ウエディングドレスを着てみた

最近フォトウエディングを決行した友人カップルが、「彼女がドレスを着てみたいとおもっていたとは知らなかった、早く言ってよ!」なんて話をしていて。

ぐぐっと、のどが詰まりました。

わたしは、彼女が結婚式を挙げたいと知っていた。
知ったうえで、じぶんが写真にがてだから、羞かしいから、却下してきたのよね。

話し合いを重ね、方針を転換して
レズウエディング、やりましょうと、決めてから。
またしばらく時は流れて、先週、ついに婚礼衣裳を試着しました。

衣裳合わせの彼女の様子を見ていたら、やろうって言ってよかったなあと、つくづくおもったよ。

うれしそうだった。

かわいかった。


スタイリストの方が「ごじぶんで選びますか、ご提案いたしますか」
とうれしい二択を示してくれたので、おことばに甘えて選んでいただきつつ、お互いの希望に沿って微調整。
 
試着1回では決まらずに、何度も何軒もドレスショップに通うひとは少なくないと聞きますが、我々は無事に決まりました。
衣裳室にいたのは、ふたりぶんで4時間くらいかな。



「夢のようだったね」

と、あきらさん。

さっきのは、試着だからね。
この夢には、本番があるのですよ。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

せっかくなので、結婚式の記録をカテゴリとして独立させました。

ふたり合わせて60歳

今朝、起きたら、いつも家を出る時刻を5分過ぎていました。
ふとんから転がり出て、そのままの勢いで被服を体に巻きつけ、出勤。

化粧? 朝食? そんなものは、目覚まし時計に頼ることすらなくして適切な時刻に起床し、優雅に朝を過ごすエリートの所業である。

バナナとヨーグルト程度のかそけき朝めしで良いから腹に入れたかった、弁当も作りたかった、とおもいながら、昼休みにやっとかじるコンビニのカレーパン。


そうして冴えない半日を過ごしたわけだが、夜はそうもいきません。
彼女に誕生日プレゼントを買い、お祝いにおすしを食べるのです!

転職して製パンを始めた彼女のため、参考書籍を買おうと決めていたので、早めに退社して本屋へ。
買って出たら、うそでしょー、雨が降ってるんですけどー。
こんなときに紙製の贈り物を買うなど、不覚。

霧雨に濡れて帰宅すると、彼女がバスタオルで包んでくれました。



「お風呂沸かしてあるよ。あったまってきたら」



いや、今から風呂に入っていたら、すし屋の予約に遅れてしまうから。



結局、ああ結局。
なんとなく冴えないのは、毎度のことだね。
わたし、かっこつけようとして、かっこついたこと、一度もないもんね。
 
でも、彼女とかこんだ特上ちらしはおいしかった…などとブログにつづっていたら、今、となりで彼女がつぶやきました。



「なんだか、すてきな誕生日だなあ」



寛容なのは、あなたの受容体か。軸索の仕様か。
いらっしゃいませ、30代。

どうあがいてもすてきな日常、築いていこうじゃありませんか。

 
にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

逃げ帰る家

やっぱりねえ、人員が減らされるというのは、想像した以上に負担増。
この4月から、いままで8人でやっていた仕事を5人でやることになったとブログでもぼやいたところですが、去年に比べ、どうも残業が長くなっている気がします。

週末は、たまったことを片づける時間。
レシートの整理と精算、あきらさんのおかあさんの遺品や書類もろもろ、昼寝で今週ぶんの寝貯めもしておいて、『ダンジョン飯』の新刊を買って、洗濯…は雨だから諦めよう、ああ、それから。
ホワイトデーから1ヶ月、遅くなってしまったけれど、彼女にチョコレートケーキを焼き。
4月はあきらさんの誕生月、お祝いはどうしようか。

こんなふうに。

こなすように。

todoリストの消化として、日々を過ごしたくは、ないのにね。



夜の8時も近くなったころ、あきらさんが言いました。
 
「9時閉店の食料品店に、行ってみようよ。お惣菜が、安くなっているかもよ」



手をつないで、徒歩。
「金星が出ているね」と言われて見上げて、ああ、明日は晴れたらいいな。

お惣菜はばっちり安く、見て、メンチカツが30%引き!

しかしあきらさんは言います、「メンチカツは縁起がわるいからやめよう」と。

始まったばかりの金曜ドラマ、妻が夫の好物のメンチカツを揚げているあいだに、夫は他の女と寝ていたってやつ…あれな。木村多江はうつくしくて大好きだけどな。

鶏つくねとれんこんの揚げ物を50%引きで買い、蒸し野菜と合わせて夕飯にしました。


今週も慌ただしいけれど、わたしには逃げ帰る家がある!


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

わたしにも勝手に届いた

仕事で宇都宮市の公民館に行ったら、入口の脇に、あれっ!?


Ac


文字どおり、入ってすぐ。

ゲイカップルのお食事と日常記、我らが『きのう何食べた?』と、
甘すぎない学生百合、『青い花』が書架にならんでいました。

本屋のように、書架を任された担当がいるのか。

館内のディスプレイ全般に、指針のようなものがあるのか。

はたまた宇都宮の市民憲章のようなものに、「えるじーびーてぃー」対応が明記されたのか。


規模や影響力の大小はわからないけれど、この棚は、だれかの想いの表象。

届け、届け。
この棚を考案したひとには、
この棚を見てほしかった相手が、きっといるのでしょうから。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

嘘はつかない海千山千

こんばんは、圭です。

我が彼女あきらさんのおとうさんと、あきらさんと、3人で夕飯を食べに出ました。
おとうさんは顔が広いので、出先で、あ、お知り合い。

その方は、おとうさんにあいさつしつつ、あきらさんとわたしをちら見。
あきらさんのことを知らないのかな。ご近所さんとか、そういうお知り合いではないのだな。
と、おとうさんは片手であきらさんを示し、紹介しました。



「娘」



会釈するあきらさん。
驚くべきはここからで、おとうさんは、その手をそのまま、わたしのほうにスライドさせたのです。

つまり?
わたしも、「娘」?
 
相手の男性は当然のように勘違いし、「お嬢さんふたりなんですね!」と笑顔を向けました。
おとうさんは、しれっと「こっちが上。こっちが下」と応じています。



こ。

こ。

このおやじ、やるう!

嘘は、ついていないんですもの。
あきらさんとわたくしは同級生ですけれども、誕生日の前後はあるわけで、なるほどねえ、こっちが上、こっちが下ねえ。
「長女」「次女」と言ってしまったら嘘になるところをねえ。

嘘をつくべきでないとはおもわないけれど、「彼氏いるの?」と訊かれたレズが、「え、こいびと? いるよ」と答えるかのような妙技。

言いまわしにも感嘆したし、おとうさんがわたしをあきらさんのパートナーだとどっしり理解していること、知ってはいたけれど、改めて感動した。


つきあう前から「顔が似ている」と言われつづけた我々カップル。
姉妹じゃないのよ我らは HAHAN
レズだと言ってるじゃないの HOHO

と歌って、やさぐれた時期もあった、しかし、こんなところで、おとうさんの茶目っ気に信憑性を添えることになろうとは。

結婚式に際しては、ふたりの区別がきちんとつく衣裳にしよう。
もうすぐ衣裳合わせです。どきどき。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

春を取り戻す

こんばんは、圭です。

愛兎のべえやんが斜頸になって2週間強。
内耳に障害が出て、首が傾いてしまう状態ね。

原因不明のことも多く、治らないことも覚悟していたけれど、我が家の場合は幸い、抗生剤が効果をあげました。
首の傾きはほぼなくなり、自力で餌も水も摂れるように。

よ、よかった。
要介護認定、取り消し!

とは言っても、着実に老いているべえやん。
足にかかる負荷がしんどいのか、介護期間中の甘やかされぐあいに味をしめたのか、やたらと抱っこをねだります。
ちくしょう、かわいいぞ。かわいいぞ。


タンドリーチキン?
Bee1


膝のうえに毛布とバスタオルを広げ、うさぎを包みます。

が。

わたしが抱くと、べえやんは不満げ。
ごそごそ身動きが止まりません。
座りの良い体勢が見つからないのかな。


我が彼女あきらさんにバトンタッチすると、べえやんはぴたりとおとなしくなります。
なにゆえかとおもったら、今日、原因がわかりましてね。

おまえさん、彼女のIカップ巨乳にもたれているな?
痛む足に負担をかけないよう、よっかかるクッションとして、わたしの胸は不足であると。そういうことであるな?


顔はこっち
Bee2


あきらさんは、おいしい夕飯でわたくしをフォローしてくださいました。
とうふが食べたいと言っていたら、これだもの。


「本日のめにう」表に頬がゆるむ
45


ふたりと1匹、家族みんな穏やかに。
春はにがてな季節だけれど、今年の春が人生でいちばん好きです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

定期報告2018

はじめての方はこちらからどうぞ → あきらとつきあうまで≪1≫


こんばんは、圭です。
 
記憶力のピークは10代と言いますが、30代に足を突っ込んで、ますます実感しています。
記憶、消え去るの、早い!
 
「伊勢に行ったのって、何年前だったっけ?」
 
「めがねを買い替えたのは、就職前だったよね?」
 
「最後にいっしょに映画を観てから、どれくらい経った?」
 
ふっと疑問が湧いたとき、ちょっと待ってね、とブログをひらく。
4月1日恒例の振り返り記事、今後も続けようっと。
 
 
…☆…★…☆…★…☆…★…☆…
 
2017年4月
 
漢検勉強漬けの日々。1級はまだ合格していません。
 
○あきらさんの誕生日に、iPadをプレゼント。
 
○圭、基礎体温をつけ始める。

 
6月

○彼女からプレゼント、勉強用の電気スタンド新調


7月
 
○あきらさん、事務職の任期切れで転職
 療養しつつ、ぼちぼち生きます。


8月

仙台日帰り旅行。牛タン、うまし。


9月

○台風をものともせず、たのしいネバやん一家を訪問


10月

○愛兎のべえやん、我が家に来て6年に
 今年は主治医が美人の先生に代わりました。


12月
 
○圭、三十路に突入。彼女から、冬の通勤の友、手袋をもらいました。
   
○クリスマスプレゼントには、裁縫に凝り始めた彼女に布をプレゼント。
 わたしはシュレッダーをもらいました!
 
○5年前に閉店したビアンバーLRが月1営業で復活。待ってました。

○車を買い替える。もちろん中古車。
 
年末大阪旅行でUSJに特攻。


2018年2月

バレンタインにはピエールマルコリーニのチョコを贈る。
 今年はホワイトデーを待たずに手作りトリュフをいただいてしまいました。


3月

あきらさんのおかあさんが亡くなる。
 
○べえやんに降りかかる斜頸、介護の日々。
 
…☆…★…☆…★…☆…★…☆…


書き並べてみると、意外といろんなことがあったんだな。
という気もちになりました。

この「年に1回の振り返り記事」には、何件か時事ネタを盛り込んだりしてきたけれど、今回は、なし。
身のまわりのできごとで、手いっぱいでございました。

新年度は、またまたもろもろ手いっぱいの予感です。
結婚式を挙げるでしょ、あきらさんがみたび転職するでしょ、わたしの職場では人数が減らされて、いままで8人でやっていた仕事を5人で…おええええ

今日はリポDを買って明日に備えているよ。
ふるえるぞハート! 燃え尽きるほどヒート!


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

永遠の輝き、一瞬のきらめき

「ホワイトデーは過ぎちゃったけど」

仕事から帰ったら、我が彼女が玄関で箱をささげ持っていました。
メリーのチョコレート! ピーターラビット柄の箱がかわいらしい。
 
Peterrabbit


中にもうさぎが。

Peterrabbit2


最近、おいしいチョコレート菓子を取り寄せて食らったので、ついでにその写真も貼ってしまおう。
山口県の「宇部の黒ダイヤ」。焼しめたチョコが濃厚な洋菓子です。
小学校の地理で習ったわ、宇部の石炭。近代化の立役者を、ダイヤモンドとになぞらえたのね。

Diamond2


ダイヤモンドは永遠の輝き。


話は戻って、彼女からの贈りものに浮かれながら居間にあがると、二段がまえでプレゼントが用意されていました。

Whiteday


花のいのちは一瞬のきらめき。
   
「圭さんは青が好きだから」と言ってくれる彼女が、我が家に春を運んできたようです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

女同士のあれこれ詰め合わせ

百合が読みたい。
「女同士」の関係を書いたものが読みたい。

という欲が、定期的に湧きあがります。

で、そういうときに便利なのが「文芸派のレズビアンにおすすめの小説」なんていうタグだったりするわけですが、偶然に、23篇もの「女同士」を詰め込んだ小説集を発見しました。

彼女とふたりで本屋をうろうろしていたら、お、表紙に女の子がふたり。
わたしが手に取るより早く、彼女がその本を差し出してきまして。



「これ、圭さん好きそう」



帯に書かれたことばは。

友達? 仲間? 憧れ? …恋?
この関係に名前はつけられない、でも、あなたじゃないとだめ。
そんな女同士の物語×23!


キンコンカンコン キンコンカンコン 合格です。

受け取った手のひらの上でひとりでにひらいたページには、

『だいじ?』

という疑問文が書かれていて、おいおい、ちょっと待て。
これは、栃木弁ではないか。もう読むしかない。

買って帰りました。読み終えました。

紹介記事を書きましょう、こちら。
王谷晶 『完璧じゃない、あたしたち』


※ネタばれはしませんが、先入観なく読みたいひとは閲覧注意!

» 続きを読む

あかるい話題ではなくても

ひとつ前の記事、愛兎の体調不良の記事。
あかるい話題ではありません。

書こうか、やめようか。
すこし迷って、書こうと決めた、それは。

我々がうさぎの異変に気づいたとき、もちろん動物病院に駆け込んだわけだけれど、飼育書もひらいたけれど、わたしは同時に、サーチエンジンを起動していたからです。

うさぎを介護し、看取った方のブログ。

獣医師による解説サイト。

心の糧に、日常の参考に、なっているからです。


ここはただのレズブログ。
うさぎの飼育ブログではないけれど、「どこかの誰かがじぶんと同じ想いをした」という情報を、いつか誰かが受け取る可能性、あるよね。

我が彼女あきらさんの母君の訃報にしても、彼女のことばがなかったら、記事にはしていなかったでしょう。

「うちの母親が出てくる、むかしの記事を読んだら、ああ、ほんとうに生きてたんだなっておもった」


子どもこそ生まないが、わたしにも、遺せるものが、あるかもしれない。


さて、あきらさんは、さっきからせっせと愛兎にきゃべつを食べさせています。



「すごい勢いで食ってる! 吸引力の変わらないただひとつのダスキン!!」









ダイソン、かな。


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

«急変する日常