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母にカムアウト 手紙編

「ハートをつなごう」を録画してくれるはずのおかあさんへ


 下宿先にはテレビがないから、「ハートをつなごう」を録画してほしい。お願いするとき、心臓がばくばくしました。メールを下書きして、ほんとうに送っていいか、何度も悩んで何度も書きなおして。目をつぶって、えいやっと送信しました。そのメール自体はカムアウトでもなんでもないのに、とっても緊張しました。

 おかあさん、返信がはやくなったね。「何の番組?」と返ってきて、うわあ、どうしよう…。LGBTってことばを出すと、メールでカムアウトする羽目になりそうだったから、核心を避けて説明したのでした。
「世の中にはいろんなひとがいるよってドキュメンタリー」

 でも、おかあさんには予想がついているかもしれないね。離れていても、わたしの言動をやたらよくみてるもんね。気づいているのかもしれないね、わたしとあきらが、もうただの「友だち」ではないってことに。

 おかあさんは、録画しながらテレビを見るでしょうか。見るとしたら、なにを感じながら見るんでしょう。おかあさんの目に、性的マイノリティはどんなふうに映っているんでしょう。おかあさんの目に、今後わたしはどんなふうに映るんでしょう。

 わたしは甘ちゃんだから、おかあさんに拒絶されるのが怖いのです。ついでに、おかあさんが自分を責めないか心配でもあります。「育て方を間違えた…」とかなんとか。
 だから、ずっとずっと言わないできたけど。最近、おかあさんに言わないできたわたしの判断は一方的だったかなと思うようになりました。「子どもの幸せが親の幸せ」と口ぐせのように言うおかあさんには、わたしの幸せのかたちを見てもらってもいいのかもしれない。

 おかあさん、わたしのこいびとは女のひとだよ。同性だよ。実は高校の友だちだったあきらだよ。恋してるよ。そして、毎日がすごく楽しいよ。みちたりてるよ。幸せだよ。

 訊きたいことがあれば、なにを訊いてもいいよ。答える用意をしておくよ。
 でも、詳しいことは夏に帰省してから話します。きっと話します。
 いまこの場では、とりあえず、これだけ。

 ひとを愛せる人間に育ててくれて、ありがとう。





まあなんてクサい手紙。こんなこと言える気がしねえ…。

母にカムアウト 予告編

やってみよう なんでも実験! 今日のテーマは?

「おかあさんにカムアウトしてみよう、何がおっこるっかなー♪」


こんばんは、圭です。
母にカムアウトする…というのは、ずいぶん前からの課題なんですが。ついにほんの少し足を踏み出しました。うひゃあ。

なにをしたかって。そんな大層なことしていないんですけどね。
頼んだだけ。

「6月1日・2日、NHKの『ハートをつなごう』て番組を録画しておいて。帰省したときに見たいから」


あれです、あれ。1週間前、東京プライドフェスティバルの目玉としておこなわれたNHKの公開収録。あれが編集されて全国放送されるってんだから、見ないわけにはいかないじゃないですか。

しかし。
貧乏学生のわたくし、PCだけは使えるアナログ人間のわたくし、テレビを持っていないのでありました。あいたたた。
どうしよう。見たいよー。見たいよー。じたばた。あきらさーん、あきらさんのとこで録画してくれない?


あ「うちの録画機能は現在すべて死んでいる」


ちーん。なむなむ。

そうか。あきらに録画してもらうこともできないか。どうする?


よし、実家を頼ろう。母に録画してもらおう。
娘がなにに興味を示しているのか母としては知りたいだろうから、たぶん録画しながら番組を見るでしょう。
そしたら放送後に感想を聞いてみて、それをカムアウトにつなげようか。


結論はわりとすんなり出てきました。

あきらのほうは、わたしとつきあい始めてすぐにご両親にカムアウト。なんつー行動力と精神力。ぱぱっと行動できるなんてかっこいいな。

わたしにも、そういうことできたらいいな。


決心したので、とりあえずあきらに報告しました。


圭「母にNHKのハートをつなごう録画してって頼んだよー」

あ「…NHK教育の、ね」


あっぶねー! 1chを録画させるところだったー。
詰めが甘いぜ、自分。頼りにしてるぜ、あきら。

咳ニモ負ケズ

こんばんは、圭です。

インフル怖いですねー。とっても他人事な感じですが。正直なところ、ちょっと対策過剰なんじゃないの? と思ったりもしていますです。
地下鉄の駅職員さんがマスクしていてね、蒸すだろうになーと気の毒に思ったり。ただでさえ地下は空気がこもってるもんね。
そして防御意識のないわたしみたいな客が、雨のなか傘なしマスクなし薄着で通過していきますからね。ほんとすみません。
まあいいやね、罹患してないからね。


ところであきらさんは咳しまくりです。あ、インフルではないようですよー。

そんなあきらさんから、ごほぐは電話がありました。


あ「あの、ブログ…ごほっ がはっ」


おお、あきらもブログを立ち上げたんですって。前にもつくっていたのを撤去した彼女、リベンジのようです。
で、ブログタイトルはどうしたのかな? サーバーはどこかな?


あ「いや、まあ。あたしセンスないから…げほげほげほほ あ゛ーっうえっへん」


そうかい、そうかい。
咳をおしてもわたしに報告してくれるのかい。けなげなひとだね、まったく。

いやいやいや、こいびとが咳をしていたら心配するのがふつうでしょ。圭ってひとニンピニン!って突っこみがこないうちに弁明しまーす。

いやーわたしだってね、ときにはまともな人間らしい精神活動がおこなえるんですよ、奥さん。
人なみにね、心配したんですよ。気遣ったんですよ。

でもね。


圭「咳つらいよね。しゃべりづらいよね。電話、切ろうか」

あ「え~っ……。しゅーん」


たいそう悲愴な声を出しやがりました。口で「しゅーん」て言いやがりました。
いやん、もう。この哀切を無視するほうがニンピニンだわっ。

なんちて、わたしだってあきらとしゃべっていられるなら嬉しいのです。
電話し放題になって、声だけはたっぷり得られるようになったけれど、自由に逢いに行けない距離はまだまだつらいのでした。


うーん なんか話が逸れたけど。
とりあえず、あきらもブログをつくったらしいですよ。うん、それだけです。

「さん」

こんばんは、圭です。

突然ですが、訊いてみます。
こいびとのいる方、相手のことをなんと呼んでいますか。

「下の名前で呼び捨て」が多いのかしら。
人前ではとても口にできない特別なあだ名? ハニー? こばとちゃん?

「わんわんものがたり」でトランプがレディをそう呼んでいたっけね。
忘れられない幼児期の思い出です。



つきあい始めたころの我々カップル、おそるおそるぎこちなくも名前で呼び合っていました。こ…ここここいびとって、相手のことを名前で呼んでたりするよね? それが友だちとの境目だって話を聞いたりするよね? みたいな。

友だちだった時代には名前で呼ぶことがなかったので、たいへん新鮮でした。


それがっ!


最近ですね、あきらがですね、わたくしを「さん」づけで呼び始めたんですよ。
そしてですね、わたくしはですね、これにどっきゅんきゅんなんですよ。



「圭さん、圭さん、お腹すいたー」

「圭さーん。好きー好きー」

「圭さんに添い寝してほしーい」



いやんもう、どうしたの、ふだんあれだけしっかり者さんやってるひとが!


あきらは、父親属性なの。
わたしがドジを踏むたんびに慈愛と憐れみに満ちた目を向けてくれるひとなの。

なのにね、「さん」づけをするようになってから、へらへら甘えかかってくる回数が鰻のぼりなのね。


添い寝してほしいだ?
っしゃあ任せろ、今すぐふとんごと東京にワープして来い。
もうかいぐりかいぐりしまくって愛づるから。


極めつけは。



「好いとうよ、圭さん」



よ、よろめき…。

よかった。わたし生きててよかった。感動したわ。
ついでにあきらが実は博多の人間ではないこととか、そんなんどうでもよろしいのです。キザな割に照れ屋で、男まえで武骨な我が彼女がそんなかわゆいこと言ってていいのかしら。
 
やってみてやってみて、大好きな彼女に「好いとうよ」て言ってみて。
きっと、K.O.だから。

マジョリティ中毒

こんばんは、圭です。

土曜日の昂奮がまださめないの。テンション高いの。フェスティバル会場でもらったリーフレットだのちらしだの読みまくってるの。

イベントに足を運んで、なんだかわたくし進化したようです。大胆になったとも言うかしら。

もともと積極的に物事に関わりたい性質ではないんですがー。ひっじょうに地味に暮らしてますがー。むしろ引きこもり上等!ですがー。

ビアンとして生きてるんだもの、それゆえのおたのしみを満喫しちゃおうよヘイヘイ!
ってノリが突如として発生。


新宿2丁目? まだ行ったことはないけれど、そのうちぜひ!
レズヒアン&ゲイの映画祭? 行きたい行きたい!
アジアンクィア映画祭? なんかすてき!

あ。誤解のないように書いておきますね。
「ビアンゆえのお楽しみ」なーんて言ってますが、性的マイノリティしか楽しめないことがらだとは思っていませんよー。主催者の意向ともずれてしまうので、念のため。

ただわたしは、土曜日に味わった「この場にはふだん少数派と言われているひとたちがたくさんいると思われる」感覚にもう一回酔ってみたいだけ。中毒よ、中毒。
だっておもしろかったんだもーん。新鮮で。
さあっ 引きこもりが脱皮だよ!


さて、あきらとはどのくらい予定が合わせられるかしら。


ま、脱皮なんて偉そうに言ってもね、あきらがいっしょにいてくれるからビアンライフが楽しいわけで。勇気や行動力も湧くわけで。
あきらが忙しくなったら引きこもりアゲインですよ。「家はわたしのゆりかご」ですよ。


できれば向こう1年、卒論の影におびえる日々が来るまえに、いろいろと遊んでおけたらいい。な。

東京プライドフェスティバル

こんばんは というよりおはようございます、圭です。

更新が遅くなってしまったわ。あらやだわ。
23日、予告どおり東京プライドフェスティバルにあきらとふたりで行ってきました。セクマイとしてイベントごとに参加したのは初めてだったのでどっきどき。めっちゃ初心者です。
規模は3500人ですって。多いのか少なめなのか、わたしにはわかりません。でもね、初めてってね、緊張するんですよ。規模は関係ないんですよ。


そんな初心者の最初の感想は。

うおおおお 「女の子」少ない!

ゲイ男性の次に多いのはFtM? 彼らは戸籍上まあ女だけど…うーん、やっぱり全体的に男性が多いかな? まあいいか。

にしても。
なんだろなんだろ。なんなんだこの適当感! 解放感! 爽快! なんか快適だぞやふー!!

派手にどぎつくセクマイアピールをするのもひとつの手段ではありますが、ゆるーく穏やかに、でも確かに存在を主張しているようなフェスティバルに好感をもちました。行ってよかった。


いちばん不思議でおもしろかったのはですね。

おう、ここではマジョリティの一員だぜ自分☆ という感覚を味わったこと。


あきらとふたり、女同士でにこにこ歩きまわっていたんですよ。目輝かして、初心者丸出しでうろついてたんですよ。

「カップルさんですか?」

なんてね。訊かれたりなんかしてね。
あ、わかる? わかりますよね。ええもちろんカップルです うっふふふ。こちらは笑顔全開です。
わたしすごく気味悪い人間になっていた自信があるよ。でれでれ。


レインボーなグッズや書籍、オトナなもろもろが売ってたり。LGBT当事者家族の会の方から励ましてもらったり。
ビアンふたりをふくむ女3人のぶっちゃけトークショーがあったり。NHK「ハートをつなごう」のカタまじめな公開収録があったり。

セクマイまみれな1日を過ごして、お腹いっぱいでした。


同性愛者であることを、こういうかたちでエンジョイできる時代に生まれたのだから。
そして、これはその道をひらいてくれた先輩LGBTのお蔭なのだから。
わたしにも、わたしたちにも、できることがあったらやろうね。

あきらと、そんな話をしながら帰宅です。
来年はパレードになるんだとか。ぜひ行きたいものです。

嫌いなくだもの

こんばんは、圭です。

今週末、東京プライドフェスに行ったあとは都内でゆっくりしてから地元に帰りなさい。
そういうわけで、土曜日の夜にあきらを泊めます。

それで。1年記念の祝いも兼ねて、ケーキを作ろうかな。なーんて思ってるんですよ。炊飯器でできるヨーグルトケーキね。

いちど試作しました。うーん甘みが足りないなー。よし、くだものをのっけよう。オレンジ? 缶づめのもも? いちごでもいいかな? ってんで、あきらさんに電話をかけました。


圭「苦手なくだものってある?」

あ「あー柑橘系」


ななななんだとお? でもみかん食べてるじゃない。あんみつ食べてるじゃない。


圭「剥くのがめんどい?」

あ「うん!」


薄皮まで剥いてもらえるなら食べるそうです。それって苦手なくだものって言うのか?


あ「缶づめのみかん好きだよ」


そうね、皮まで塩酸で溶かしてあるからね。水酸化ナトリウムで中和して中性にして、食えるようにしてるって話だからね。ほんとかよ。


あ「温州みかんだって食べるよ。すじが取ってあれば」

圭「ああわかってるよ。わたしが剥いてやるよ」


ひとすじ残さず取ってやろうじゃないの。取りすぎると指の温度で生ぬるくなるけどね。それでもいいって言うんならね。


あ「わーい! おかーさーん!」


わたしあきらさんの「嫁」でいたいんだけど。だめかしら。

大木

こんばんは、圭です。
学生ってつくづく大変だわ。課題その他であっぷあっぷ。いま特にちょーっとキてるのね。危ない時期なのね。

溺れる者はあきらをつかみます。

「溺れる者がつかんだものは絶対に藁だ」…むかし読んだ唯川恵の本にそんな名言がありましたけど。でもね。でもね。

あきらは藁じゃないぜ! 大木だぜ! それも、かならず浮いてくれるやつ。


電話越しに「よしよし」と慰めてくれて、「ぎうーっと抱きしめたい」としみじみ言ってくれるあきらさん。


おお…
「よしよし」「ぎうー」 → 「よしぎう」 → 「吉牛!」


どうしよう! 牛丼食べたい食べたい食べたーい!


めげて食欲がなくなってても、これ聞くと一瞬でごはん食べる気になるの。わたしもともと大食らいだし。
さ、今日もしっかり夕飯作ろうか。コンビニ弁当には頼らないぞ、おー!
ほんとに頼りになります、あきらさん。

反ホモフォビア

こんばんは、圭です。

あきらとのおつきあい記念日、5月17日は。

世界反ホモフォビアデーなんですって。あら知らなかった。
「同性愛はビョーキじゃないよ」ってWHOが公に認めたのが20年くらい前の5月17日だったからだそうです。

まあまあ。そんなあったり前のこと、認められたのはこんなに最近だったんですね。わたしもあきらも生まれてますがな。

そんな記念日だったと知ったのは今日のことで、2日逃したのがなんだかとても悔しいです。
まあね、知っていたとしてもデモに繰り出すとかなんとかはしなかったと思うけれど。それでも酒の1杯くらい飲んだかもしれないじゃない。口実っつーか機会っつーか、乾杯のチャンスを逃した敗北感っていうの? そんなもんがふつふつ湧いております。

うっしゃ、来年はおつきあい2周年記念と反ホモフォビアに乾杯しよう。


っととと。来年の話よりもっと近い話をひとつ。
23日の東京プライドフェスティバルにあきらとふたりで行ってみようと思っています。たのしみー。

ゲイ過敏症

こんばんは、圭です。
さわやかな五月です。

旅行に出た知人から、旅先のメールが届きましたよ。


「オンドリの夫婦が仲良くやっているのを見ました」


え。

オンドリ。
オンドリ?
なんだとおおお! そうか、そうかそうか、鶏にもゲイカップルがいたのか。んで、やつらは差別されたりするんだろうか。トリ社会にも、こうなんつうかそんな意識みたいなもんがあったりするんだろうか!

だって見てよ、これ。オンドリの夫婦って書いてあ…


「オシドリの夫婦が仲良くやっているのを見ました」


なーんだよ。
仲睦まじき鴛鴦の契りってやつですか。つまらん。よく考えれば「夫婦」て書いてあるし。

例の生活読本を買ってから、あたまのなかがますますゲイゲイしくなったわたし。ゲイダーの過剰反応ぶりもエスカレートです。
手をつないで下校していく女子中学生たちとかさー、もう見てるだけでどきどき。ふっふふふ。
変なおとなでごめんなさいねー、中坊。ふっふふふ。


あれ。
でも。
小学生ならともかく、中学生の女の子同士って手つないで下校しますか…ね…?

やっぱりほんものだった…かな…? とか妄想しちゃったりなんかしちゃったりなんかしちゃったりして。あは。

1年経ちました

こんばんは、圭です。

酒の勢いであきらさんとつきあうようになって、今日で1年。生まれて初めてこいびとができてから1年。感慨ふかーい。

昨日の夜はぐだぐだ電話をしていまして。「明日は1年記念日だね」なんて話していまして。

そしたら突然、記念日 5/17 0:00 に彼女の携帯電話に着信記録を残したくなったんですねー。なんという記念日好き。
でも思い立ったらやるしかないでしょう。0時まではまだ1時間ほどあります。


圭「いったん電話を切って、ひと眠りして、そんで0時に電話をかけるよ!」

あ「ああ。うん。待ってるよ」


圭「目覚まし時計セットしたから。それじゃおやすみ」

あ「んじゃあ、きみが寝るまで読み聞かせをしてあげよう」


まあっ おとうさんがいる。おとうさんがいるよー。おとうさーん!
わたしがあきらの声好きだと知った上でこういうことしやがります。大好き。

電話を耳にあてたまま、あきらの朗読する『星の/おうじ/さま』を聞きつつうとうと。至福だわー。



で、お約束。
8:00 a.m. 起床。

あれー? 0時の電話はー?

寝ぶっち。
すっぽかし。


時計を見て凍りつきましたよ、ええ。ばかばか自分のばかーっ!
なんだよ思わせぶりに電話を切っておいてすっぽかすとか情けない。どうしようもない。彼女に対する誠意に欠けるんでないの? あーもー。
電話がくるだろうと思ってじっと待っていたであろう彼女を想像すると泣けるね。泣けてくるね。

しかも。

あ…あきらからメールが届いてる。受信時刻、0:20。

おそるおそる開きます。
お。おお。おおお。
有言不実行で電話しなかったわたしを責めることなく、1年ぶんの想いをこめてつづってくれていました。きゅん…

 
ああ
わたしビアンで良かったわー あきらのこいびとになれてよかったわー


まだまだ人生長いので、この関係をじっくりあたためて生きていこうと思います。

電話の埋め合わせは来年しよう…。

同性カップルのバイブル

こんばんは、圭です。

最近いそがしくって。夜にブログを更新する余裕がないのね。帰宅したらふとん直行です。眠い眠い。

それでもこれだけは書かねば気がすまんぞ。


わたくし、こんな買い物をしました。

『プロブレムQ&A 同性パートナー生活読本 同居・税金・保険から介護・死別・相続まで』

どこで見たんだか覚えていないのだけど、まえまえから読みたいと思っていた1冊。
だってもう、タイトルが気になるじゃないですか。
同性パートナー…いい響き。リアルに生活感ありそう。
オンライン密林ショップでついに購入しました! 


でね。これね。
わたし緑風出版のまわしもんじゃないけど、おすすめ。
もちろん法的な話が出てくるんで、アレルギー反応が出る向きもあるかとはおもうんですが。いやいや、そういう方でもだいじょうぶ。
パッパラパーのわたしにも内容がよくわかりましたから。読みやすいのです。


おおっ 日本の法はそんなことを規定していたのか! とかね。
言われてみれば、そういう保障がないと困るかもなー とかね。

さりげなく守られてはいるんでしょうけど、ふだん法律なんて意識しないもんね。

発見あり。学習あり。


そんでさ、読んでさ、おもったんだけどさ。
同性カップルゆえの制限っていうか、法的な障害って、そんなに多くないんですね!
別にこれっぽっちも悲嘆にくれたりしていないけれど、そりゃあまあ、おもってたのよ。世のなか同性カップルだと暮らしにくいようにできてるって。
でも別に、法律は同性愛差別に基づくものじゃないのね。ただその存在自体に目を向けたつくりになってないってだけなのね。

わーすてき。

次回デートでは、これをあきらといっしょに読むつもり。楽しみだ。仲良く啓蒙されようっと。



わたしの考え方が「楽観にすぎる」と気に食わない方もいらっしゃるとはおもうんですが、とりあえず同性同士で生活を営もう(カポーではないルームシェアはこの限りにあらず)と考えている方は、お読みになると良いことがあるんじゃないでしょうか。



『プロブレムQ&A 同性パートナー生活読本 同居・税金・保険から介護・死別・相続まで』 永易至文 著 緑風出版 2009年

心くばりの天才現る

こんばんは、圭です。

あの、わたしですね、もう自分らの恋を「遠距離恋愛」と呼ぶのやめました。

だって逢いすぎだもの。逢えすぎだもの。
この土日だってあきらさんと遊んだもの。酒を飲んで騒いだもの。

というわけで、今度から「中キョリバカップル」という路線でいこうと思います。
中距離 + リバ + バカ + カップル です。
はい、今日も元気にあきらラブ全開。


さてさて土曜日。
学校が終わってから帰省して、あきらさんと夕飯を食いに行きました。
遅れてやってきたあきらさんの服装に。

どきどきが止まらねえ!

セクシーすぎるあきらさん。胸とか脚とか出す必要はないんですあきらさん。
ボーイッシュのなんという色気。
視線が定まらんぞ、いかんぞ、落ちつけわたし。
ご、ごまかさねば…

「ウ…ウエイトレスのおねいさんかわいいね!」

ほんとはあきらさんかっこいいね! と叫びたいところだわ。でも叫んだらドン引きされちゃうわ。


ごはんを食べたあとは、あきらのお家にお泊まりです。酒飲むぜ イエーア。


ところで、わたし辛党なんです。そんで、好物は豚肉なんです。
あきらはねー、つまみにねー、
豚キムチを作りやがったあああ

わたし、あきらの作るぶりの照り焼きが食べたいなーと言ったことがありました。
照り焼きもできてたああああ

わたしのいちばん好きなカクテルはジントニックです。
トニックウォーターとライム買って待ってやがったあああああ

カクテルって制限をつけなければ、ビールがいちばん好きよ。
キリンビール冷えてるキタコレええええええ

でもロックで飲む梅酒が最近のマイブームだったりします。
ロックグラスそろえて梅酒きたぁぁぁああああ


ちょっと、ちょっとできすぎだよあきらさんよ。


「彼女に対して、当然のことしてるだけよ」


なにその冷静な笑顔。
当然ですって? とんでもないよ。こんなのもったいないよ。
喜ばせようとしてくれるのは嬉しいし、すなおに顔がでれでれなんですが。

あ あ あ
ありがたすぎる……

もう、ほんと、あんたねえ。そんなことしてくれなくても、わたしゃ幸せだよ?


「自分がしたくてしてるんだから、いいの」


なにその天使のような笑顔。
幸せがパンクするじゃないの。ついでに腹も食いすぎでパンクしそうだわ。


わたしの好きなものを覚えていてくれて、わたしが喜ぶのが嬉しいとか言ってくれちまうあきらさん。
そんなきみに見合うように、わたしは自分を磨かねばならんようです。

ま、週末に泊めていただいたひとさまの家でこいびとをパクパクするずうずうしさは捨てないけどねー。


ごちそうさまでした!

まさか けんか なのか

こんばんは、圭です。
万年五月病ぎみです。GW終わったな。あーやだやだ。やだやだやだよーう。
これ、最近の口ぐせ。やだやだやだよーう。
いやなことがますますいやになっていくでしょ。ふはは。


さて。

連休の最後は、いろいろと考えさせられる2日間でした。

どうだ見よ我らがラブラブっぷり! でれでれでれ…と絶好調バカップルでやってきたあきらさんとわたくし。
つきあい始めてからほぼ1年、およそ仲違いとは無縁でよろしくやってきました。
そりゃあもう、こんなにうまくいってるカップルなんてよそにはいないんでないかい? うぬぼれてました。

わたしはあきらに対して不満なし。あきらもわたしを好きでいてくれて。意見の違いがないわけではないけれども、些細なもん。
 
せいぜい
あきら … ホイップクリーム吸えます。甘いのー! うまーっ!
圭 …  吸うなよこえーよ。きもちわるくなる。
あきら …  ●-Grayman読んでるよー
圭 … ●-Grayman読む気しないよー
あきら …  香辛料やだー。薬味きらい。
圭 … ねぎ・生姜・とうがらし・わさび上等。辛党大好物いえーい。

うん、こんなもん。


それが、だ。深夜の電話でこれだ。

あ「圭が別れたいなら、受け入れる覚悟はできてる」

おおっとー、いきなり大マジ別れの危機。おいおい、極端だなおまえら。

細かいことは省きますが、とにかく大げんか。
 
あきらの声に生気なし。我を張って譲りません。
こっちはこっちで、泣きまくりつつ険悪なかまえを崩しません。

別れたい なんて、これっぽっちも思っていないのに、そんなふたりが話しているとですね、事はどうもこじれていくんですね。
やばいやばい。ああなにこの流れ。違うってば、別れたくなんかないっつーの!! ええい埒があかん!と思ったかどうかは定かではないですが。

ぷつっと電話を切ったあきらさん、電車に飛び乗って東京にやって来ました。
すばらしい行動力ですあきらさん。かっこいいぜあきらさん。

そんでもってじっくりと話し合い。
壊れかけた関係をみごとに修復してみせたあきらは、翌日の夜にがたごとと帰っていきました。


放心。



このとおりあきらラブの激しいわたしは、ひとまず別れずに済んだことにほっとしてます。
そらね、きもちは婦妻だからね。
たった1回けんかしたからって、あっさりと別れられる関係じゃあないの。

それでも、あほなりに学んだのです。
仲良しバカップルにだって、「危機的状況」はおとずれ得るんだと。
別れたくないはずなのに、どうも溝が深まっていくことは起こり得るんだと。


そんなときは、どうするか。
対処法はひとによって違うでしょう。
我々の場合は、まず冷静に冷徹におたがいの利益を見極めたものと思います。
それがわかるまでは、ぶっちゃけ腹の探り合い。

わたしにとっての利益は、あきらと別れないこと。
あきらにとっての利益は、わたしと別れないこと。でした。ありがたいことに。

どうもおたがいに同じことを望んでいるようだ…と判断したから、あとは共通の目的のために言うべきこととすべきことを選べば仲なおり成立。ステージクリア。それでいいのだ。

溝に簡易な橋を渡しただけ。
すきまをうめることは、あとからじっくり取り組めばいいこと。それでいいのだ。


あ、でもブログの放置はこのせいではなかったりする。
ほら、あれだよ。自由になる時間をことごとくついやしてWILLC●Mで電話しているからだよ。

時間を見つけてちょこちょこ更新していこうとは思いますが、コム持ちの自分に慣れるまではブランクが長いやも。

今後も地味によろしくお願いします。

続きを読む "まさか けんか なのか" »

ウェルカムウィルコム

こんばんは、圭です。

いやあ、やってしまったぜ。

手にすんなりおさまるリモコンのようなフォルム。つややかなりしブラウンの。
これさえあれば、いつでもどこでもあきらの声が聞ける…しかも通話料の心配無用!
24時間電話しまくって2900円、メールも無料!

ああそうさ。買ったのさ。契約したのさ。



WILLC●Mさん いらっしゃ~い!!



遠距離恋愛のつよーい味方を得て、あきらについやす時間が飛躍的にのびる予感もりもり。
さあ、毎日しゃべるぞー。


あ、それだけです。ふふふー

夢一夜

 こんな夢をみた。
 腕組をして枕もとに坐っている…人間はいなかったが、うつ伏せに寝た女が、静かな声でもう産みますという。


その女はわたしだよ ひええええ。



どうもこんばんは、出産する夢をみました圭です。

ひどい。わたしひどい。
男と関係をもったのか!? でなきゃ子どもが産めるわけないもんね、聖母じゃないんだから。
ありえないわ、あきらさんを裏切ったのね!
夢の中のわたしは大混乱です。

で、産みおとしたのは。

巨大な 新型立体構造三次元マスク@顔の形にぴったりフィット。
安産でした。


なんでこんな夢みちゃってんのかしら。
気にしたことあるっけ、子どものこと。ほら、ビアンカップルはふたりだけでは子どもつくれないわけで。
「ふたりとも畑で種がない」なんて名言もあるし。

気になってんのかなー。


と、いちおう自問しておいて自答。


いや、気にしてないわ。

自分が女で、一生のこいびとだと思っているあきらさんも女だから、わたしは産みの苦しみというやつを体感することなく死んでいく予定なんですが。
そもそもそれ以前に、わたし子どもというイキモノが苦手なんですねー。

育児? あのイキモノを育成ですって? 冗談。
世のおかあさんたちって、ほんとすごいと思います。尊敬します、まじで。

でもー わたしはー すごい人間ではありませーん。
しかもレズビアーン。

国には悪いけど、脱少子化にはいっさい協力しませんよん。



いっぽう、あきらさんは子ども好きです。子どものほうからも好かれます。
将来を考えたとき、漠然と「いつの日かおよめさんになるー 子も産むー」と思っていたようで。

それでもわたしと生きようと決めてくれたあきらに、わたしは義務を負っていると思うのね。
母親になる権利を奪ったぶんの幸せをあたえてみせよう! と決意してるのね。

母親になること = 女の幸せ だなんて思っちゃいないのよ。
産んで初めて女は一人前 だなんて古い思想だなと思うのよ。
でもね、こいびとが子ども好きだと、ちょっと立ち止まってこーんな決心固めたりしたくなるんだな、これがな。


あ、あほな夢語りのつもりがこんなまじめ話に…。
かたぶつで失礼。

かさむ通話料対策

こんばんは、圭です。

きのうはさんざっぱらアナログ90年代をいつくみましたー
今日はてのひら返してデジタルの恩恵にしっぽを振ってます。ふははー。

だって。
あきらが。
WILLC●Mを入手するって言うんだもの。



話は。
1週間前にさかのぼる。


4/25(土) 深夜2:31
あきらから電話。
いろいろごたごたして精神的にぐったりしていたわたしを、心配してくれたのでした。
あきらさん、気くばりの天才。
彼女の声を聞くや、うえっうぐっ うええーん とおっ始めたわたくし。
3時間泣きました。ほんっと恥ずかしいおとな…。


圭「鼻かんでいい?」

あ「色気ねーな」

圭「(びーっびーっ) …外、明るくなってきたね」

あ「ほんとにねえ」

圭「電話、あきらからだったけど…。通話料だいじょうぶ?」

あ「……イエデンカラ、ダカラ、ダイジョウブダヨ」


あああ なんという棒読み。
だいじょうぶなわけがなかったっす。固定電話からとは言え、かけてきた先はわたしの携帯電話なんだから。携帯電話にかけると、けっこう通話料とられますよね。
4月の総通話時間は、履歴に残っている限りで19時間26分。

他社の携帯電話間って、通話1分いくらくらいでしたっけー?
見ざる聞かざる。
遠距離だと、ほんっとに電話代かさむよなあ。なんとかしたいこの事態。

もちろんWILLC●Mのことは知っていたのですが、学生の分際でけーたい2台所持…ということにおたがい抵抗がありました。
それに、いくら通話が無料でも、本体代と基本料は毎月払っていくわけで。
だったら、携帯電話1台で我慢して、電話は控えて…ってやってきたんだけども。

ほころんできたね、この予定。

やっぱりWILLC●Mがあればいいのにね。そんなことを話してから電話を切りました。



翌日。
あきらからのメール。

「5月2日にショップに行くことになりました。早くね?」


はえーよ。


いや…携帯電話2台併用…自分で稼いでいるわけでもないのに…
でも…実は突発的に3時間も泣きじゃくって消えていく通話料よりも、安く上げられるかもしれない!
気づいてしまったら、もう行動あるのみ。
そしてあきらさんの長所は行動がものっそい早いことです。

わたしも早よ契約に行かなければ。
わくわくです。
以前のエントリーで「ばか」呼ばわりしてごめんねWILLC●M、愛すべきWILLC●M。


情報社会ばんざい!

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