こそっと東京プライドパレード
こんばんは、圭です。
当日のうちに、東京プライドパレードのことを記事にしたかったのですが。
ココログがメンテ中だったのでしょうか、何時間待ってもログイン画面が表示されません。
やむなし。むなし。
それはさておき。
プライドパレードです。
偉そうにタイトルに掲げつつ、実は少しばかり沿道から見てきただけだったりします。
しかもひとりで。
ええ、そう。ひとりで。
独り身だった理由は、あきらさんも、セクマイな友だちも、なんだかいろいろと忙しすぎたことではありますが。
同時に。
いや、わたしも、はずせない用事があって、パレードを「ついでに見物」するしかなかったという事情があります。
「誰かいっしょに行こうよ、あ、でもわたしはすぐ帰るけど」ってのは、抵抗がありすぎたのです。
そんなわけで沿道からひとり。
パレードの趣旨を考えると、ここはがっつり参加! 自分も歩く! といきたいところではあったんだけれども…うむむ残念。
前置きが長くなっちまった。
さて。
去年のプライドフェスティバルで買った、あきらさんとおそろいのレインボーなブレスレットをして渋谷15:00着。
見るだけ見るだけ見るだけなのに、このへんで妙にカチコチ。
大して目立つブレスレットでもないのに、ビアンであることをさらけ出しているようで妙に緊張自意識過剰。
落ち着かなくなったわたしは、ブレスレットをはずしてかばんにしまいました。
とりあえず、見るものは見よう。
歩き出します。
しかし。
PARC●付近にいればしっかりパレードを拝めるぞ、完璧☆ と思っていたらみごとに方向音痴ぶりを発揮して迷子になった。
音楽…音楽は聞こえないか!?
ざわつく集団の音はしないか!?
ノン。
わー、なんにも見られなかったらどうしよう!
感想を楽しみに待っているあきらさんが、来られなかった友だちが、いるってのに。
焦って走りまわって、やっとPARC●を見つけた直後にフロートの7号車が角を曲がってやって来ました。
先頭からは見られなかったけれど、ひとまずほっ
交通規制のために、10号連なってくるわけではなく。
車線をはみ出さないようにお行儀よく。
それでもね、歩いているひとを見てたらね、わたし泣けました。
特に9号車。She Loves Her号。
ああ、この方たち堂々とLGBTをアピールできるんだ、とおもって。
楽しそうじゃないか! 当事者でないひともいるかもしれない。かっこいいな。
ビアンであることを楽しんでいて、ビアンであることを恥だとおもっているのでもなければ、ガチガチのクローゼットでもないのに、ブレスレットをつけたままでは堂々といられなかったわたし。
明るく進んでいくフロートを見送りながら、胸いっぱい。
9号車が見えなくなる前に、しまったブレスレットを取り出して手首につけました。
胸はって用事をすませに行きました。
帰り道では、同行の友人に「彼氏とは、結婚するんですか」と訊かれた流れでカムアウトしました。
相手が興味を示してきたので、今日こんなパレードがあったんだよと話しました。
自分がLでよかったなと、改めておもいました。
それにしても。
規制は厳しそうだったけれど、楽しそうだったなあ。
外から見るのではなくて、いつか内から参加するか…。血が騒ぐ…。
あ、でもそのときはあきらさんといっしょがよいです。
主催・スタッフ・参加者の方、おつかれさまでした! いいものを見ました。
« 先入観と譲れないもの | トップページ | 新宿2丁目熱狂納涼 »
「05.セクマイばなし」カテゴリの記事
- 事実婚に準ずるものだってよ(2019.10.27)
- 家族割引を受けるレズ(2019.07.07)
- 同性パートナーシップの波(2019.04.27)
- 春は馬車道に沿って(2019.04.14)
- 果てない夢がちゃんと(2019.02.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント