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いなかの美術館でハッスル

こんばんは、圭です。
 
9月に入ってから急激に忙しくなりまして、あまりブログを更新できていません。
というかパソコンをひらいたのが1週間ぶりだよ。あれま。
 
就職して2年めのぺーぺーなわたくしは、業界のリズムがまだまだつかめていないのですが、9月からが極端に忙しいということがようようわかり始めました。

ふう。

で。

どたばたの勤務日が終わった昨日、土曜日。
疲れたねえ。あきらさんも夜勤があったもんねえ。

ゆっくりおうちで過ごしますか? それとも?



「圭さん、観たいって言ってた展覧会、9月末で終わっちゃうよ」



それはたいへん!
というわけで、栃木に行ってきました。


※のんびり県内デート記録です。


 
 
 
 
 
 
 
 
 







え、栃木に「行く」?

「おめえら、栃木に住んでんじゃねんけ?」とおもった皆さまに豆知識を授けよう、栃木県民が「栃木」と言ったらそれは栃木市を指します。

宇都宮市に県庁所在地の座を奪われた、のどかないなかの市。
土蔵・白壁の建物をちらほら残し、「関東の倉敷」と呼ばれたりしているとか、いないとか。

さてその栃木市にある「蔵の街美術館」にて、こんな美術展がやっていたのでした。

じゃじゃーん。


ポーラ文化研究所コレクション

扇物語-貴婦人が愛した扇の世界-

「ヨーロッパの美のエスプリをご堪能ください」という紹介文に惚れこみ、ふたりでお出かけお出かけ。デートですよひゃっほう。


と。

あれ。

あきらさん? どうしたの? なに呻いているの?



「く、苦しい…」



どうした、どうした。

なになに?
デートだから張り切ってナベシャツを着ようとしたけれど?
洗濯直後で縮んでいて?
うまく着られない、と。

 

あ「もっときつく締めておくれマリー、胸がおさまらないじゃない」



え、ロココの姫さま? てかマリーってだれ?



あ「侍女の名前っぽいから言ってみた」



あ、はい。
わたしが手伝えばいいのよね。よしきた。



「だめよ、これじゃすてきな殿方になれないじゃない!」



お姫さまは懸命にHカップをつぶして、お召し物を替えました。

出かける前から大仕事ですわね、姫さま。マリーは疲れましたわ。運転は、姫さまにお願いいたしますわよ。


出発!

Flyhigh


高速道路に乗ってびゅんびゅん。
空にのぼっていくようです。秋だなあ。


Autumn


写真だと雲が多いように見えるけども、気もちよく晴れてましたよー。



午後2時すぎ、栃木市に到着。

まずはお昼を食べたいな。ってんで、ちらちらと見まわします。
お、この先に食堂があるようですよ。行ってみましょう。



Closed



Σ(゚Д゚||;)

い、いなかだなあ。

気をとりなおして歩くも、襲い来る「臨時休業」「準備中」「ラストオーダー2時」

みんな孫が運動会なのかな…フレーフレー。

レトロなバスが走っていたり、ガス灯ふうの街灯が立っていたり、歩道が石敷きだったり、ぽてぽて歩きまわるには悪くない街なみなんだけれども。

けれども。

腹へった。
 

通りの向かいにやーっと「食堂 営業中」の文字を見つけたときの我らの感動たるや。
うわああああっと叫びながら、キョンシーのように両手を前に突き出し、夢中で道を渡りました。
 
正直に言って、味はいまいちだったけど、でも腹ごしらえできてよかったよ、うん。白眼。



さあ肝腎の美術館。
これはね、お値打ちものでした。


その前に、美術館の前庭で遊ぶあきらさん

Pause



これが美術館の建物です

Excited



Art


ちっさな美術館だけれど、55点という、あまり多くないコレクションを、たっぷり魅せてくれました。展示がうまいんだね。

18~20世紀初頭のヨーロッパを存分に旅してまいりました。


デザインも、色も、大きさも、絵柄のモチーフも、材質も、時代の流行と用途でてんでんばらばら。バラエティ豊かで見飽きないの。

総レースの繊細な婚礼用、象牙にアラベスクを彫り込んだもの、つややかな碧色の羽根が貼ってあったり、神話をモチーフにしたもの、聖書からの引用画、鼈甲製のシノワズリ…etc.etc.

当時のお嬢さまがたの装いを紹介した版画もあわせて掲示してあって、服飾史を研究しているひとなんか垂涎だろうなあ。


そして、特に我々がきゃっきゃしたのが、これ。

扇ことば。

「社交場で男女が堂々とことばを交わすのははしたないので、扇をつかった仕種で気もちを示した」んですって。わお。淫靡。


例えば。

「半開きの扇を口元に当てる」 ⇒ 「キスしていいわよ」

半開き! 半開きだって! えろい!
きゃあああ ヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノ   


「速くあおぐ」 ⇒ 「わたし結婚してるの」

とり澄まして、ぱたぱたぱたってあおぎながら、熱い視線を送る男の前を通過するんですね?
わたくし夫がいるんですの、失礼。
きゃあああ ヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノ

 
「ゆっくりあおぐ」 ⇒ 「わたし婚約してるの」

あおいではいるけど、速くはないから、「あなたにもチャンスはあるのよ」みたいな? 相手も女性だったりして?
きゃあああ ヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノ


「開いた扇をゆっくり閉じる」 ⇒ 「結婚を約束するわ」

意中のひとをうるうるじっと見つめながら静かに扇を閉じる。想い通ずる瞬間。
きゃあああ ヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノ


メモをとっていないのでうろ覚えなんですが(こらこら)、とにかくどきどきおもしろかった。
西洋美術の資料を、図書館であさりたくなったよ。

ちなみに鑑賞料は500円でした。
蔵の街、次の企画展も要チェックだな。


あら。
なんだか予定外に長くなってしまったので、続きものにします。ではまた!


 
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