« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

大家さんの目

こんばんは、圭です。

ちょっと前の話なんだけれどね、こないだ、休みの日のまっぴるまに。


ぴんぽーん


チャイムが鳴りましてね。

はあい、どちらさまですか?



「はじめまして、大家です」



え。

え?

(。Д゚; 三 ;゚Д゚)



寝間着のままのじぶん。
ぼさぼさのあたま。

散らかった居間。
あきらさんの食べたおやつのごみ。

買ったまんがの山とうさぎの抜け毛。

急いで着替えながら、あきらさんに指示を出します。


いいか、このドアは死守せよ。
決して大家さんをなかに入れてはならぬ。なかを覗かれてはならぬ…!



あ「いや、週末にノーアポで女性の家に来て、部屋にあがることはないんじゃないの」



わたしも、そうおもう。
しかし、万が一もある。

あきらさんが居間のドアの後ろにたてこもったのを確認してから
おそるおそる玄関を開けます。



大「遅くなって申し訳ありません、屋根を直しにうかがいました」



2月の大雪で壊れてしまった、我が家のベランダの屋根。
結局、修理費用は負担しなくてよいことになったのですって。ありがたや。

業者の方とともに、大家さんおんみずからも工具をふるい、
きれいに直していってくださいました。



大「ご不便をおかけしました。なにせ建物が古いもんだから、ごめんなさいね」



恐縮しきりの大家さん。

そんなそんな、腰を折らないでくださいまし。
こちらこそ、きちんと雪おろしをしていればこんなことには。

「いえいえ」「いやいや」を繰り返し、大家さんに顔を上げていただいて、
修理のお礼と暮らしやすい住まいのお礼とを述べ、ようやっと玄関を閉めてすぐ。

大家さんの声が、すっと耳に飛び込んできました。



大「いいひとたちに借りてもらって、よかった」



大家さんは、我々がレズビアンだとは知りません。
カムアウトする予定も、ありません。

我々は、レズビアンである以前に、ただのひと。
大家さんとの関係においては、ただの店子。


いまの住処は、あまりにも快適な環境にあるので
わたしたち、大家さんが許してくださる限り更新・更新して住みつづけるとおもいます。

「いいひと」と評価される店子でいつづけることが、
わたしたちの生活を守るのですねえ。

 

そんなことを実感しました。

ついでに、大家さんの来訪は、副次的効果も生みました。



あ「…あたし、片づけがんばる…」



お片づけの苦手なあきらさん、大家さんの抜き打ちテストに決意を新たにしたもよう。
ゴールデンウィークは行楽に出ることなく、断捨離の予定です。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

飽きない

こんばんは、圭です。

新年度もゴールデンウィークにたどりついて一息。
我々カップルの休みは暦どおりなので飛び石ではあるけれど
「ゴールデンウィーク? そんなの関係ねえ!」方々もたくさんいらっさるので
じゅうぶんありがたいです、はい。

しかし世の中には11連休とかいうひともいるんだってね… すげえ…


さて。
職場の先輩(♀)と夕飯を食べてきました。

カムアウト済みの先輩です。
そして恋バナがお好きな先輩です。

マッコリをがぶ飲みしながら、訊いてこられました。



「で、最近どうなのよ」



わたしの答えは決まっています。

舞台や映画を観に行ったり、おいしいものを食べてごろごろしたり、淡々と仲良く暮らしていますよ。



「もうけっこう長いんじゃなかったっけ」



もうすぐ6年になります。
6年を長いと言うなら、そう、長いですね。


 
「飽きないの?」



飽きる?

なにに?

彼女に?

まさか(((( ;゚Д゚)))!



「飽きませんねえ。ありがたいことに、毎日たのしいです」



彼女の髪の毛をわしわし撫でるだけでも、毎日手触りがちがって
ああ今日はちょっと体調わるいのかなあとか
伸びたなあ切らなきゃなあ、ショートカットボーイッシュ萌え萌えとか
ほんとそれだけのことでも、飽きようがないのよ、うふふ。

※先輩にはそこまで言ってません。




「すてきなことだね。今の彼氏とはつきあって1年なんだけど、わたしも5年後にそう言ってたい」



うれしかった。



恋バナ好きなひとのなかには、「ひとの不幸は蜜の味♪」 思考の持ち主がいて
「どうなのよ?」という問いに対してうまくいってないと答えることが
空気を読んだ発言だという扱いになってしまったりして。

紋切。社交辞令。
"How are you?" には "I'm fine, thank you."

しかしわたしはそういうのは苦手なのであって
同窓会なんかでは正直に答えて場を白けさせてきたから。


うれしかった。


上っつらの会話は、それが必要とされる場でだけすればいい。
せっかくのサシ飲み、そんなもったいない時間のつかいかたはしない。

というわけであきらさん大好きです、いつもどおり。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

いつものメリークリスマス

こんばんは、圭です。

つい先日、あきらさんから小包が贈られました。
なんだなんだ、これはどうしたことだ。
 


あ「こないだ、クリスマスになにもあげなかったから」



そんな、律儀な。


なかみは、セイウチの形のイヤリングでした。


わたしセイウチ大好きなので、しかしそれを知っているひとは多くはないので、
これは彼女にしか選べないプレゼント。

彼女といっしょにいると、プレゼントて「あなたのために」という想いの具現化なのだと実感させられてばかりだよ。



かわいかろ。

Walrus1_3



セイウチの背中の皺まで再現されているの。
じゃまにはならないけれど存在感のある大きさ。

あと文句なし顔がかわいい。





わたしが子どものころ好きで読みまくった本の筆頭は「大草原の小さな家」シリーズでした。
シリーズ3巻『プラム川の土手で』の一節が思い出されます。

主人公の少女ローラに、かあさんが語って聞かせるクリスマスのこころ。


サンタクロースは、いつでもいるし、どこにでもいる。
じぶんの欲やわがままを忘れ、ほかのだれかのしあわせをいちばんに願うとき、そこには必ずサンタクロースがいる。

「じゃあ、みんながみんな、いつもいつもほかのひとのしあわせを願ったら、いつもいつもクリスマスなの?」

「そうですよ、ローラ」


(文言はうろ覚え)



あきらさんが、わたしのしあわせを願ってセイウチをくれたから、4月にクリスマスがきたんだね。
さあ、今度はわたしがあなたの誕生日プレゼントを選ばねば。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

東京レインボープライドに寄す

こんばんは、圭です。

今朝、起きたとき。
愛する我が彼女の第一声は、これでした。



あ「夢のなかで、男と結婚して出産した」



こんな日に、なんて夢をみてやがるのか、うちの彼女は。



こんな日。
本日、東京レインボープライド2014 パレード&フェスタの開催日。

スタッフのみなさま、暑いなか練り歩かれたみなさま、お疲れさまでした。


 
あ「夢のなかで、圭さんは、ぽろぽろ泣きながらあたしの子どものために産着を…」



や・め・ん・か。



あ「…圭さんがあんまり可哀想だったから、今日は1日、やさしくしてあげるね」



わーい。
と、手放しで喜んではみたものの。
 
大混雑のフェスタ会場で手を引いてくれたり、
ポテトだの肉まんだの奢ってくれたり、
陽射しを避けてうちわで日陰をつくってくれたり、
あれ、よく考えたらいつもと変わらない。

そうとも、あきらさんは、いつもやさしい。
今日が特別では、なかったわ。

   

しっかりボーイッシュな格好で出かけてきたあきらさんは、
「この場には似たようなひとが何人もいて、あたし浮かないね」とコメント。

あきらさんの場合は、「浮く」ことが精神的苦痛になったりはしないようですが、
苦痛を感じるひとも、きっといるのでしょう。

そして、そういうひとには、今日この場はやっぱり特別だったことでしょう。



あ「今後も続けてほしいイベントだよね。募金、していこっか」



ドラァグのおねえさま方に囲まれるようにして、さいふを取り出すあきらさん。

あ、諭吉だ。諭吉出しおった。

アクリルの募金箱に、ことんと1万円が落ちると、おねえさまたちから歓声が上がりました。
すごーい、あきらさん太っ腹ー!!
 

募金をしてくれたひとに渡されるノベルティが次々と差し出されます。
 
スタッフ「どうぞ、これも、これも、これも持って行ってください! もう、なんでも、どうぞ! 記念撮影もぜひ!」



かき消される、あきらさんの小さなつぶやき。

あ「……ま、まちがえ、た…千円札だと…おもっ…」



あ「いや、いいんだ、来年のために有意義につかっていただこう、うん!」



この切り替えの速さ。だから好きだよ、あきらさん。
そしてブログのネタをありがとうw



夕方に予定が控えていたために長居はできず、
イベントの雰囲気をゆるゆるっと味わって、パレードはお見送りだけ。

それでも行ってよかったなあ。


すでにレズのじぶんを肯定していて、彼女との生活がふつうにたのしくて、
孤独でもなく、ぱっぱらっぱと生きているわたしにも、感動があったもの。

このために、ここに集まろうとおもったひとが、これほどいるのだ、ということ。
屋台のケバブがおいしかったこと。



お会いできた方、ありがとうございました。
ネバヤさん、ユキちゃん、ちょっとだけだったけれどたのしかったですよう。

しかしわたしほんと待ち合わせ下手だ…土下座。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

さくらとメロンの話

こんばんは、圭です。

仕事から帰ろうとしたら、もう真っ暗だというのに、なんだか歩いているひとが多い。
よくよく見ると、しかもカップルが多い。

平日なのに。


ああ、そうか。

夜ざくら見物だ。



わたしは長いことさくらの花が苦手でした。
花見客の浮かれた雰囲気をみるたびに、違和感を覚えていたというか。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と言うではないか、なにをたのしむことがあろうか、
っていうね、ほんとにね、かわいげないよね。

かわいげがないのは認めることができるようになったけれど、
白い花がそくそく咲き誇るのを、愛でることができるようにはなったけれど、
わたしがさくらに持っているイメージは、あくまでお弔いです。どーん。


別れこそあれ。
別れこそあれ。


カメラを抱えてそぞろ歩く葬列を振りきって、うちに帰りました。


あきらさんは、食料の買いだしから戻ったところでした。



あ「今日は奮発してメロン買っちゃった」



しろいしろい、汁けたっぷりの、ハネデューメロン。

あおいあおい、生きもののにおい。



ふたり暮らしでメロン食べたの、はじめてじゃない?

そうだね、贅沢品だもんね。

あたしメロン好きなんだ。

それ聞いたことなかったかも。

食べやすいくだものが好きなの。バナナとか。

レズがなにをおっしゃる、はしたない!



こたつのなかで彼女の足を突つきまわし、生気を取り戻しました。



惜しむべし
惜しむべし

えがたきは我が彼女

春宵一刻値千金
花に清香 月に影


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

壊れるほど激しい

こんばんは、圭です。

急速にあたたかくなってきました。
去年はゴールデンウィークが終わるころにこたつをしまったような気がするけれど、
今年はもうすこし早くさよならすることになりそうです。

こうやって過ごす日々も、間もなく終わりだな。
 

Mushoku





『34歳無職さん』は、百合まんが『ささめきこと』を描いた、いけだたかしの作。
この4巻の表紙がね、ブログを書いているときのわたしそのまんまだっつって、あきらさん大爆笑。

違うのは、我が家には座いすがないってことくらいでしょうか。
お茶w ティシュw みかんw



ところで、こたつなんだけど。

先日、壊れましてね。
プラスチック製の脚が、割れましてね。



あ「もー、圭さんが激しすぎるからー」



すみません。



我が家のこたつの使い方。
夕飯を食べ終えたら、とりあえずこの配置からスタートします。



一般的な配置(図1)

1





しかしこれでは、ちょっとあきらさんが遠いんですな。



我が家でよく起こる現象(図2)

2





無理やり彼女のとなりにもぐりこみ、ひとしきり嵐のようなハグ。
というのを、冬じゅう毎晩やっておりました。
 


するてえと、こうなった(図3)

2_2



そんな季節も、終わりです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

いまはガムテープで補強してあります。

ずっとレズでいるわけでは?

こんばんは、圭です。

先週末。
ミニ同窓会に行ってきました。

気のおけないメンバー。会うのは4年半ぶり。
 

おしゃべりはたのしいし、ほんとうに大好きなやつらなのだけれど、これだけは。
ああ、これだけは。



友「で、圭は彼氏できたの?」



いや、わたし相変わらずレズだよ。
彼女と仲良くやってるよ。



友「いやー、でも、ずっとレズでいるわけじゃないでしょ」



これこれ、これだけは。
それはあなたの思い込みだよ、押しつけてくれるなよ、とおもうのです。


女性とつきあっているひとが全て、今後も「ずっとレズでいるわけじゃない」のは、
我が友の言うとおりだとおもうのね。

男性とつきあうことにしあわせを見出す彼女の価値観も、それはそれ。だとおもうのね。

   
ただ。
「いまレズビアンでいること」を選び、将来にわたってレズでいようと、
伸びのび決めたのはわたしなのであって、ほかのだれが否定しても無意味なのです。

「わけじゃないでしょ」なんて断定的に言われても、「わけある」のです。


 
フォトウエディングを実行に移したら、そのときはやつらにも写真を見せよう。

そんな人生があるのか!と、あの子の目からうろこが落ちますように。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

消費税増と釣ったおさかな

こんばんは、圭です。

消費税が上がりましたね。

世の中には消費税というものがあると教えてくれたのは、
小学校の図工でつかう絵の具を買うべく、300円をにぎりしめて行った文具屋さんでした。


「値札には300円て書いてあるけど、309円要るんだよ」


そうそう、当時は税率3%だったわ。



さっき。
冷蔵庫がからっぽなので、買い物に行ってきました。

ほとんどの商品は増税ぶんが転嫁されているのだけれど、なんと。

うちの近所のスーパーでは、納豆は値上げの対象外だったもよう。やった!
あきらさんの大好物だからね、納豆は。2パック買いました。



年度のはじめはどうしても忙しくて、わたしたぶん明日は早く帰れない。
もしお腹がへったら、先に夕飯を食べてしまってね。

とりあえず納豆ごはんがあれば、なんとかなる。のが、我が彼女あきらさんです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

定期報告2014

はじめての方はこちらからどうぞ → あきらとつきあうまで≪1≫


こんばんは、圭です。

また4月がめぐってきました。

早速ですが。
我がブログ4月1日の恒例、「過去1年間のまとめ記事」を書きまーす。

と言おうとおもったら、もう2日であった。
職場の歓送迎会でごくごく飲んできたらこんな時間ですよ。
まだ火曜日なのにね。あ、水曜日か。


じぶんがのちのち参照しやすいように書いているだけなので、おつきあいくださる方のみどうぞ。
 
 

続きを読む "定期報告2014" »

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

 

  • にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

twitter

無料ブログはココログ