットで見つかる海外旅行記て、「行ってきましたー」つって、飛行機やら機内食やら、もうどんどん旅を思い出す形式が多いのだけれども。

わたしの場合、なにをおいてもまず、じぶんのための記録という意味あいが強いので。
行く前のわくわくとか、準備とか、あとで読んでにやにやするために、なるべくリアルタイムで洗いざらい書いていこうとおもいます。

レズ話はありませんが、興味のある方はどうぞ続きを。


※冗長なので分けます。

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ひとつのレズビアン的結婚生活

こんばんは、圭です。

今週月曜日の夜、NHKでやっていた番組を録画しました。

「ハートネットTV」

「生きづらさ」を抱える全ての人に向けた新しいスタイルの福祉番組。だそうです。

この番組で、レズビアンカップルが紹介されるって聞いたからね。
そいつを、あきらさんとふたりでごろごろ視聴。


番組は。
東京ディズニーリゾートで同性婚をあげ、話題になった、東小雪さんと増原裕子さんカップルの生活の様子をちょいちょいはさみつつ、スタジオでおふたりにお話を伺う形式でした。

さて。
正直な感想を、つづってみようとおもうよ。


※分けます。

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女性同士の婚姻届

こんばんは、圭です。

この週末。

青森市にお住まいの女性同士のカップルが
市役所に婚姻届を提出し
不受理証明を受け取った。


というニュースが業界の話題になっていました、ね。


それで。
ぽつぽつと。
おもったことを。

箇条書。


・おふたりの勇気に敬意を。

・東京ではなく、地方で声を上げたことの意義。

・男性同士ではなく、女性同士が動いたことの意義。

 
うん、このみっつ。


プラスするならば
おふたりが「不受理の判断が出たここからが始まりだとおもう」と言われているというのに
「不受理の青森市役所は人権意識が低すぎるふざけんな」というあたまに血ののぼった意見や
「青森市役所が悪人のようにさらされて気の毒」という見かたが出ているのが残念。
といったところ。

 
わたしは。
どちらの意見にも、ぴんときません。


彼女たちは、役所を糾弾するために動いたようには、見えなくて。
考える契機を、機会を、我々に提供したようにしか、見えなくて。

いままで、だれも、試してみなかったことを、やってくれた。

それだけだとおもうよ。


4年前。
大学生だったとき。

わたしは同性婚について、当時おもったままを、このブログに書きました。


「同性婚のこと」   (2010年5月19日)
「菓子パンのたとえ」(2010年6月14日)


4年経って。
おお、出てきたんだ。

「同性同士で婚姻届を提出し、不受理された」方々が。

これは。
ぱっと見、単発・突発・一過性の「事変」で終わってしまったとしても。
いつかどこかで、議論がはじまる火種になったことでしょう。
いつかどこかで、「それは不当だとして裁判を起こす」方々も出てくるかもしれない。


いやはやとにかく
「前例がない」ことに役所は弱いのだから
「前例をひとつつくった」ことに、やっぱりどうしても敬意しか湧かないわ。


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性別不詳で罪なひと

こんばんは、圭です。

前回ののろけ記事を読んだあきらさんから「圭さんのブログの中身のなさに絶望した」と言われたので、かるくセクシャルマイノリティ話でも。

前にも書いたんですが、彼女とわたし、「あきら」と「圭」ですから、ふたりとも
字を見ただけではちょっと性別の判断がつかない名前の持ち主なのね。


で。
さっき。



「失礼ですが」



レンタルビデオショップで、カードの更新をしようとしたあきらさん、係員に捕まりました。



係「ご本人さまは、お見えでしょうか?」 ←めっちゃ不審な顔


あ「え? わたしですが。本人ですが」


係「あきらさま………ですか?」 ←明らかに信じていない顔


あ「そうです、あきらです」


係「………お預かりします………」 ←信じてないけどしかたなく作業する顔



その帰り道で、あきらさんが言いました。



あ「どっちだったとおもう?」



どっち。
と言うのは。

あの係の方は、「あきら」という名前を見て「男性だとおもったのに女性が来ている」から納得いかないふうだったのか。

それとも。

「女性だとおもったのに男性(に見えるひと)が来ている」から作業を渋ったのか。

ということです。
わーほんと、どっちだったんだろう。

このとき彼女は、ナベシャツで胸をつぶし、メンズのTシャツにジーパン、サンダル姿でした。
そして女連れ。もちろんわたしのことよ!

 
それとも単に。
名前も外見も性別不詳すぎて、混乱しちまったのかもしれないね。


「性別はグラデーション」という新井祥さんの感覚に深く共感して
さらっとレズレズしく生きていると
性別二元論に立って生きているひとの多さを、しょっちゅう忘れてしまいます。


忘れないでいたい。
じぶんの常識が「弱者さまの正義」となって、マジョリティを精神的に攻撃することがあるのだと。

だからって萎縮するつもりはないよ。
レズはこそこそ暮らそうなんておもってないよ。
あきらさんに「ふつうの」恰好してくれと言ったりなんかしないよ。


忘れないでいたいこと、もうひとつあるんだもの。

「いろんな性が」 「いろんな生き方が」 「いろんな愛が」あると主張するなら
「どんな性が」 「どんな生き方が」 「どんな愛が」あるのか、見せるしかないのだと。

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追記。
この記事を読んだあきらさんは、そわそわしています。

「なんかこの書き方だと、あたし怒ってるように見えない?」


と、いうわけで補足ね。

あきらさん、くすくすしてました。

困り顔の店員さんに対して、「本人が本人だっつってんだからとっとと処理しろや」的な態度はとっておりませんでしたよ、と。

動物的な

こんばんは、圭です。

あきらさんに、言われました。



「最近、圭さん、彼女的なハグじゃなくて動物的なハグしかしないね」



なにそれ。
ちがいは、なに。



「鼻がぴたっとついてるかどうか」



だ、そうです。

わたしが彼女にくっつくときは、からだをすり寄せ、鼻さきを彼女の首もとにうめる…たしかにじぶんで書きながら動物的だとおもえてきたわ。



「感覚的には、こいびとを抱きしめていると言うより、」

あきらさんは言います。

「むかし飼ってた犬を思い出す」



ならばいっそ、顔じゅうべろんべろんに舐めてやろうか。



あきらさんは、こうも言いました。

「圭さんがポ○モンだったら、きっと覚えている技は『たいあたり』と『しめつける』と『なきごえ』だろうね」







よわっ(  ゜Д゜)



じゃあ、じゃあ、あきらさんは。

「ねむる」と「まるくなる」と、あなたのことばや眼差しがわたしに及ぼす影響を考慮して、「はかいこうせん」だね。



あ「……それ、ただのカ○ゴン」



くま柴犬たれぱ○だなあきらさん、やっぱり行きつくところはそこであったか。

かわいいなあ、かわいいなあ。


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出すもん出すとハイ!

こんばんは、圭です。

週末は、あきらさんと洋服を買いに出かけました。

あきらさんは、ワンピースとかばん。
わたしは、帽子とサンダルを探して。

帽子は、トルコ旅行のためです。
陽射しがけっこう強いって話ですからね、しっかりね、日除けにね。


それぞれの戦利品を提げて、さて帰ろうか、というとき。

目がきゅーっと引きつけられてしまいました、なんだこのスカートは。
ペイズリー柄の、薄茶色のロングスカート。くしゃっと、さらっと、き、着心地よさそう。

しかし、値札を見て、う、うわあ…



あ「試着してみたら? いいよ、お金なら貸してあげる」



ぎゃーっ なんで買う前提なのさーっ



あ「買ったらトルコに穿いていけるよ?」



せっせとセールストークを繰り広げるお姉さんよりも
がつんとくる一言、どうもありがとう。

ふらふらっと、釣りこまれるように試着し、
ふわふわっと、さいふをひらき、

ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ買っちったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


ねえねえねえ、あきらさん、すごいよ、わたし、大奮発しちまったよ、買っちゃったよ、大人ってすばらしいね、じぶんで稼いだお金だもんね、なにに遣ったっていいよね、うわあ、うわあ、わたし、後悔してない、うわあ、うわあ、あきらさん、好き!!

あきらさんをどしどし叩いたり
帰りの車のなかで踊り狂ったり
スカートの入った紙ぶくろを覗いてはフフフと笑ったり。

跳ねまわるわたしを見て、あきらさんが言いました。



あ「これ、知ってる」


あ「あれだ、猫のトイレ・ハイ」


*参考記事
猫を飼ってる人にしかわからない?! 「トイレハイとは一体何なのか


猫って、トイレのあとに、ハイテンションになるんですって。
カーテン駆けのぼったり、ひたすら走り続けたりするんですって。



あ「どばーっと出してハイになったのねえ、よしよし」



わたしのさいふの中身は猫のう○こと同じか。

クールダウンのためにあきらさんが撫でてくれるから、別にいいけれど。う○こでも。


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