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母にカムアウト 対話編

こんばんは、圭です。

しばらくブログをさぼっていました。
そのあいだに、母へのカムアウトがもう一段階すすんだので、そんな記事を書きます。


よし、カムアウトしよう!と決めてから2年。
やっとやっと母に「彼女がいる」ということを伝えたわたくし。
ででもでもでも、そのときは「彼女」があきらだということを伝えなかったのです。あれー?
しかも母はおそらく「娘に彼女がいる」ということの意味をわかっていません。あれれー?

詳しくはこちら → 「母にカムアウト 嚆矢編


加えて。
なんと言いましょう、言い逃げしてしまったというか、きちんと向き合っていないというか。

これで「カムアウトできたよ☆」ってことにはならんわな、というわけで、あらためて母と話す時間をとることにしました。


しかしねえ。
わたし。やはり。臆病なのです。
母の目を見て、きっぱりはっきりと言える自信がおざりませんでした。

だから電話をかけました。
カムアウト1投めはメール。その次は電話ってんです。


※長くなります。

 











この電話。
わたし、言うべきことの下書きをしてからかけました。

「もしもし、あ、おかあさん? あのね、いまちょっと時間いい?」とかなんとかメモ書きしてですね、それを見ながら電話したんですよ緊張してたんですよ笑ってくれていいけれども!

で、「彼女」があきらであることを伝えます。
あきらと同居を考えていることを伝えます。
「学生時代からつきあっている彼氏と結婚したい」と、娘が言い出したようなものだとおもってほしい…と言ってみます。



母「友だちじゃないって言うのね?」

圭「はい。違います。友だち以上の感情なんです。つきあってます」

母「友だち以上って。あんた、もっとはっきりした言い方あるんじゃないの?」



どどどーん。
これは、相手があきらでなくてもやっぱりわたしは女の子が好きであると、そう言うところですよね。そうですよね。このタイミングだよね!



母「いいよ、受け止めるよ。言ってごらん」



おかーさーん!!
「受け止めるよ」が予想以上に心にしみるよ。ああもっと早くカムアウトしてもよかったのかな。



圭「わたしね、女の子が、好きなんだ」



親子の心通じ合う瞬間。電話越しでなかったならば駆けより……



母「女の子が好きだあ? 母だって女の子が好きです!」



( ̄д ̄)え。

心のよりどころにしたり、親しく身近に感じられたり、そういう存在は母にもあるわけで。
それは学生時代からの女性のお友だちなわけで。

圭にとってそういう存在があきらさんなんでしょ、で?
それしきのこと、なに改まって言っちゃってんの?

母は、そのように理解したようです。

このあと、電話ではなく対面で詳しく話を聞かせろという母に応え、帰省。
そしていろいろと説明したり問答したりしたんですが、まだまだぴんとは来ない様子。

母には(twitterで同じことばを使ったけれども)「すごく仲良くて信頼できるたいせつな友だち」と「彼女」との区別がつかないままです。

ですが。

「彼女」「女の子が好き」「恋愛感情」…といったことばを並べても、わたしがビアンだとはおもわない母に、明確な差を説明しようったってねえ。
ものっすごく決定的な違いは、そりゃね、ありますよ。わたしプラトニックラバーではないのでね。
でもね。

「友だちとはセックスしない」

とは、言えない言えない言えないっすよ。
午後8時以降のテレビ視聴を禁止し、ドラマや映画の録画はラブシーンをカットし、インターネットには厳重な閲覧規制を敷き続けた我が母を相手に、そんな。

そういうわけで、わたしのカムアウトは、まだまだ宙ぶらりん。

あきらという一生モンのだいじな彼女ができる前に、ビアンだとカムアウトする機会があれば良かったのかもしれません。
順番をミスったなあ、というのが実感です。


母も、あたまで理解しているぶんと、精神的によくわからないぶんがあると言っていました。
それはずっと解消できないものなのかもしれないけれど、しぶとくカムアウトを繰り返してい…くしかないのでしょうね。ため息。

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