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オトンとヱヴァとほとんどカレー

こんばんは、圭です。

3連休が静かに終わり、今週末から師走。
ひええ冷ええ

この3日間は、「ふたりで1万円」の焼き肉豪遊したり、ヱヴァQ観たり、クリスマスオーナメントを求めて雑貨屋のぞいたり、ジャズコンサートに行ったり、あきらさんのおとうさんと深夜にカラオケぶっこいたりと、まこともってインドアレズとはおもえぬ遊びぶりでした。

 
※つらつら日記。










そう、Qを観に行ったときにさ、映画館でさ、あきらさんはさ。

「お客さま、本日はm…失礼しました!」

言われてやんの。
メンズデーですよ、一般料金でよろしいんですか。

よろしいんですよ、このひと、女性ですから。


ボーイッシュというか、中性的というか、わたしはそういう外見が好物ではあるけれども、
すこし色素の薄いきょろきょろっと大きな瞳をのぞきこめば女性だとわかる、あきらさんの造作がいちばん好きです。



映画館から戻って、昼ごはんを食べたら、あきらさんのおとうさんを待ち受けます。
3人でコンサートに行く予定でしたから。

車で迎えに来てくださったおとうさんは、まず、「君らさ、表札つけなさいよ」と言いました。

はは、表札。
けっこう前に買いに行ったのだけど買わずじまいで4ヶ月経っちまったの。
 
父「マジックでぺぺっと書くだけでいいんだから」


その表札が連名であろうことに対して、あなたはもうなにも言わないのですね。



連休のしめくくりは、あろうことか、あきらさんの、繰り返して言います、わたしではなく「あきらさんの」このことばでした。

「今日の夕飯はカレーにしよう。ルウじゃなくて、スパイス炒めて作るよ」


このブログでもくどいほど書いておりますが、わたくし大層なカレー好き。
夕飯はなにが食べたいかと訊かれると、いつも決まって「カレー」と答え、あきらさんを呆れさせています。

それなのに。
あきらさんのほうから言ってくれるなんて。



「圭さんが月曜からがんばれるようにね」



あなただって月曜から仕事でしょう。



作っていただきましたるは、ほうれん草とチーズのカレー。パラクパニール。

Curry


フライパンで焼けるナン付き。
サラダは、あら、かいわれ大根なんて買ってきたの? 珍しい。



あ「かいわれじゃなくてブロッコリスプラウトです」



失礼。
サラダまでおしゃれ横文字ときたか。

すごい、すごい。

でも、あきらさん。
あなたはどうしてしょんぼりしているの?



あ「ねえ、すごく油っぽい仕上がりなんだけど、これで合ってるの?」


はいはい、泣かないの。
北インドのカレーは油っぽいものである。もうべったべたなんである。

赤くテカった油の海にカレーがふよふよ浮遊しているようなのは、食べたことがないかね。
己が食したことがあるものばかりがカレーとおもうな、カレーの世界は深いのよ。



あ「あとさ、ほうれん草のカレーってネットで調べるともっと緑色なんだけど…」

Curry_2

スパイスの調合具合でこうなっただけさ、大した違いじゃないわ。
カスリメティが売ってないからって別のもので代用したわけだし、
ほうれん草が少なめだったのかもしれないし、トマトが多めだったのかもしれないし。

ええい、とにかく食べてみればいいのだよ。
旨ければ、いいじゃない。それでいいじゃない。


あきらさんを急かすようにして口に入れたカレーは、淡泊でふかふかのナンと相性がよく、
そうそうこれこれ、このべったり濃厚な芳香、北インドのカレーってこうだよねえとおいしくいただけるものでした。

チリがぴりっと利いて、チーズに中和されて、この芳醇な…



あ「圭さああああん」


おっと、どうした、どうした。



あ「辛いいいいい」


あらあら、かわいそうに。
あきらさんは甘党だものね。

それ以上は食べられないと言うのなら、残りはわたしがいただきます。

皿を奪い取り、彼女のぶんもぺろり。
うーん、家庭で食べたカレーのなかでは過去最高の味をみたとおもったのだがなあ。


ふてくされたように、だしじょうゆをかけた納豆で白いごはんをほおばる彼女。
フォローの声を、かけなければ。



圭「あきらさん、カレー好きのわたしが言うよ、ほんとうにおいしかったよ」

あ「あんな油っぽいもの食べてよく胃もたれしないね」

圭「(カレー慣れしてるからね)…どうしても納得がいかないなら、リベンジしよう」



カルディとかさ、輸入食品の店でカスリメティを仕入れて。
パニールも自家製にして。牛乳とお酢で作れるんでしょ。
日本人好みに、油少なめのレシピもきっとある。
あきらさんの口に合うように、すこし甘めにして。
ヨーグルトを入れてもいい。

さっき調べたら、「にんにくをたーっぷりつかうと鮮やかな緑が保てる」なんて話もあったよ。


だから、ね、もう一回作って。



あ「うん、そうする」



まんまと彼女からYESを引き出し、おいしいカレーを再度約束されて、休日は終わりました。

あきらさん、わたし、ちゃんと月曜日がんばれたよ。

 
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04.ふたり暮らし記」カテゴリの記事

コメント

カレーももちろんですが ナン、ですか!?
ナンも付けてくれるなんて ナンて素晴らしい恋人さんなのでしょう!
京都の次は おうちカレーですか。羨ましい限りです。

羨ましいといえばエヴァも見たんですね!
序から順序正しく見ようと思ったまま まだ1つも見ないうちに4部作とか・・・

アルさん

そうナンです。
その名も「かんたんナンです」という、
材料を混ぜてフライパンで焼くだけのキットでしたが、
じゅうぶんじゅうぶん美味でした。

ヱヴァは、わたしもテレビシリーズから見よう見ようとおもっているうちにQまで来てしまったという・・・

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