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「お嬢さんを、ください」

こんばんは、圭です。

あきらさんのおとうさんと、あきらさんと、3人でごはんを食べてきました。
半年ほど前から、会食しましょうしましょうという話はあったのだけれど、それがようやく実現したのです。


わあわあ、どんな話題が出るんだろう。
なにか訊かれるのかな。

あきらさんと「いっしょになる」ことについて、想いのたけを語る用意があったほうがいいのかしら。







なーんて構えることもなく、
あっという間にはじまった飲み会は、
あっという間におとうさんの博識大披瀝会となり。熱い演説の場となり。

「教育」の根幹を形成する徒弟関係について。

音楽、特にボイスのもつ力と編曲の妙について。

世界各国の「美食を追求する文化」を分布図にする試みについて。

イギリス人にとってイギリスという国は存在しないという民族の自負について。


「へえっ、そうだったんですね」

「なるほど、勉強不足でした」

「あ、そこまできちんと掘り下げて考えたことがなくて」


謹聴。

厚みのある話を繰り出す目上の方というものに、わたしはとても弱いのです。
ときめいてしまうのです。

そうしてお話をうかがいながら、おもいました。

 
あきらさんのおとうさんは、わたしの話を聞きたいとおっしゃった。
「娘のパートナーと話をしておきたい」という趣旨だった。

でも、それは、話題を制限するものではなかったんだわ。

例えば、わたしがあきらさんを選ぶ理由であるとか、同居を望む理由であるとか、そういう「話をしておきたい」のかと、勝手におもっていたけれど。


ちがうんだ。
ちがったんだ。
 
娘が選んだ人間、娘を選んだ人間と、単に「話をしたい」と言ってくださっていたんだ。

そんな平熱の距離感はあたたかく、ここちよく、ありがたく、安心。

この親にしてこの子あり、だなあ。



あ「た、楽しかった?」



おう、楽しかったとも。
しかしもっと本を読んで教養を高めないと、おとうさんの話についていけないっつー焦りはあるけどな。

次にまた3人でごはんを…という計画を立てるなら、今日おすすめいただいた本をわたしが読み終わってからにしてね、あきらさん。

 
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