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「恋愛」なにそれおいしいの

こんばんは、圭です。
 
昨日は、あきらさんと映画を観に行きました。
中村光の『荒川アンダーザブリッジ』が実写映画化するってんでね。
我々ふたりとも原作ファンだからね。
 
観に行ったのです。

感想は「残念」のひとことだったのだけれど、
外デートが楽しかったので、良しとしましょう。


ちなみに、
「ちなみに」すぎるマメ情報をひとつ。

映画でリクがズボンを奪われたあの橋は、
我らが地元、栃木県の思川という川に架かる橋です。荒川じゃないのよ。

 

さて。
デートは、ラケルでおいしいパンとオムライス食って、ヴィレッジヴァンガードで遊んで、本屋さんにも行って。

そう。
本屋。
 
本屋で。
ちょっとおもしろいことがわかったのです。
 
 
※趣味に走った暑苦しい話なので分けます。

 










 
この時期って、あちこちで新生活フェアみたいのをやっているじゃないですか。
 
家具屋では学習机が幅をきかせ、
家電は洗濯機や炊飯器もろもろまとめて7万円なんつーセット販売がなされ、
文具店では真新しい筆箱やえんぴつが目立つようになり、
ランドセルも出る、制服の採寸会場が忙しくなる、エトセトラ。エトセトラ。


でだ。
本屋ではだ。

辞書が表にずいっと出てくるのですね。
入学や進級に合わせて買うひとが多いからでしょうね。
 
棚に並んだぴかぴかの辞書を眺めているうち、わたし、確かめてみたくなりました。

先日『舟を編む』を読んだばかりってのもあって、
実際に売られている国語辞典の「恋愛」の項が、
「男女」の恋愛をのみ説明しているのかどうかを、
確かめてみたくなりました。


早速、棚のいちばん上の左端から。

箱から本を取り出し、ぱらりぱらぱら。

あった、「恋愛」

おほほ、「男女」と明記してございますわね。

さあ次言ってみよー。


って具合に次から次へ辞書を取り出し、「恋愛」一語を引き、棚に戻し、を繰り返すこと31回。
その場にあった31種類の国語辞典。
わたしぜんぶチェックしてしまいました。
 
結果は、どうであったとおもいますか。


「恋愛は男と女のもの」と言いきらなかった辞書は、1種類だけでした。
大修館の明鏡国語辞典だけでした。

「まれに同性同士で」とかなんとか、注意書きというかたちで同性愛の可能性を語釈にふくめていた大修館。

これだけ。

 
ほー。

これ、わたし、とっても意外でした。
 
予想外に、少ない。


わたしはね。

「そっか、辞書に載ってないなんて、わたしたちの想いや関係は恋愛とは認めてもらえないのね……くっ」
なんて、べそかいているわけじゃあない。

「同性愛者の気もちも考えてくれよおおお」
なんて、怒っているわけでもない。


そうじゃなくて、なんつうの、辞書のくせに、頼りないな。っておもった。
 

ことばと向き合うための武器が、辞書が、そんな及び腰でいていいのかと!
もっと潔く、鷹揚に、引き算で語釈したっていいのに。
 
そう、引き算。
 
むだな説明は削って、ことばの意味に、余裕をもたせたらいいじゃない。
限定なんてしなくていいじゃない。
 
 
「やるせないおもいにかられ」とかね、「肉体的結合を得たいうんぬん」とかね、
ことばを尽くして語る辞書って、わたしは好かない。
 
日々ことばと戦っているひと、学者先生などなどにとって、
あることばの意味を厳密に定義してみたいというのは、たぶんひとつの野望つーか夢なんでしょうけれども。
 
けれどもね。
日本語って、何語あるの? 何万語あるの?

たかだか1冊の書物で日本語のすべてを説くことはできないはずで、
できないならどうするかっつーと、説ける限りなるべく細かく語るんじゃなくて、ざっくり説いて、あとはそれぞれことばの遣い手に任せたらいいんじゃないか…と素人のわたくしなんぞはおもうんです。


「男女の」とか「異性の」などとわざわざ書かなくても、「恋愛」を釈することはできるよ、きっと。

もっと自由に。もっとひろびろと。
「恋愛感情」を表現する辞書に、わたしは出会ってみたいです。
 
 
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