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箱根遠足①記念旅行の始まり

こんばんは、圭です。

あきらさんとのおつきあい4年を記念して、旅行してきました。
行き先は箱根。

ゴールデンウィークに彼女と旅行?
しかも箱根? イカニモ系観光地?
やっだーなにそれ、リア充すぎて恥ずかしい。
 
わたしにとってゴールデンウィークってのは、
「学業・仕事を忘れ、好きなだけ本が読める週間」なので。
 
うおお、世間さまと同じように大型連休を活用するわたし、気色わるいわあ。
 
   
と言いつつ、のろけまみれの旅行レポを書くというもっと恥ずかしいことをやるつもりなのだよ。今から。
よろしいかな?


※ぐだぐだ日記です。おつきあいくださる方はどぞー。
 

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またつまらぬ恋を語ってしまった

こんばんは、圭です。

しばらく前のことになりますが。
少人数の、女子会がありました。

メンバーの自宅で。宅飲みってやつだね。
参加者は、わたしをふくめて5人。
 

そして。

まー、飽きもせず出るわ出るわ。
めくるめくめくれちゃう恋愛トーク。

しかしね。
たぶん過去記事にも書いているけれど、わたし恋バナって苦手なの。
   
わたしは、ジャンルを問わず濃厚な趣味の話を聞くのが好きですが、
世界をそういう視点から切り取るひとがいるか! という驚きにたのしみを見出すのですが、
こう、恋バナって、どこでも似たような話を聞くことになるものでして。

会話の方向性が定まっているというか。
紋切り型の、もはやあいさつとしか思われぬやりとりが為されるというか。

正直に言って、おもしろくない。

ついでに恥ずかしくなるし。かゆくなるし。

うおお、苦手!


それでもね。
そういう話を聞いているだけなら、まだいいのです。

大勢の飲み会では、いかにも色恋沙汰に疎いわたしが、色気づいた会話の輪に巻きこまれることは決してないからね。
そういうときなら、まだいいのです。

「薄ら笑い浮かべて話を聞いているフリをする」器用さすらもたないわたしは、
酒うめー! 料理うめー! と、テーブルの上に没入。
それが許される状況なら、周りが恋バナに浸っていてもかまわんのです。


が。
今回は5人だかんね。
5人しかいないかんね。
 
わたしにも話が振られるんですね。
 

 
「それで、圭は?」

「んんんっ?」←慌ててたまご焼きごっくん
 

 
「圭んとこはどうなの?」
 
「は、はひ?」←慌てて漬物をもぐもぐ

 

「圭も遠距離やったことあるんだっけ?」

「お、あ?」←慌ててビールでしゃっくり



放っておいてくれよ、飲み食いに忙しいんだよ!

 
 
そのうちにね、ふとね、おもいつきました。
 
どうしてもわたしを恋バナの渦に巻き込むというのなら、
わたしも好き勝手に発言してみやしょう。と。
 
ノンケに対する気づかいや遠慮、解説を一切なしにして、
我と我が身のレズの感覚だけでもって会話に加わってみやしょう。と。
 

場はケニア産の怪しいビールに支配されており、
ウイスキーや梅酒をストレートでぐいぐい呷った女どもが、
おもいおもいにこたつに突き刺さっています。
 
そうさ、これだけ自由な場なんだ。
レズが混じってるくらい、なんだってんだ。
   


さて。
 


「ねえねえ、いまの彼氏と結婚したいとかおもってるう?」


来たな、王道。


「あたしこないだ失恋したばっかりだから、いま言われるとつらっww」

「はあ? 結婚とか考えらんない。めんどくさ」

「まあおもうっちゃおもうんだけど、まず間違いなく日本では婚姻届を受理してもらえないからなあ」

「うちの彼氏は結婚ほのめかすけど、転勤族なんだよねー。あたし仕事辞めたくないから」


するり。
おお、わたし、恋バナにまざってるっぽい。



「つきあうなら向井理みたいなひとがいい! あの顔好きー」

「向井理って顔わからない。向井つったら千秋でしょう」

「わっかるー、かっこいいよねー」

「どっちが。おさむ? ちあき?」

「おさむだよw」

「向井理って料理うまいんだよね。料理うまい彼氏とかいいな」

「圭は? 料理は?」

「彼女が作ってくれることが多いよ。わたしは食べる専門」


するするり。
やっぱりうまいことまざってる気がする。
や、うまいことまざりすぎな気もする。



「ねえねえ、どんなひとがタイプ?」

「しっとり和風美人か、おもいっきりボーイッシュなひとでお願いします」

「あ、なに、外見の話なの? わたしは好きになったひとがタイプ。ありきたりだけど」

「濃い顔がいいな。スペインの胸毛すごいおぢさんみたいな」

「じゃあ、芸能人で言ったらだれ?」

「だから向井理だってさっきから」

「だんっぜん木村多江」

「バンプの藤原さん!」

「きみたちミーハーだねえ…」



以降朝まで、しごく自然にノンケ衆の恋バナに紛れこんでみてわかったこと。

「いまからカムアウトします…生つばごくり…」

としょっちまわなくても、だいじょうぶ、ひとは受け止め受け入れ受けながす。


ま、酒が入っていたらの話だけどな。


カムアウト推奨文でもなければ、
背中を押すための記事でもないつもりなので、そこは察してもらえるとうれしいな。

 
 
 
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4年記念で旅に出るよ!

こんばんは、圭です。

ゴールデンウィークが近づいてきました。
今月末の3連休には、あきらさんと泊まりで旅行してきます。

2泊3日だよー。


大学4年生のころ、あきらさんちに1週間くらい入り浸ったことはあるけれども、
旅行で2泊ってのは初めてなの。そわそわ。

そして、来月でおつきあい4年を迎えますからして、
記念の旅行をしようって話なの。そわそわ。


今日は、めぐる観光スポットや行き帰りの交通手段などについて相談。計画。


早く週末にならないかしら。

優雅にアフタヌーンティをいただきながら旅行計画♪
Afternoon_tea_2


当日が楽しみなのはもちろんだけれど、
行く前のこの楽しさは格別!



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「彼女と、暮らします」

こんばんは、圭です。

ひとり暮らしのあきらさん、先日ふらりと半日帰省されました。

そして、その夜。
電話が1本。


「圭さーん。報告があるよー」


はーい。なんですかー?


もうすぐ引っ越すってことはとっくに親に話をしてあったんだけど、圭さんと暮らすってことも伝えたのー」


ぎゃーっす。
そ、それで、なんて言われた?


『それはつまりパートナーとして同居したいってことだよな?』って確認されて、『それなら俺も圭さんに会って話を聞いておきたい』って。だから飲みをセッティングするよー」


ふんぎゃーっす。
そ、それで、その会食はいつ?


「家を探し始めるのと同じタイミングくらい。明日あさっての話じゃないよー」


そ、そそそ、そうか。

そうか。

あきらさんの親と、会食か。

う、ううう、どきどきする。

日程が決まったわけではないのに、
これが初対面になるわけでもないのに、
どきどきする。


あ、あきらさんは、ご両親ともにカムアウト済みです。
おかあさんは、「娘がもうひとりできたみたーい」とはしゃいでいらっしゃるお方。
おとうさんは、「偏見はないが、娘が同性愛者ってのは複雑だなあ」と正直なお方。

今回は、おとうさんとあきらさんとわたし3人で会いましょうって話ね。

   
「親父と、飲んでくれる?」


はい、もちろん。
女いっぴき、はちまき締めて、
「お嬢さんをわたしにくださいっ!」ってやりにいきます。


気負いがないとは言えない。
わたしきっととっても緊張する。
伝えたいこと、原稿を書いておかないと絶対むりむり死んじまう。


でもね。
このどきどきは、あくまで「同棲という一大イベントの事前報告」って目的のせいであって、
彼女の親御さんにお会いすること自体は、緊張でも苦痛でもないのね。

なんつっても。
わたし、あきらさんのおとうさん大好きなんです。はあはあ。


男らしくて。


セクシャルマイノリティの当事者の中には、
こういう表現に過敏なひともいるとはおもうけれど、
つかいます。つかわせて。

ちなみに、わたしの考える男らしさとは、「寡黙でおちゃめ」である。

無愛想・不器用・ぶっきらぼうなおじさんが、
趣味を語らせたら止まらないとかさー、もう、そういうの、ほんと、たまらん。
表情はあんまり変わらないけれど、目だけきらきらさせてるとかさー、きゅんきゅんするね!


あきらさんのおとうさんは、まさにそんな雰囲気。
そしてあきらさんは、たいへんにおとうさん似である。


3人での会食は、ふたりに萌えを提供してもらう場。
そうおもうことができたら、緊張もすこしは和らぐ…かな…どうかな…どうだろう…



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逆転の誕生日

こんばんは、圭です。
我が彼女は、もうすぐ誕生日を迎えます。

そこで。
この週末、お祝いデートを企画しました。



ケイ
あきらさん、まずはプレゼントを買いに行こう


アキラ
今年のあたしのほしいもの、ちゃんとわかってる?
 

あきらのほしいものは? ▽

  つなぎの着ぐるみパジャマ
マイナスイオンドライヤ
  タイバニのDVD


ケイ
ドライヤでしょ、わかってるよ


アキラ
よしよし、じゃあ行こうか


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4月14日 某時刻
○×電器


ケイ
(広いな…とりあえずドライヤの売り場を探そう…)


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ケイ
(冷蔵庫だ…あきらさんと同居したら新しいのを買おうかな)


ケイ



ケイ
あった、ドライヤがたくさん並んでいる。


テンイン
いらっしゃいませ。


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ケイ
あの、マイナスイオンドライヤでいいのを探しているんですが…


テンイン
こちら、風量が多く、ターボにしても音が小さくて、おすすめですよ。


どうする? ▽

買う
 やめておく


ケイ
じゃあ、これください。


贈答品【マイナスイオンドライヤ】をかばんに入れた。


ケイ
あきらさん、包装もなにもないけど、プレゼント。


アキラ
わあい。


贈答品【マイナスイオンドライヤ】をあきらに渡した。


ケイ
(プレゼントはあげたし、お茶でも飲みますかね)


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4月14日 某時刻
猫町堂


ケイ
あきらさんを連れてきたいとおもってたんだ。
コーヒーとドーナツがとってもおいしいお店なんだよ。


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くらえ、猫町ブレンドコーヒー、自家製ドーナツ、メープルバタートースト!


アキラ
うまー。うまー。うまー!


ケイ
(夕飯までのつなぎにはちょうどよかったな…)



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4月14日 某時刻
某すし屋

ケイ
(さあ、お祝いデートもいよいよ正念場だ。
あきらさんは、わたしがカレーを愛するのと
同じくらいの熱をもってすしを愛するひとだからな。
しかし、回らないすし屋なんて初めてだよ)



アキラ
おすし? おすし?


ケイ
(ああ、ほら、目がきらきらしてる)


オカミサン
お誕生日ということで、一層こころをこめて握らせていただきます。


アキラ
おすし? おすし?


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くらえ、前菜まぐろの漬け! あさりの佃煮! ほっき貝
     大車えびの頭の塩焼き! にぎり11貫! かんぴょう巻き!  


これにお吸い物とお茶、デザートにアイスクリームがつきました。
あきらさんは、たいへんすなおに喜びの顔を見せてくださいました。
あなたの誕生日なのに、わたしのほうが祝福されたきぶんよ。

腕を組んで、うちに帰りました。


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1日出歩いたので、こころよく疲れ、わたしはあっという間にこたつで沈没。
ふと目を覚ますと、となりにあきらさんはいませんでした。

あ、風呂場で水音がする。
シャワー浴びてるんだな…

とおもいながら、再び眠りの底へ。

また目を覚ますと、あきらさんがのぞきこんでいました。


「圭さん、今日1日ほんとうにありがとう。お礼に、お風呂を掃除してお湯を張ったから、ゆっくりあったまってきて」


んなっ

そんなっ

いいか諸君、これは、おおごとなのだよ。
薄給で、ひとり暮らしで、追い焚き機能はおろか風呂のふたも持たない彼女が、湯船に湯を張った。
それって、おおごとなのだよ。
 
しかも。しかもですよ、彼女はついさっきまで風呂場におったわけですが、
じぶんはお湯に入ってないの。シャワーで済ませてんの。

わたしだけのために、お湯を張ってくれたの。


こころづかいに涙が出ます。
何度も言うようだけれど、あなたの誕生日なのに。
 
でも、ありがとう。
一番風呂、贅沢につかわせていただくね。


そしてほっこりと温まり、風呂から出てみれば。


「圭さん、ヨーグルト好きでしょう」


わたしがお風呂にいるあいだ、こっそりコンビニに出て行った彼女は、
わたしの好物のヨーグルトを買ってきてくれていました。

何ヶ月か前にね、ぽろっと言ったことがあったのです。

風呂上がりには、腰に手を当てて牛乳を飲む代わりに、
湯冷めしないようにこたつに足をつっこんで、ヨーグルトを食べたい。と。

覚えていてくれたのね。

もう、ほんと、うざいくらい何度も言うけれど、
あなたの誕生日なのに。



あきらさんのためになにかしたい!と強くおもうとき、
わたしはいつでもあたふたしてしまうのですが。
 
あきらさんは、お礼と称して、さらりとこういうことをやってのけます。
敵わないわ。敵わないわー。


「ありがとう」と言われたいがために、
すし屋の予約をしたわけではないけれど、
ドライヤを買ったわけではないけれど、

わたしのほうが「ありがとう」を連発した気がする。
完全に大逆転されちまったな。


でも。

このせりふだけは譲るまいよ。


あきらさん、誕生日おめでとう。



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聞きまつがいと夜のお遊び

こんばんは、圭です。

土曜日の夜は、栃木にてガールズオンリーイベントが催され。
(Novia Novia Magazine にも掲載された、Star Planet ね)

 
わたしもあきらさんとふたりで出かけてきました。


夜遊び慣れしていない我々、ガンッガンの音楽のなかで、うまく耳がはたらきません。



「ただいまから、ステージにて、プロのフニャララによるホニャララを行います!」



え、なに。
聞こえなかったよ。
あきらさんあきらさん、司会者はいまなんて?



「にらめっこするって」

「誰と誰が?ステージ上のひとと客席?」

「さあ」



前に出たおねーさんと、勝ち抜きじゃんけんの要領でにらめっこをするのだろうか。
わたしひとを笑かす変な顔はできないので、せめて「笑って負ける」ことがないように、表情筋をマッサージ。くちびるをがっしり噛みしめ、さあ来い!



「ごめん圭さん、聞き間違えた。にらめっこじゃない、ヘアメイクだ」



筋肉しゅるしゅるゆるみ。



「ところで圭さん圭さん、いまかかってる曲×※☆@△だね!」

「え、なに、ジュブナイル?」



そんな青くさい名前のバンドがいま流行しているのですか?



「ちげーよ、エグザイル!」



すみませんでした。

そう言えば、Lの世界のテーマ音楽も流れたっけ。
会場がわっと沸いたところを見ると、やはりみんなお好きなのね。わたしはターシャ派。


ふと、近くにいた方に話しかけられました。
あきらさんは飲み物を取りに行っていて、ちょっと見当たりません。



「×□@*&$○△ ?」



な?
なんですって? 質問されているということしかわからなかったんだけども。



「×□@*&$○△ ?」



スピーカーのある、天井のほうを指さして、その方は質問を繰り返しました。
どうやら、かかっている音楽のことを訊いているようだわ。
 
オーケイ、オーケイ。
てきとーに答えよう(最低)



「この曲? ああ、Lの世界のオープニングだったね。見ました?」

「………。×□@*&$○△ ?」



あ、だめぽ。
おとなしく、質問が聞こえなかったと認めるべきね。

ごめんなさい、わたし耳遠くて。いまなんて?



「さっきあっちに行ったあなたのパートナーは、『彼氏』?『彼女』?」



Lの世界関係なかったーあ!
恥ずかしー すっげ恥ずかしー 穴掘って入りたい。

しかしこの質問は、あれだね、
ボーイッシュなあきらさんがFtMである可能性を考えた、
セクシャルマイノリティなりの気づかいなんだろうね。



「彼女です。ボーイッシュではあるけれどね」

「え、じゃあ、あなたリバなんですか。ネコだとおもった」



気づかいじゃなかったーあ!
恥ずかしー すっげ恥ずかしー 意図せず閨房内の質問に答えていたとは。

「彼氏」「彼女」という用語をもって、タチネコの隠語とかそういうのあるんですか。
どなたか、そういうの詳しいレズいませんか。


リ、リリリリリリバ です…と小さく答えながら、
うーむやはりわたしに夜遊びの耐性はないな、と実感したのでした。



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だいじなおおごとに針千本

こんばんは、圭です。

今ねー、わたしねー、タイバニにハマッているの。
10話まで見終えて、はらはらしているところなの。

 
さて4月1日。
わたしはレンタルDVDでタイバニを見ていました。
あきらさんは、とっくのとうに最終話まで見ているので、わたしの隣りで終始そわそわ。鼻ひこひこ。

わたし断固として「ネタばれ」を禁ずるのでね、先の展開を知っている彼女の腰は定まりません。目も泳いでいます。
そんな彼女を横目で見つつ、わあ!おじさんかわいい!虎!虎!娘想い!と騒いでいましたら。



わからないひとごめんなさい、虎っていうイカしたおじさんが出てきて、娘の楓ちゃんをかわいがっているという…いや、それが主題ではないのだけれど、そういうアニメです。タイバニってのは。




あ「タイバニ最終回では楓ちゃん結婚しちゃうしなー」



なにげなく、あきらさんが言いました。







え。
いま、なんて。
あきらさん、ちょっと。
わたし日ごろからネタばれは絶対にいやだと言っているのに。

なんてことを。
なんてことを!



あ「…エイプリルフールだよ」



なんてことを。
なんて地味な嘘を。


そう言えば、去年の彼女の嘘は、とても派手だった。もしかして、その反動かしら。



去年の4月1日は、職場の歓送迎会で、わたし夜遅くまで外にいました。
うちに帰ってみたら、不在着信が1件とメールが1通。

どちらも、あきらさんからでした。

ぽちぽちと、メールを開封。

***************

あのね、大事な相談というか報告があったから電話したんだけど、出なかったからメールで言うね。
実は前々からずっと考えてたんだけど、やっぱり私、男として圭さんと恋愛したいみたい。
ずっとレズビアンだと思ってたけど、最近になって、自分はFtMなんだって気づいた。
急にごめんね。
でももうはっきりわかっちゃったんだ。
職場の先輩の知り合いで、性別適合手術とかホルモン注射に詳しい先生がいるんだって。
大宮にクリニックがあるって聞いたから、来週から通ってみる。
ゆくゆくは胸と子宮も取ろうと思う。
圭さんに相談もしないでごめんね。
まだ付き合ってくれるなら、電話ください。


***************

なんと。
 
あきらさんは長いことわたしに言えずに悩んでいたのだわ。
わたし気づきもしなかったのだわ。

とてもとても胸を痛め、涙ながらに、
わたしはレズだが、あなたが男でもそばにいたいと、
いやあなたが男なら、あなたに恋するわたしはむしろレズではないと、
あなたの悩みに気づかずこれまで浮かれトンチキで悪かったと、
懸命に伝えましたところ。



「け、けけけけいさん、落ち着け、エイプリルフールだよ。あたしはただのドレズだよ。圭さんが本気にするとおもっていなくて。すぐ嘘だとわかるとおもってて。ごめん!」



大慌てのあきらさんのフォローに安心したあの日から、1年以上経ちました。

や、実はさ、当時このことをブログに書きかけたのよ。
下書きは保存してあったのよ。

しかし書きあげる前に月日は流れ、うーん、9月にエイプリルフールの話ってのもなあ、
とやっているうちに季節がひとめぐり。

晴れて4月にアップするにいたりました。今日はついたちではないけれども!



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二枚舌カムアウト

こんばんは、圭です。

となりの課の女性…えーと…Cさんと食堂で昼めしを食べていたときのこと。



「そう言えば、彼氏さんとは相変わらず仲良しですか」



そんな質問が飛んできました。

「つきあっているひと」がいることはまえに話したのだけれど、そのときはCさんの思い込みを正していなくてね。

でも。
このとき。
相手のふかーい笑顔を見ていたら
抵抗も逡巡もなく、ぽろりと訂正していました。



「今まで誤解を招く言い方をしていてすみません。彼氏じゃないんですよ、彼女なんです」



Cさんは目をみひらいてから、笑顔をくずさずに言いました。



「そうだったんですか。なんだかすごくカチッとはまった感じです。納得ですねえ」



えへー。
うふー。
でしょー。
ゆるりと、穏やかなカムアウトでした。


実は、わたし、職場のひとにけっこうすぱすぱカムをするようになっています。
もー遠慮してヘテロのフリをしていた1年前とはえっらい変化。

Cさんの場合は、親しさもあって、わたしの身の置きどころを知っといてもらいたいと積極的にカムしたのだけれど。
職場のひとにカムする理由は、たいていの場合、
プライベートを追及されたり、わたしの恋愛観を試されたりするのを拒むためだったりします。

彼氏彼氏結婚結婚子ども子どもとつつきまわるおじさんたちが、すうっと引いてくれる魔法の一言。



「彼氏じゃなくて彼女なので」

「…え?そうなの?」

「はい、そうなんです」

「圭ちゃんって、そっち系?」

「はい。わたしにとっては『そっち』じゃなくて『こっち』ですけれども」
 
「そっかー」

「そうです」

「へえ」

「ええ」



めでたし。
もう二度とつつかれずに済む。


そんなにつつかれるのが厭なのかって?

や、いいのよ、別に。
質問されること自体が不快なわけではないの。

「彼氏」の名前を訊かれるのがプライバシーの侵害だとか、
「彼氏」といつ結婚するのか訊かれるのが悔しいとか、
そういうことじゃないの。

ただね。
こういう恋愛沙汰に社交辞令を持ちこまれるのが、心底苦手だってだけ。


ほんとうに興味があるなら訊いてくれていいのだ。
だけどさ。

相手の態度から、思惑が透けることがあるじゃーないですか。

「恋バナのとっかかりとして、手始めに訊いとくか」
「訊いてほしいんだろうから、ほじくってみよう」

「で、彼氏、なんて名前? 結婚するの?」
 
とかね。

職場で出てくる恋バナは、こういう社交臭がきついのです。
困ったことに。


それで盛り上がる世界があることは承知しているのだけれど、
わたしは白ける。鼻白む。

うわっつらを滑るような会話が時として必要だとしても、
わたしはこいびとをその種の会話のネタにしない。できない。やだよう。


なんでかっつったら、たぶん傷つくのがこわいのでしょうね。
わたしがこんなにもたいせつにおもっているものを、
たいせつに受け止めてくれないひとに披瀝して、
軽んじられるのがこわいのでしょうね。

ちくしょう、わたしは愛しの彼女についておもいの丈をこめて語る用意があるってのに、おめー実は大して興味ねえんだべ?

興味のない方には、話すことなどありません。お引き取り願えませんか。わたくしレズですし、あなたのご希望に沿う話の展開にはなりませんよ。
 
ってね。
そんなカムアウトも、1年働いているうちに、何度かあったのでした。



近しい関係を築きたいひとに対する、前向きな態度。
相手を踏みこませぬための、切り上げ口上。

都合よく、つかいわけておりまっす。



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すれ違いを忘れた現代人に寄す

こんばんは、圭です。

皆さま、携帯電話って持ち歩いていますか?

「あたしスマホだからー、ケータイなんてそんな古いもの持ってなーい☆」

というひとには土俵から下りていただくとして。

いつでもどこでも、連絡をとりたいあのひとにメッセージが届けられる、そういう電子媒体。
持ち歩いていますか?


※ちょっと長いので分けます。

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定期報告2012

こんばんは、圭です。
4月1日です。
   
ブログを開設してから毎年、つっても過去2年だけれど、
あきらさんとのおつきあい事情が大きく変わる4月1日に、記録記事を上げていました。
が。
   
んー。
今年は年度の切り替わりにともなう大きな変化ってないのよねー。
でも、1年ごとにくぎりの記事を書きたい気もちはあるなー。
 
と。
考えまして。

1年間を振り返ってエポックを切り取ることにしました。
ひとはこうやって自分史づくりに熱中してゆくのにちがいないね。
 
 
※じぶん用の記録です。おつきあいくださる方はつづきをどうぞー。
 

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