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ひとりぼっちの楽園

こんにちは、圭です。
 
ツイッターでつぶやいておったとおりですが、2泊3日で西日本に行ってきました。
 
あきらさんをともなわず。
ひとりで。
 
お、おまえらついにけんかか? 失恋を慰めるひとり旅か?
と、酒ウマ状態で待ち構えていたレズにはすまぬな、墓参りに行ったのよ。
道中は「ひとり」だけれども、寺で親きょうだいと集合しましたよ。
 
 
で、墓参りの話は置いといて。
新幹線で往復3万円もかけて出かけるんだからね、ついでに西に住む友人に会っとこうとおもったんですの。
 
高校のダチ、あいつそう言や大阪で働いてると言っとったな。
 
ってんで、一路大阪へ。旧交をあたためた翌日は、大阪観光などしてみました。


なんばで列車を降りて、道頓堀。
雑誌やテレビで見たことのあったド派手な看板群を目の当たりにします。


あ、動くかにだ。かに道楽。
あきらさんって、かに好きだったっけかなあ。

あ、龍が飛び出してる。金龍らーめん。
今ごろあきらさんは自炊を面倒くさがって、インスタントらーめんでも食べてるかもしれない。

あ、グリコ。
あきらさんにカメラを向けたら、きっと同じポーズをとって写真におさまってくれただろう。

あ、すし屋も看板が派手だ。
あきらさんはすしが好きだからな、写真を撮って帰って見せよう。

Sushi


ふらふら歩いていると、たこ焼き屋台の看板が目に止まりました。

「まっぷる 大阪たこ焼きランキング 1位」

ねえ、1位だってよ。食べてみない?
だれから返事があるわけでもないのに、看板を指さして振りかえってしまう。

6個入り1舟を楊枝でつつきます。うまい。
ほんとうは食べ比べもしてみたいところだけれど、ふたりで分けたならともかく、ひとりで6個食べて満腹だわ。断念。



わたしはいま、「大阪でいちばん」のたこ焼きを食べています。
あなたは何をしていますか。



駅に戻る途中、行列を見かけました。おこのみ焼き屋さんでした。
わー並んでるー。素どおり。

彼女がとなりにいたら、わたしはきっと並んでいた。


怪しく陰る空のした、大阪城に向かいました。
おととしは小田原城、去年は名古屋城を観たんだもの、ここまで来たからには観ておこうとおもって。

Osaka

日本史はわたしのほうが強いけれど、
テレビっ子のあきらさんは、おもいがけない豆知識が豊富。

彼女がいたら。

彼女がいっしょだったら。

どんな話が聞けたろう。なにを話して笑ったろう。


帰ろう。
大阪城公園の駅舎に入るやいなや、雨が降り始めました。

そうだ、西日本には台風がきているんだった。


たこ焼き風味のお菓子をあきらさんへのおみやげに買い、大阪を離れます。
我が家の墓はもっと西、いなかの山間。

山陽新幹線のなかから、彼女にメールを打ちました。


 
圭「大阪はいたるところたこ焼き・おこのみ焼きって感じだったよ」

あ「なにそのパラダイス(゜▽゜)」



そうね、あなたは粉モノが好きだもんね。
夏祭りなんて大はしゃぎだもんね。

大阪は、楽園だったよ。
そして、あなたのいない楽園は、つまらなかったよ。



「あきらさんがいっしょじゃないと、つまらない」

これは、正直なところ新鮮な発見でした。
わたしは寂しがりなわりに独りで過ごす時間をだいじにするほうなので、ひとり旅なんてたのしくてたまらんだろうと。

それが、そうでもなかったの。

移動中はいいのです、たのしいのです。
流れていく景色、車内アナウンスや駅の電光掲示板の見慣れない地名。
ペットボトルのお茶と駅弁、読みさしの文庫本。

旅っていいなあーとうはうはしておったのですが。

列車を降りちまうとだめだね、いかんね。
わくわくを共有してくれるあきらさんを所望する! うわあああ! って気が狂いました。まじで。
 

帰ってきて、改札にたたずむあきらさんを見つけたときの嬉しさが、わかるか。
赤毛のアンだって言っている、「いちばんよかったのは、うちへ帰ってきたときだったわ。」と。



あ「えー、圭さんそんなに嬉しそうでもなかったよ。冷静だったよ」








駆け寄りながら、荷物の重さに負けたのよ。
おみやげでふくらんだ、荷物の重さに。

ただいま、あきらさん。


 
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余談。
『赤毛のアン』と言えば村岡花子訳が有名ですが、
わたしは偕成社文庫版の茅野美ど里訳がとても好きです。

繊細できらきらしていて、挿絵も上品だし、おすすめ。

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09.いろいろのろけ」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
この ひとりぼっちの気分が すごくよくわかりました。
私も1人で出かけると そんな気分になりますので。
圭さんのブログはよく読ませていただいています。
更新を楽しみにしています。

アルさん

コメントをありがとうございます。
そして、おもうがまま書きつけた孤独に対する共感にもありがとうございます。

わたしがよく読んでいるブログのアルさんでしょうか。
わたしも下敷きになるのが好きです。

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