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あきらとつきあうまで≪2≫

≪1≫の続きです。


もう卒業してしまった部活の先輩に片想いしっぱなしのわたくし圭。
クラスメイトの女の子に恋する男前なあきら。
 
あきらとわたし、実は部活が同じでした。
練習は週に4回。だから、放課後はいっしょにいることが多かったのです。
 
でも、このころのわたしら、特に親しかったわけではありませんでした。

部活は部活。
仲良しはまた別。
 
高校2年の夏が過ぎていくころ、わたしにとってのあきらは
「顔見知りのクラスメイト&部活仲間」 → 「友だち」 にランクアップ。

ランクアップと言ってもその程度だったのよ、ほんと。
あきらにいたっては、当時わたしのこと嫌いだったらしいからね。あらショック。


その後、時の流れにしたがってもうすこし仲良くなりはしたものの、距離感は変わらず。つかず離れず。部活だけは熱く。



それが。
高校2年生の秋に。
ちょっとした事件が起こりまして、我々の距離は縮まりました。

事件。
あきらが打ち明けてきたのです、「いまあたしは女の子が好きなのだ」と。

へっへーん、ばればれだったよ。
なんとなくおもっていたのよ、あきらのやつ、あの子のことが好きなんだろうなって。

まあ、そんなことは言わずにですね。
あきらさん、たいへん真剣な顔してましたからね。

「わたしも女のひとが好きだよ。もう卒業しちまった、あの先輩だよ」
とカムアウト。
実にスムーズ。

あきらとわたしとの距離がさらにぐっと縮まったのは、彼女がだれを好きなのか、じぶんの口で教えてくれてからだったとおもいます。
まあわたしは教えてもらわなくても知ってましたけどもー。
だってあきらさん、その子といると目がハートマーク…ぷぷっ


かくしてレズ仲間をゲットしたわけですが。
気兼ねなく恋バナなんかもしてたんですが。
我々ふたり、決していちばんの仲良しではなかったんですよ。
はたから見たら「親友」って感じだったらしいけれどね。じぶんたちはそうおもっちゃいなかったんだね。
 


「親友? 違うよな。ダチ公って感じ」

「きさまと俺とは~の仲だよ」

 

なーんてよく言ってたもんです。なつかしい。
こういうのなんて言うんだっけ? 同志?


今からでも告白する気はないのか、そっか大変だな。    あきら → 圭
おまえは見込みありそうなんだから、がんばれよ。      圭 → あきら



と、そんな関係でい続けまして、高校を卒業。


あきらは地元の看護専門学校に、わたしは東京に進学しました。
あきらは自宅にとどまり、わたしは都会でひとり暮らし。
帰省するたび、あきらと酒を飲みながらおたがいの不毛な恋の話をするのが、わたしの楽しみのひとつになりました。


ずっと会ってないのにまだ先輩が好きか、おいおい。 あきら → 圭
おまえはあの子にフラれたのか、残念だ。まあ飲め。 圭 → あきら



ビールを酌み交わしまくって1年余り。


2008年5月17日。

ちょいと帰省したわたくし、いつもどおりあきらと飲んでいました。
さしむかいで。
話題は毎度おなじみ実らぬ恋のことで。


そしてねー、こればっかりはどうしても流れが思い出せないんだけどねー。

飲みまくっているうちに、じわりじわりと怪しい雲がたれ込めてきたんですね。


あれえ? もしかしてじぶんこいつのことが好きなんじゃ…という雲が。


だれが予想したか、この急展開。
しかも、わたしがそうおもい始めた同じころに、あきらもそう考え始めていたという。


また続きます

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