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映画「ステキな金縛り」感想

こんばんは、圭です。

2011年最後の本日、ブログ村の新着記事には歳末らしいエントリが並んでゆきます。
しかし。
「空気を読んで1年を振り返る」ことを。

わたしは拒絶する!


いや単に昨日のデートの話が書きたいだけなんですが。


今年は彼女といっしょに年越しができないので、30日にふたりでそばを食べに行きました。
クリスマスディナーに続き、年越しそばもフライング。
そう言えば、いっしょに年を越さないのは、つきあってから初めてのことです。

そばを食べたあとは、映画「ステキな金縛り」を観に映画館へ。
フィクションぽさ満載なのにほろりとさせる喜劇を描き、主役級俳優をばんばん端役でつかってしまう三谷幸喜の脚本・監督作品。
言わずと知れていましょうね。


さて。
入場しようとした我々からチケットを受け取った、係のお兄さん。
あきらさんに向かい、慌てて、


「お客さま、本日はメンズデ…」


そしてあきらさんと目が合い。


「なんでもありません、失礼しました!」


ボーイッシュですが、女性的なんですの。我が彼女は。


映画は期待どおりおもしろかったとです。
ので。
感想書きまーす。


※観ていないひとに配慮した書き方のつもりですが、閲覧注意!

 
 
 
 
 



どじな弁護士(深津絵里)が、弁護を引き受けた被告のアリバイを証明するために、
当該時刻に被告を金縛りに遭わせていた張本人、落武者の霊(西田敏行)を裁判の証言台に立たせる。

という事件を軸にした、ちょっとお涙。ちょっと成長物語。な映画でございます。
CMでもさんざんやっているからね、知られているよね。


で、まずは。

深津絵里、かっわえー! うはっ
西田敏行、かっわえー! うはっ

主演のふたりがいとしくてならない映画でした。

特に西田敏行。
落武者の霊があんなにかわいいのなら、わたし霊感の強い人間になってもいいかも…と思ったよ。
しかし霊が「見える」かどうかは霊感ではありません。どんな条件が必要なのか、それは映画を観てね。


落武者のことば遣いや、仕種や、じぶんの姿が見えないひとに対して仕掛ける小技。
とにかく愛敬たっぷり。

個人的には、深津絵里のボス(阿部寛)を前にした「白いのとハートのやつ」というせりふに悶えまくったね。なんね、あのおっさん。


そうそう、阿部寛。
かのボケ上手な二枚目は、楽しそうに食べ、楽しそうに踊る役です。
彼の3回めのダンスが、小ネタとしてはたいへんに秀逸。エンドロールを見逃すな。

かわいいおぢさんと言えばね。
彼もはずせません、中井貴一。
泣きどころもいくらか用意された映画ではありますが、最も泣けるシーン賞は彼のエピソードに進呈。
ラブラブでいちゃいちゃな様子に、わたしは号泣でした。


それから、と。
三谷映画は登場人物がけっこう重なりますが、
今回の佐藤浩一と戸田恵子の役どころは、
前作から続けて観たひとの方が楽しめる、一種のファンサービスですね。

三谷氏はいろいろ仕込んで脚本を練るのが得意なご様子。
小日向文世の演じていた役もね、雰囲気だけで判断させてもらうけれど、元ネタがわからないまま偉そうに言わせてもらうけれど、あれ絶対なんかのパロディ。

知ってるひとは教えてください。



という具合にですね、細かいところにスパイスがぴりっと利かせてあって、くすくす楽しめるコメディでございました。

しかしですよ、全体を見れば。

うーん、ちょーっと中盤~後半はだれたよね。
結末も、これでいいのかな?という気はしたよね。
問題の事件の解決も、あっさりだったよね。
古畑任三郎と同じ倒錯ものゆえに、最初から観客には犯人がわかっているんだけれども、それにしても。

落武者の霊をうまいこと証言させるところへ持っていくまでが、
荒唐無稽でありつつ丁寧でおもしろかったのだから、
その証言を生かすところも、無茶苦茶かつ腑に落ちる展開にしてほしかった。

あともう一言。
劇中、ほとんどのひとには落武者の霊が「見えていない」設定なわけですが。
ははっ
ちょっと、落武者の出番が多かった気がするね。
西田敏行が大物だからね、変に出番を減らせなかったのかしら?と下衆な勘ぐりをしちまうわたくし。

はだかの王様のように、「この映画を観て西田さんの出番が少ないと感じたあなたは、『見えていない』だけかもよ♪」というようなふくみのある作りを勝手に想定していたからな。
周囲の大物俳優たちの、「さもそこにいる」かのような演技をもっと見てみたかったな。



なんて言ったら贅沢すぎるでしょうか。


とは言え。
先に挙げたけれども、個々の場面・場面は、役者の演技やせりふ回しもふくめて、圧倒的に愉快。
つまらないなどとは決して申しませぬ。
おもしろい、間違いなくおもしろいのだ。

 
DVDになったところを狙いすまし、おせんべでもかじりながら、家で誰かとげらげら鑑賞するのがおすすめ。かも。



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