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菓子パンのたとえ

こんばんは、圭です。

こないだ同性婚のことで記事を書きました。憲法解釈に希望をもっていようよ♪ って話です。

そして、てきとーに考えた、「菓子パンの例」を書きました。
このことについて、もうちょっとあたまをつかって、あらためて書こうとおもいまっす。


※カタい話です。めちゃめちゃカタいです。


菓子パンの例ね、そのときその場でなんとかあたまひねって考えたものではあるんですけれども。

結局おかーさんは「菓子パンを食べてはいけない」とはっきり言っているわけで、そこが憲法解釈のこととは違うんだよなーもっとこう…いい例はないかなーと、模索していたのです。

で。
どうやらおもいついたので、書きます。
   
ただ、ことによると、障碍をもつ方に不快感を与える記事になるかもしれません。
わかっていて、それでも書いています。ごめんなさい。

… … … … … … … … … … … …

幼稚園に。

「おやつを食べる前には手を洗いましょう」

と標語が貼ってあります。

この園に、「手のない」子どもが入園しました。
この子は。
ほかの子といっしょにおやつを食べることはありません。

「この子はおやつを食べない」ということに注目しないひとは多いし。
一瞬は気にとめたとしても、理由を想像して、自己完結するひとも多い。

「おうちの方針でおやつを食べさせないのかも」
「甘いものとか好きじゃないのかな」

もう少しつっこんで、「食べないの?」と訊いてみるひとがいると。
子どもは黙って首を振ります。

「そっかー、食べなくていいんだ」で事は片づきました。


子どもが。

手を洗わないとおやつは食べられないんだ、でもじぶんには手がないんだから、おやつは食べられないんだ。

そう考えているなんて、たぶんみんな知りません。

ほんとうは、みんなといっしょにおやつ食べたいんだけどな。

… … … … … … … … … … … …


いや、おい、ちょっと待て。
ここで話を終わらせちゃいかんだろ。

そう突っこんでくれるひとがいるかしら。


◆そもそも、その標語は「手のない」子が入園する前に貼ったものだし。
◇そうです。
でも、標語が貼られたときにも世界のどこかにはいたんです、そういうひと。
標語を貼るとき、そこまで配慮するひとは、そうそういません。
想像だにしなかったんです、実際にそういう子が入園してくるなんて。
相対的に、絶対的に、「当事者」の人数が少ないから。

 
◆事前に想像しろったって、無理な話だよ!
◇そうです、無理かもしれません。
さて。では、いま目の前にいるこの子、どうします?


◆そもそもそんな無関心な幼稚園なんてないし。ちゃんと事情を訊いてくれる先生もいるし。
◇そうです、いるかもしれません。
でも、訊かれたひとは本心を言うかしら。
「みんなとなにか違うじぶん」を、意識してしまっていたとしたら。


◆手がないったって、それは確かに2本あるひとのほうが世に多いけれど、人間として不完全だとかそういうわけでもないのに、「違う」なんて意識しなくていいんじゃない?
◇そう、意識しない方も多数いるでしょう。
でも。
少数派は、生きているだけでなにかと不都合を感じるはめになることも、あるようです。


◆ところで。正しい理由を察することができるひともいるのでは?
◇そう、いるでしょう。
でも、察してどうしましょう。対策を打ちましょうか。どのような対策を?
標語ははずせません。
「子どもの口にものが入るとき、清潔を意識させるために掲げておく」ということになっています。


◆標語ははずさなくたっていい。事情が確認できれば、標語の目的を説明してあげられるよ。安心していいよって、言ってあげられるよ。
◇そうでしょう。
それなりに正当な目的があって示された条文でも、その文言によっては、目的外のところで、事例に則した解釈・対応が必要な場合があります。





書けば書くほどドツボというか泥沼というか。
いまひとつ整理しきってない感じではあるのだけれど。

つまり。

同性愛は、おかしなこっちゃないというのはそのとおりで。
パートナーシップを求めるきもちは、ごく自然なもので。
 
それはそうだとしても、「社会」に「法的に」対処してもらうためには、
こちらから声を上げて動かなければならないのです、と。
 
みんな想像力には限界がありますから。
数は少なくても、たしかに生きて暮らしてて、いろいろな保障の及んでいない存在。

アピールしないと、なにが必要なのか知ってもらえない。


ちなみに「清潔のために貼った標語なんだから、洗う手がないことを理由に抑圧されてちゃおかしい」と言うことは、
「同性同士で婚姻届を提出し、不受理されたときに(たぶんされます)、それは不当だとして裁判を起こす」という行動にあたるつもりで書きました。


あら、けっこうおおごと。

でも法律にかかわることってそんなもんよね、たぶん。

漠然と「同性婚認めて!」ではなくて、
結婚するとどんないいことがあって、じぶんたちはなにを望んでいて…
具体的に考えてこそのパートナーシップ要求かな、とおもうのでした。


法とは縁もゆかりもない若造ビアンですが、今後も勉強してはおもいつくことを書いていきます。

長くてカタくて偉そうで、ごめんなさい。

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