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面接の一風景

こんばんは、圭です。

大学3年生の就活が始まって、もうすぐ2ヶ月。
わたしのブログにも、「就活」「就職活動」をキーワードに検索して転がりこんでくる方がいらっしゃいました。


去年の冬は

「あきらさんと同居するために地元就職するぞー」

「就活たいへんだぞー」

「面接落ちたぞー」


とか、そんな記事を上げていたから、そのせいですね。


ごめんね、就活情報を求めて訪れた方、ごめんね。
ただのビアンののろけでごめんね。



で。

就活で思いだしたんだけれど。


わたし、採用面接でカムアウトしかけたことがあるの。


※ちょっと長くなります。









や、してない。実際はしてないよ。
でもほんとにしそうになったの。

それも、まじめな話の流れとか空気・雰囲気のなかなどではなくて、ノリで。
うっかりばっちりカムしそうになったの。



はい、ドアをノックしまして。
「どうぞ」の声にすちゃすちゃ入室しまして。
名のりまして、かばんを置きまして、着席。

つぎつぎに質問が繰り出されます。
学生ひとりに対して面接官は4~5人(←ちょっと記憶があいまい)

Aさんの質問に答え、答えているとまもなくBさんからつっこみが入り、
BさんのつっこみにうなずいているCさんのほうにも目をくばり、
次の質問はDさんからかと思っているとAさんが話しだす…みたいな。

うん、面接官は4人だった気がする。



脱線するけど、わたし面接ってほんっとに苦手で。
なんつうか、わたし見ためが もんっのすごくカタくてですね。地味でですね。まあ中身もですけど。
とにかく扱いづらそうだが仕事はできそうに見えるらしいのです。

それはあくまで友人評であり、また実態を知ればなーんだ見かけだおしとわかってくれるひともいます。
それに、海千山千の社会人からみればチンケな学生なのだろうと、あたまでは思っているのです。

ですがね。

ついね。
気張るのねー。

そして、ひええええごめんなさい外見はこんなですが、実際はなーんもできんちゃらんぽらんですーと、涙目になる。

だから緊張しちまってしちまって、面接って苦手なの。

はっは 要は自意識過剰なだけじゃねーか、と。



話を戻しまして。

緊張を押しかくしつつ、4人の面接官と対話せんと努めていたところ。

ある瞬間。
明らかになにか訊いてきそうなオーラがBさんのまわりからむんむーんと漂ってまいりました。

わたし、みがまえる。

と、おとなりのCさんがぱっと口を開きまして。


「女子高出身だったんですね。男はきらいなの?」


「いえ、でも女の子が好きです」


脳内のわたし、たしかにそう返事してしまったたたー。


んが。
それよりも一瞬はやく。

「ちょ、その質問は変じゃね?」「なんかストレートじゃね?」「というか誤解を招くんじゃね?」というような雰囲気が部屋ぜんたいに流れ、ほかの面接官の方々が笑いだしたのです。

彼らが笑っているあいだに、わたしは冷静になることができました。
脳内のわたしの返答をこころ深くにしまいこみます。


まったく、わたしふだんからどれだけビアン脳で生きてるのかしら。

そんなね、恋愛対象のことなんか訊かれてないっつうの。
周囲に男性がいる環境に慣れていなかったりしませんか、社会に出てきてうまくやってくれる?だいじょうぶ?とか、そういうことを確認したかったんですよね、きっと。

はたらく女性が増えているらしいとは言え、このとき受けたところは、まあ比較的男性の割合が高い職場。
約1年間の就活で受けた企業は文系学生としては少ないほう。分母のちいさいなかでこんなこと言っていいのかわからないけれど、くばられる資料に載っている「社員の男女比」をみると、まあどこもだいたい男性のほうが多かったわけで。
それがどうやら日本社会の現実なわけで。

女ばかりの環境にずっぷりハマっているわたしの、社会適応力を心配したのでしょう。
質問の意図が明かされることはなかったけれど、たぶんそんなところでしょう。


ほーっ
あぶない、あぶない。


面接官のみなさんが笑いだしてくれなかったら。

うん、まちがいなく。
わたしさらっと答えてたよ。
そして答えてしまってから、うおー、いまなんかよけいなこと言っちまったぞ!訊かれてもいないことに答えちまったぞ!て感じになっていたと思うんだな。

やだよ、そんな気まずい面接。



面接には通りまして、結果このとき受けたところにちゃっかり内定しているわたくし。

今もときどき、あの部屋に流れたふしぎな空気と、脳内反射でぱっと浮かんだじぶんの答えとを思い出して冷やひや焦ったりにやにや笑ったりしています。


もっと別の訊き方があるはずだい。
気が向いたら押してね。

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